鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

初めての芋の手きんぴら

2018年10月01日 02時28分28秒 | 食べ方


せっかくサツマイモを作っているのだから、芋の手を食べない手はない。
農事の師は「戦時中にさんざ食わされたから今さら食わない・・」という。
芋の手きんぴらが大好きな同級生がうちの近所にいる。
自分で毎日のように剥いて奥さんに渡し、きんぴらにしてもらっているという。
戦後生まれの食糧事情が良くなり始めた頃に我らは生まれた。
我が家でもサツマイモは作っていたけれど、芋の手を食わされた記憶がない。
蕗のきんぴらはしょっちゅう出てきたけれど、私の母にも戦時中のマイナー・イメージがあったのかもしれない。
芋の手を食べるのは、じつは初めてではない。
昨年、いつもきてくれる友人が面白がって調理してくれたのを食べた。
格別美味しいとも思わなかったけれど、この台風が去って晴れが続いたらサツマイモを掘るつもりなので、ツルを処分する前に自分できんぴらを作ってみようと思った次第。
初めては、自分が作る初めてのきんぴらであり、芋の手きんぴら。
砂糖に酒に味醂に醤油と聞いたけれど、醤油の代わりに万能の出汁つゆがあるので、その線でいく。
出来栄えは上中下でいくならば、中の下くらい。
もう少し砂糖を入れるべきだった。
せっかく唐辛子を作って採ってあったのに入れたらよかった。
下ゆでをして柔らかくしなければ、奥歯がぐらついている私にはつらい。
無理やり一度に食べ切ったけれど、もういっかい復習か復讐か、やらずにおかない。
コメント (3)
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