徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

老いへの「ケジメ」

2016年04月29日 | 伝えたい思い

書名   老いへの「ケジメ」
著者   斎藤 茂太
発行社 新講社
発行年 2015年6月26日
頁数   205頁
価格   1,000円+税

日本はいまや、総人口の33%(3300万人)を65歳以上が占める超高齢化社会となりました。もちろん800万人団塊世代も等しく「老い」への仲間入りです。
そこで、人生の先輩・モタさんが「老い」への「ケジメ」のあれこれを本書で紹介します。
晩年をすっきりと、フットワークよく過ごすには、先手、先手でモノとこころの整理を心がけることが大切。
何よりも「モノを捨てる」ことを心がけなさいとアドバイスします。それがハッピーエンドを迎える大切な条件でもあります。
●人生に小さな「ケジメ」をつけてゆく
●「身辺整理」が「安心」を生む
●折り返し点を過ぎたら、やりたいことだけをやる
●こころの整理をひとつして、夢を持つ
●未練とどう折り合いをつけるか
●大きくなっていた欲を小さくする
●今日一日を精一杯楽しく生きる
●妻に先立たれた男はなぜかボケるのが早い
●一人ではないという気持ちを育てる
●あの世にいくときも、ユーモアを忘れないで (他)

・モノをあげたり、もらったりする喜びは、気持ちを あげたり、もらったりする喜びだ。

・山の標語

 「撮っていくのは、写真だけ。残していくのは、思い出だけ」

・人は小さな失敗を繰り返しながら、生きていくものだ。
 仕事もそうだし、人生もそうだ。

・仕事は、どんな仕事でも誰かの役に立っていると信じることができれば、それでいい。

・誰かが自分を必要としてくれていると待っているだけでは、世間から取り残されてしまう。

 出来ることをやらせてくださいと扉を押してみるかどうかで、世間は がらっと変わってくる。