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バドミントン問題 なぜ被害者を追い詰めるのか  その2

2016年04月17日 00時05分56秒 | 懐疑・猜疑・疑義

アザミは生えたてから尖っている。記事との関連はありません。

誰が一番損をしてダメージを受けたか。比率の順番を考えてみた。

①田児選手。仲間の選手から借金をしてまで違法賭博に染まっていたギャンブル依存症だったのに、周りからのフォローが無く、病気としての自覚を持てなかった。NTT東日本から解雇され、借金もあるのに、今後どうなるのだろう。日本の男子バドミントンのパイオニアであり実力は今も一流なのだから、事件は事件として、バドミントンの盛んな中学高校あたりでコーチができないものかどうか。海外に行くしかないなら、これも有能人物の海外流出になる。
②JOC(日本オリンピック委員会)。まずはリオで、メダル1個が消えてしまった。なぜもっと強く指導しないでしまったのか委員全員が悔やんでいるだろう。NTT東日本の関係者とバドミントン協会の担当者の甘さを恨んでいるだろう。
③田児、桃田両選手の肉親一同様。どうしてもっと厳しく品行チェックをしなかったかと悔やむ毎日だろう。一気の逆転には同情を禁じえない。
④桃田、田児選手の出身校及び出身地の関係者一同。自慢のヒーローだったのに、隠しておきたい悪役に転落したことによる、アッチャー感は想像するだけで可哀想。
⑤世界ランク2位の桃田選手。チャラチャラキャラをお仕置きされた形。ネックレスや指輪や高級腕時計や高級自家用車を処分して、そのお金を田児選手の借金返済の足しにして、レッスン・コーチ及びヒッティング・パートナーとして彼を使うべきだ。ほとぼりが冷めて選手復活が許されるまで、テクニック向上と体力温存のために。
⑥スポーツ庁。税金を使った分の成果が求められる行政として、何はどうあれ実力者は排除したくないのが本音の筈。行政府としての責任は重大。
⑦日本バドミントン協会。見せしめの生贄を一人、出したことで複雑な心境と難しい立場に苦慮する毎日だろう。有能な選手を一人、無期限謹慎させているだけに、火消しに一生懸命だろう。いつ復帰させるのを許したら良いか世間の動向を毎日見極めているだろう。リオ・オリンピックに出場させないように見せておきながら、絶対出させてメダルをと考えているだろう。
⑧人気選手をテレビで応援するにわかスポーツファン、スポーツ好き、バドミントン愛好者などの皆さん。謝る姿なんかテレビで見たくないのだ。面白い試合で勝つ試合を見せてくれと思っているだけなのに、裏切られた感一杯。
コメント (2)
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