今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
(お問合せ)tomytmzk@titan.ocn.ne.jp
 

いろいろやってます

2018年08月12日 22時54分32秒 | ブログ

世の中、お盆休みに入っているのでしょうか? 私はいろいろやっていますが、土曜日は浅草の早田カメラさんに行った帰りにカミさんと東京スカイツリーに寄ってみました。貧乏人なので初めて行きましたが、小学生の時に登った東京タワーのような感激はありませんでしたね。暑いのでさっさと帰ろ・・

で、いろいろやってはいるのですが・・マミヤスーパー23のファインダーを清掃しても曇りが取れない。対物と接眼レンズが曇っているんですね。

 

オリンパス関係では、きれいなFTLのメンテナンスをしました。しかし、モルトの変質でスチールの裏蓋が錆びています。錆を除去するため時間が掛かりました。

 

そうそう、先ほどイオンに買い物に出掛けてRZ250を2箱追加でGETして来ましたよ。

 

モルトが本体側と裏蓋側の両面に貼ってある丁寧な仕様。よって貼るのが面倒。同じ工賃・・

 

レンズの後玉に曇りが発生していますね。清掃します。

 

 

発売が1971年なのにプラクチカマウントとはねぇ。しかし、レンズのロック位置が固定される素晴らしい? 機構があります。

 

完成したレンズをクリクリして取り付けます。

 

 

ほぼ未使用のような個体ですが、ペンタに僅かに凹みがあるのが惜しいです。OM-1が発売される前の過渡期的製品で、教材のような標準的設計のカメラですが、コンセプトが弱いですから営業的には芳しくなかったようですね。それ故、個体数が少ないですから希少性があるのでしょう。

 次のオリンパス系ではOM-2のモルト交換とメンテナンス。OM系は接眼枠とダイカスト本体の接合部にスリット状の隙間が空いているので、古いモルトを取り除いていると内部のペンタ部にモルトが付着し易いので注意が必要。

 

エルマーではなくてニッコール35cm f3.5 中々しっかりとした作りです。清掃をしてあります。

 

 次はコニカ系。FT-1MOTER ヤマハFT1と言ったらミニトレの元祖だけどね。非常にきれいな個体。

 

しかし、モルトはこんな状態。モルト交換します。

 

 

次。コニカ・オートレックス。これもきれいな個体だなぁ。

 

 

FULLとHALFの切替方法のシールが剥離しました。

 

 

ハーフに切り替えたところ。お~、すごい。

 

 

うって変わってコンパクト系のキヤノンデミEE28。外観はきれいな個体ですけどメンテナンスです。

 

デミはこうなっちゃうよね。モルトは貼るより除去する方が手間が掛かります。

 

 

アンダーカバーのパールアルマイトが変質モルトによって侵されています。残念ですね。

 

オリジナルの型抜きモルトのようには行きませんが、まっ、こんなところ。

 

 

露出計は元気ですね。ファインダーなどをメンテナンスしておきます。ここで正午となりました。戦没者に対して黙とうをします。

 

次。アサヒペンタックスSPFですけど、ずいぶんときれいな個体ですよ。

 

 

一見デッドストック?かと思いました。中古屋さんにはあるんですね。作業指示書にはモルト交換と各部点検となっていましたので、機構的には特に問題はないと思ったのですよ。

 

リターンミラー受けのモルトを貼ってから、はじめて巻き上げをしようとしましたが・・巻けない・・。底部を点検すると、リターンミラー機構の位置関係がこれでは動かないんじゃない?

 

これで、めでたくシャッターが切れました。

 

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