鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

飲酒運転による福岡市の3幼児死亡事故のこと。

2008年01月20日 11時59分25秒 | 個人的主張など
福岡市で幼児3人が死亡した飲酒運転車追突事故で、福岡地裁が業務上過失致死傷と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の罪で懲役7年6月とした元市職員今林大被告(23)について、福岡地検は18日、故意犯の危険運転致死傷罪を適用しなかった判決には事実誤認があるとして、福岡高裁に控訴する方針を固めた。週明けに控訴する。(時事通信)


福岡市役所の対応について。

懲戒解雇はベストの選択だろうか。
司法が判断を下す前に福岡市は懲戒解雇という罰を課した。
加害者を排除してしまっては市としての責任を果たしたことにならないのではないか。
住民感情や心情を無視しての話だが、加害者排除は被害者家族にも市にとっても多大な損失となるのではではないか。
加害者は市役所に必要な人として採用された筈だ。
採用担当者は被害者宅にお詫びに行ったのだろうか。
市の責任を痛感すると侘びたのだろうか。
加害者が刑期を終えた後、民事の賠償に関わる負債なり借金があるなら、そのためにも職に復帰させるべきだ。
市が職員として採用した責任を全うするにはこれしかない。
つまり、賠償を終えるまでは(定年退職金をもってしても足りないなら定年まで、更に嘱託でも働き、年金をも)本人自らが責任からの逃避離脱することのないようにフォローしてしっかり働いてもらうべきだ。
当然のことながら、反面教師として常に多くの人に見られ、自然に監視されるかたちになるだろうが、そのことによって日々償いができることになるだろう。
何といったって、市役所なんだから、それくらい大局に立って住民本位の仕事をすべきなんじゃないだろうか。

コメント
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