サンタクロースはどこにいる？

まだ7月になったばかりだというのに、今日もサンタクロースに会ってしまいました。皆さんは、サンタクロースを信じますか？私は、信じます。サンタさんはいます。大人の私のこともちゃんと見ていてくれるんだ、と思う。

今年11歳になる娘が「ママ、サンタさんは私のことを知っているよね？」と急に言い出した。彼女は今までにサンタクロースからもらった手紙を、押入れの奥のほうから探し出して「今年も手紙をくれるよね」と言う。「くれるでしょ」と私。「でも、サンタさんはもっと小さな子どもに手がかかって、あなたのことを忘れているわけではないけれども手紙を書くまで手が回らないかもね。」と言ってみた。娘は、納得できないけれども、確かにそうかも、といった表情で私にこんなことを言う。

「どうして、ママのところにはサンタさんから手紙が来ないの？」
確かに私のところにはサンタクロースから手紙は来ない。
「ママは大人だから。サンタクロースは『プレゼント』や『手紙』とは違うものを持ってきてくれるようになるんだよー。だって大人がくまさんのぬいぐるみとか一輪車もらったって嬉しくないでしょが？！」
「そうだねー。」
「あなたも、今は赤ちゃんのお人形より本がいい、とか思うでしょ？」
「うん。」

娘とこんな会話をしながら、さらにサンタクロースについて語る。
「ママはさ、サンタクロースいると思う？」
「いるに決まってんじゃない！」
「ふうん。どこにいるの？」
「自分の心の中。」
「なんだ、そうか！じゃあ、毎日会ってるじゃん！」

こうして娘とサンタクロースについて語り、いつかおもちゃを持ってこなくなる日が来たらそれは自分が成長したことの証拠で、12月24日のクリスマス・イブという決められた日にではなく、いつでもサンタクロースは自分を見守ってくれていて、本当に必要なときに自分を励まし、勇気付けてくれるのだと話しました。早くおもちゃが届かなくなるといいね、と娘と話したの。

サンタクロースは、心の中にいます。
私の心の中にも、娘の心の中にも。

【今日の名言】
『人問は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。
　そこに一切の真理がひそんでいる。』
　ゴッホ

【写真】田舎の銀行前で。
お昼に手続きしようと思っていったら、お昼休みで閉まってました・・・。マジ～。

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