書名 老いへの「ケジメ」
著者 斎藤 茂太
発行社 新講社
発行年 2015年6月26日
頁数 205頁
価格 1,000円+税
日本はいまや、総人口の33%(3300万人)を65歳以上が占める超高齢化社会となりました。もちろん800万人団塊世代も等しく「老い」への仲間入りです。
そこで、人生の先輩・モタさんが「老い」への「ケジメ」のあれこれを本書で紹介します。
晩年をすっきりと、フットワークよく過ごすには、先手、先手でモノとこころの整理を心がけることが大切。
何よりも「モノを捨てる」ことを心がけなさいとアドバイスします。それがハッピーエンドを迎える大切な条件でもあります。
●人生に小さな「ケジメ」をつけてゆく
●「身辺整理」が「安心」を生む
●折り返し点を過ぎたら、やりたいことだけをやる
●こころの整理をひとつして、夢を持つ
●未練とどう折り合いをつけるか
●大きくなっていた欲を小さくする
●今日一日を精一杯楽しく生きる
●妻に先立たれた男はなぜかボケるのが早い
●一人ではないという気持ちを育てる
●あの世にいくときも、ユーモアを忘れないで (他)
・モノをあげたり、もらったりする喜びは、気持ちを あげたり、もらったりする喜びだ。
・山の標語
「撮っていくのは、写真だけ。残していくのは、思い出だけ」
・人は小さな失敗を繰り返しながら、生きていくものだ。
仕事もそうだし、人生もそうだ。
・仕事は、どんな仕事でも誰かの役に立っていると信じることができれば、それでいい。
・誰かが自分を必要としてくれていると待っているだけでは、世間から取り残されてしまう。
出来ることをやらせてくださいと扉を押してみるかどうかで、世間は がらっと変わってくる。