今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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おうちの時計修理の巻

2017年08月23日 19時51分16秒 | ブログ

30年近く前に近くのイトーヨーカドーの売れ残りワゴンセールにあった時計付キーケースを買いました。確か1.500円ぐらいだった。それが止まったので直せとのカミさん命令。ユニットなんて新品に交換した方が早いけどなぁ・・

 

発振回路は生きてました。なにかタミヤ教材の減速ギヤみたいだな。ステップモータの回転子ボゾが摩耗をして抵抗になっているようです。

 

では、息子が小さい時にミニ四駆で使っていたタミヤのセラミックグリスを使いましょう。どんだけ物持ちがいいんだか? 現在、ミニ四駆は再び人気のようで、当時子供だった息子世代が父親となって、コースで子供と走らせている光景を見かけますね。

 

なんとか復活しましたよ。ユニットを本体に取付けます。

 

 

文字盤が古臭くて気に入らなかったので、当時タコメーターを模して自作した文字盤です。この頃はホンダ・ライフ360を作っていて、計器盤をホワイトメーターに自作していたのでした。

 

ツインリンクもてぎで買って来たピンバッチを取り付けて完成です。

 

 

これは息子のハミルトン・クォーツ腕時計ですが、新しいのに止まってしまったとのこと。修理窓口に問い合わせたら修理代5万円也。修理と言って現在はユニットごと交換するだけなんですけどね。しかし5万円とは・・ユニットはETAの980-163でスモールセコンド用の15石です。ノンジュエルが普通なのに15石ってすごいね。ネットで調べると6.500円(税別)でユニットは手に入るようですが、海外では30ドルぐらいのユニットです。それでも高いのでジャンクを探したのが左側。ジバンシーだって。時計メーカーでない高級ブランドも製品化しているんですね。

分解洗浄で注油をしてから組み立てました。正常に作動しています。

 

 

現代の若者はデカ時計が流行りのようですが、中身はこれですからね。ユニットを小さく設計しておけば、大小の時計ケースに使えるというところです。

 

これで完成です。確かにケースにはコストが掛かっているようですけどね。しかし修理代がねぇ。良い商売だこと・・

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