埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

ハイコンセプト

2006-07-02 05:06:42 | ライフ&ワーク
ある朝のこと。「これって社長のこと?って思ったんですー」そういって、みきちゃんが新聞の切抜きを持ってきてくれた。『ハイ コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 富を約束する「6つの感性」の磨き方』(ダニエル・ピンク著 大前研一訳)日経新聞(?)のビジネス書紹介欄の切り抜きだ。そこには「左脳型のナレッジ・ワーカーが高給を得た情報化の時代は終焉を迎え、芸術的で創造性に富み他人と共感できる能力を備えた右脳主導思考の個人が社会を動かす」と書かれていた。

あー、私のこと??それはさておき。
本の紹介記事を見てからずうっと読みたかったこの本をようやく手に入れて、一気に読んだ。ということで、今日は午前2時半から読書。ふぅ読み終わり~。で、感想を書こうと思うんだけど・・・。

・・・??
ふふふ、という感じ。

だって、今まで誰も私のことなど褒めてくれなかったからさ「私はこれでいいんだもーん!」とマイペースで開き直ってた。それが、ダニエル・ピンクさんと大前研一さんったら「これからは、とんさんの時代ですよー!」って言ってくれたんだもの~。(←そうは言ってないって!)みきちゃん、確かに、私はここに書かれているような人でした。元気が出る本を紹介してくれて、ありがとう!

ということで、この本の内容を、簡単にまとめてみる。

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(情報化社会という)第三の波はいまや個人の安穏な生活を保障してはくれない。知的労働者といわれる人たちでさえも、インドやコンピュータの脅威にさらされているのである(インターネットの進歩により、データベース化できる情報は誰でもすぐに手に入るようになってしまい、技術者の仕事はコストの安いアジアに流れている)そこで、第四の波。

「情報化社会」から「コンセプチュアル社会」、つまり、既成概念にとらわれずに新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与えていくという流れ」が始まっている。答えのない時代のいま、世の中に出たら知識を持っていることよりも、多くの人の意見を聞いて自分の考えをまとめる能力、あるいは壁にぶつかったら、それを突破するアイディアと勇気を持った人の方が貴重なのだ。

スウェーデンの学者ノードストレムらが『成功ルールが変わる!(PHPエディターズ)』で述べているように、「二一世紀は個人が突出した時代」であるという。ダニエル・ピンクは、コンピュータや安い労働力で置き換えることができない仕事をこなすことができる、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいの「6つの感性」を持った「突出した個人」がこれからの時代を生き抜いていくのだ、と述べている。
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と、まあ、こうして「6つの感性」について事実や研究結果を元に述べ、「これらは誰にでも備わっている力なので、こんな風に訓練したら伸ばせるよ!」というヒントが本にはいっぱい書いてあるわけです。

さて、私の感想。
ほっとした。
今まで自分で「これからはさ、こうじゃないのー」と漠然と思っていて、個人的な感覚だけで仕事もし生きてきた。誰に褒められるわけでもなく(いえいえ、諭されることが多く・・・)、それでも自分を変えられないので開き直って生きてきた。そんな私の感性を、ダニエル・ピンクさんが「それが大事です」と、きちんと説明してくれたんだもの。嬉しかったよー。私の感性が「突出している」かどうかはおいといて。

ということで、本に書かれていることは私にとってはすごく当たり前のこと。今までも、これからも。んーだから、感想の書きようがないの。何だかこのまま私らしく生きていても大丈夫そうだぞ、という感じ。このあたり、私のブログを読んでくださっている方が、一番の理解者だと思う。

安心したところで、今日も山の中に遊びに行ってこよー。美しいものを見つけに!

【今日の名言】
『デザインとはビジネスであり、ビジネスとはデザインである』
 ダニエル・ピンク(大前研一訳)

【写真】ハイコンセプト。
読んでみるといいでーす。

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