埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

なんだっけ?建国記念の日って

2006-02-12 18:44:45 | ライフ&ワーク
朝から友人との約束をすっぽかしてしまった(ごめんさ~い)。思うように仕事もはかどらず、気がついたら6時を過ぎていた。ブログに書きたいことはいろいろとあったけど、書き始めたらまたまたデジタルにのめりこむ~、と思ったのでやめる。パソコンをさっさと片付けて、コインランドリーに行ったり、買い物に行ったり、ご飯を作ったりとゆっくり過ごした。今朝、トイレのカレンダーを見て「あれ~」と思う。昨日は建国記念の日だったらしい。

それって、なんだっけ?と思ったので調べてみた。
建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う国民の祝日」らしい。建国記念の日がなぜ2月11日かというと、明治時代の「紀元節」という祝日からきているそうだ。この日は明治5年(1872)に明治政府が定めた祝日で、初代天皇と言われている神武天皇が即位した日にあたる。この旧暦の1月1日であった「紀元節」を、西洋の暦に置き換えて2月11日になったんだそうだ。日本書紀に書かれた「東征」の様子から「戦いの神様」のイメージを持つ神武天皇、天皇制、明治政府の軍国主義的イメージを払拭するためにか、戦後この祝日は廃止された。

1951(昭和26)年頃からこの祝日復活の動きが始まる。
1957(昭和32)年以降9回の議案提出・廃案を経て、1966(昭和41)年に国民の祝日に追加された。日本はこの日を「建国記念日」としたのではなく、「建国記念の日」として建国を記念する日にした。ふふふ、「の」を入れただけで意味が変わっちゃうんだから言葉ってすごい。

皇室典範改正のニュースが毎日のように聞かれる今日この頃。
私は日本の文化や歴史についてほとんど知らないんだなー、と実感した。学校で勉強したことは年号の暗記くらいしか覚えてないしー。時代のイメージとして私が好きなのは平安時代と大正時代。かぐや姫のお話や百人一首から私は平安時代を好きになり、「はいからさんが通る」というマンガから大正時代に憧れた。それもこれもメディアにより作られたイメージだね。情報活用をアドバイスするのが私の仕事。情報加工屋としてつくづく思うのは、情報に「真実」はないということ。もちろん「真実に近く」と考えるけれど、そこにも私の「意図」が入る。情報は必ず「加工」される。加工する時代や人の意図が加わるものだと思おう。情報が「加工」によりいかようにも変化することを肝に銘じて、私はこの議論を見守りたいと思う。

そこでひとこと。
「女性天皇」と「女系天皇」。このたった一文字の違いが、日本に皇室が必要かどうかを左右するくらいの重要なキーワードのような気がする。「男女平等の時代だもの女の子の愛子さまが天皇になってもいいじゃないね~」程度の伝わり方で皇室典範を変えてしまって本当にいいのかな?

日本書紀や古事記。日本という国についてちょっと学んでみるか。ふふふ、おもしろそーだ。
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