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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

相撲はベクトルである(相撲を観つつ思うこと:その1)

2008年05月17日 08時42分49秒 | 勝手に応援
相撲をテレビで観ていて、好きな相撲取りに『何であんなにもコロコロ転がされるかなぁ・・』と思ったり、勝てばその勝ち方を反芻して分析して『体の使い方が上手かった、技を覚えたな・・』などと思ったりする。

技の分析を自分なりにやってみると、技は結局ベクトルの応用なのだな・・と思い『相撲はベクトルである』という結論になる。となれば、力と技を競うスポーツはすべてそうだということになるが、相撲が一番分かりやすい。

『いなす』という言葉が相撲の解説ではよく使われる。向ってくる力をよけて外したり、横から違う力をあてがって、相手の目標を逸らすことだ。ベクトルの矢印(→)から逃げることだから、あまり露骨にやると好かれない。

『おっつけ』という言葉もよく使われる。マワシを取られないように相手の二の腕を自分の脇に押し付けることだ。私の認識では、大鵬が解説をやるようになって、急におっつけという言葉が出てきたような気がする。ぐぐってみると大鵬の得意技だったらしい。思うに、大鵬が使い始めたのでは? 大鵬の言い回し(方言)が一般化したのではないかな? これは向ってくるベクトルを封じ込める技だ。

『はたき』は一番わかりやすいベクトルの合成だ。突っ込んでくる相手の力に、上からの力を加えてやると、立っていられないベクトルになってしまい、パタリと手をついたり転がったりするわけだ。『素首落とし』なんて物騒な技もある。

相撲取りの身体は丸い胴体に腕と足が生えていて、その手足で技を繰り出しているのだが、もう一つの出っ張りの頭を使うことは余り無いような気がする。頭を低くして相手の身体につけることはあっても、なぜかせっかくの出っ張りを有効に使っていないのではないかと思われる。

そこで首を補助的にではあるが最大限有効に使っての新ベクトル利用技を提案したい。実験はしていないのだが、頭の中だけのシミュレーションではバッチリだ。イメージを説明しよう。

両腕はしっかりと相手の技を封じ込めるのに使い、相手がそちらに気が行ってる状態で、自分の首から上全体を相手の肩あたりにあてがい、思いっきりの上からの力を加えながら身体を引く。そうすると、相手は立っていられないベクトルになって落ちるという寸法。

顔全体を相手の身体にあてがうのを嫌がってはこの技は使えない。自分の顔の汗をぬぐう要領と言うのか、鼻汁をダイレクトになすりつける要領とでも言おうか。顎を押し付けておいて、顎から額まで相手の身体でずるっとぬぐう感じ。首の長い力士ほど技は会得しやすいかも知れない。名付けて『洟水ぬぐい落とし』。

コメント (4)
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