鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

シオヤアブ(塩屋虻)という必殺仕事師

2022年07月07日 11時13分11秒 | 


私の行動範囲内でこの頃突然目立つようになったのがシオヤアブで、威嚇音なのかプォーンといった音をたてて飛び立つことが多い。
それも双方の尻をくっつけて反対向け交尾をしたまま飛び回ったりする。
どちらかが主導している様子はなく、軍事用の2ローターヘリコプターの感じ。
音を立てるのは羽音に違いないので、交尾した2匹はことさら大きい音を立てることになり、ちょっと何事かと驚く。
このての虻には刺されたことがないので、警戒することもせず、むしろ面白がって撮ろうと迫るが、すぐに逃げられてしまう。
白いポンポンを付けているのは雄だけなのだそうで、コイツが地面に下りたところをそっと迫り、ようやく撮れた。
調べてみると、オニヤンマ、オオスズメバチ、カマキリの三強と言われる肉食昆虫さえも、背後からすばやく抱きかかえ、必殺の太い針を急所に刺し、肉を溶かす液を注入し、溶かした肉を吸うという。
人間を刺すこともないではないそうだけれど、私のミツバチを追いかけて捕まえたシーンを昨日、目撃した。
すると私の敵ではあるけれど、今までに気づかなかったということは、それほど敵視しなくて良いのかもしれない。
それより、本日はついに私のミツバチを襲っては喰うオニヤンマが、今年初めて飛んでいるのを見た。
ミツバチなんかの小物を狙わずに、シオヤアブにはスズメバチやオニヤンマをぜひとも襲って欲しいものだ。
逆に捕まることもあるのだそうで、そうやって強敵同士でせめぎ合うこともあってのミツバチ存続か。
コメント (2)
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