鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

しゃべり方観察(その4)

2008年04月24日 18時27分33秒 | 言葉の世界
うなりしゃべり、がなりしゃべり、ねこなでしゃべり、おねがいしゃべり、したりしゃべり
こごとしゃべり、ぱずるしゃべり、はきすてしゃべり、のうがきしゃべり、てんびんしゃべり

《おねがいしゃべり》
何だか言いにくそうに含むところもありそうに、つっかえつっかえ相手の様子を注意深くさぐりながらしゃべる人がいる。本当のところは、いつも的確な言葉はないかと言葉の引き出しをさぐっているしゃべり方なのかも知れない。それをおねがいしゃべりと名づけよう。

相手をして聞いていると、何が飛び出してくるのかとワクワクしたりイライラしたりするのである。ゆったりとした気分で何の負い目も引け目もない状態ならば、鷹揚に『何でも言ってみなさい・・・どんなお願いでもおねだりでも聞くにやぶさかではない・・・多少のことなら叶えてもあげようじゃないか』てなもんだ。

しかし、こちらに余裕がない状態だと、『かいつまんで言うとこういうこと?』などとついつい突っ込みを入れたくなる。話し始めたはいいけれど、じっと聞いていても収まりがつかなくて話が消えてしまったりする。『オチは何?』と聞くのはヤボだ。聞く方が話をまとめてやって着地をかわりにやってあげなくてはならないのだ。

おそらく先天的に不遇な人なのだろうと踏んでいる。しかし不遇を最強の武器にしている人だっているのではないだろうか。ドイツ製の高級車を運転している濃い目のお化粧の方! あなた不遇じゃないですか? 余計なお世話ですね! スミマセン。
(つづく・・・だろうか)


コメント
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