ローマに移動

今日はレッチェからローマへの移動日となっていたんですが、前日に予定していた特急電車のチケットを購入しようとしたら、何と全席がソールドアウトになっていました。

これまでこんなことってなかったので油断していました。慌てて窓口の方に泣きついて朝5時４５分発の最後の一枚の座席をゲットすることが出来ました。何しろ特急（それでも5時間半ちょっとかかります）は一日に3本だけ（最後のは深夜に到着）、それ以外の座席指定がいらないローカルな乗り継ぎが2本ほどありますが、そちらは１０時間以上も掛かるので本当に危ない所でした。

ともかくまだ暗い中、宿を出て列車に乗り込みローマへ移動です。列車が発射したころには大雨、駅までは何とか傘なしで行けたのはラッキーだったのかも！！

途中ずっと雨が続いていましたがローマに着いた頃には晴れ間が出てきました。

朝早く出た結果、ローマでの時間の余裕が出来たので（１１時半頃でしたがホテルのチェックインもできたので）、予定外の見学の時間が出来ました。
そこで金曜から日曜までのみ運行しているアルケオバスという乗り降り自由なバスを利用して、アッピア街道沿いに残る遺跡を見て回ることにしました。（これもラッキーだったのかも…）

最初ぐるりと下車せずに1周して見どころを押さえ、２周目で途中下車して見て回りました。



サン・セバスティアーノ門を出るとローマの城壁の外側、市外エリアと言うことになります。写真を撮ったのがバスの上からなので、空の一部に変なものが一緒に写り込んでいますが、心霊写真ではありませんので…





下りたのはチェチーリア・メッテラの墓、大きな円筒形の墓です。アッピア街道を挟んでその向かいには、サン・ニコラ教会の廃墟が佇んでいます。



アッピア街道をローマ市内方向に少し戻ると、マクセンティヌス帝の競技場の跡が残っています。



さらに戻っていくとサン・セヴァティアーノ教会があります。ファザードのすぐ横にはサン・セバスティアーノのカタコンベの入口もあるのですが、日曜日は残念ながら閉まっていました。