鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

気に入り百均小物

2013年10月31日 12時27分48秒 | 随筆或いはエッセイ
シリーズにしてしまいそうだ。背景も色違いの座布団に変えてみた。こういう画像としては、目を引きさえすれば良いわけで、不快感を与えずに『何これ!』と思って頂いたら成功だと思いたい。

左は耳かき。かんざしの先の耳かきとは形が違うのを、お分かり頂けるだろうか。東京スカイツリーの先端がこんな形ではなかったか。全方向掻き取り機能の優れものなのである。材質は、磁石にくっついたから鉄。メッキをしてある。ロクロの挽き物と言っても、馴染みのない人には分からないだろうけれど、材料をモーターで回転させて削る製法の品だ。使用するにはスプーン型と違うので耳の深さだけを気にすれば良い。耳垢を取り終った後は、反対側を耳に入れると、火照った耳の中が冷や冷やと癒される。

昔は床屋で耳垢を取ってくれた。今は医療行為になるから禁じられているはずだ。子どもの頃に、床屋で新米の若い娘が耳垢取りをしてくれたことがあった。ものすごく下手で痛いのに、何も言い出せなくて最後まで堪えた。一生懸命に取ってくれたのだろうけれど、あの痛さは忘れられない。

右は小さな+-ドライバーだ。ねじになっていて三分割される。真ん中の部分の両端が+と-のドライバーになっている。メガネのねじがゆるんだのを締めなおす時や、小物の修理なんかに重宝する。私の得意な分解遊びにも使われる。何より、ねじ回し然としておらず、一見何か分からないところも気に入っている。

こういう精密らしげな製品は、ドイツ製のように思われるかも知れない。でも百円ショップで売られているのだから、アイディアは日本かも知れないけれど中国か韓国か東南アジアのどこかだろう。貴金属の小物を欲しいと思ったことはあまりないけれど、こういう小物を見つけると嬉しくて、即購入してしまう。いつまで経っても、宝物としてこんな物がひきだしに一杯。

追記:耳垢取りは医療行為ではないと分かった。ちょいと検索してみたら、2005年にそのような見解になったらしい。今では、女性の膝枕で耳垢を取ってくれるサービスがあるらしい。癒し系の商売なのか、いやらし系の付属サービスなのかは、寡聞にして浅学なので知らない。

コメント (6)
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