TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2017.01.20 “大阪松竹座新築開場二十周年記念 壽初春大歌舞伎”

2017-01-23 21:19:01 | 大阪・神戸

〈2017.01.20 fri〉
05:50 起床
06:50 出発
07:46 津発難波行特急
09:11 難波着
       御堂筋線で淀屋橋に移動

09:30  大阪市立東洋陶磁美術館
    “特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」”
13:00  AWAKE
14:00 淀屋橋→心斎橋 移動
    大丸
でお弁当購入
16:00 大阪松竹座新築開場二十周年記念 壽初春大歌舞伎 
    夜の部 開演
20:10 夜の部 終演
20:30 難波発名古屋行特急乗車
22:00 津着


大阪市立東洋陶磁美術館
“特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」”
“平常展「安宅コレクション中国陶磁・韓国陶磁」など”
“特集展「宋磁の美」”

“特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」”

〈概要〉
 本展では、中国北宋時代(960〜1127)末に宮廷用の青磁を焼成した汝窯を代表する青磁水仙盆の名品をご紹介します。汝窯は「天青色(てんせいしょく)」とも形容される典雅な釉色と端正な造形を特徴とします。
  今回、台北の國立故宮博物院から、汝窯の最高傑作であり、中国陶磁の名品中の名品といわれる「青磁無紋水仙盆」をはじめとした北宋汝窯青磁水仙盆4点と、さらに清朝の皇帝がその「青磁無紋水仙盆」を手本につくらせた景徳鎮官窯の青磁水仙盆1点が初めて揃って海外に出品されます。そして、日本を代表する汝窯青磁である当館の青磁水仙盆と歴史的な「再会」が実現します。汝窯青磁を代表する青磁水仙盆の名品が初めて一堂に集う本展は、千載一遇の機会です。青磁水仙盆の名品を通して、歴代の皇帝たちが愛した汝窯青磁の美の真髄をご堪能下さい。(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)

〈主な出品作品〉

Ⅰ青磁無紋水仙盆(せいじむもん すいせんぼん)
(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)
汝窯
北宋・11世紀末~12世紀初
高6.7㎝、口径23.0×16.4㎝
台北 國立故宮博物院
北宋汝窯青磁の伝世品における唯一無二の名品中の名品です。汝窯特有の「天青色(てんせいしょく)」の青味を帯びた釉は、瑪瑙の粉末を原料に用いていることが分かっています。なかでもこの作品は釉に貫入(かんにゅう)がほとんど見られず、明時代の文献に汝窯青磁の中で最も優れているとされる「無紋」のものに唯一該当するものです。清朝の宮廷コレクションにあった汝窯青磁の中でも、乾隆(けんりゅう)帝(1711~1799)はとりわけこの作品を好んで賞玩(しょうがん)し、底部には自ら詠んだ詩(御製詩)を刻ませています。さらに清時代の雍正(ようせい)年間と乾隆年間には景徳鎮官窯でこの作品の写しもつくられたとの記録があり、今回、國立故宮博物院に所蔵される1点も特別に出品されます。乾隆帝はさらにこの作品用に紫檀製の豪華な台座もつくらせ、その中には宋代四大書家の作品を自ら写した「書畫合璧(しょがごうへき)」1冊が収納されています。台北の國立故宮博物院が誇る「神品至宝」であり、日本初公開です。(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)
青磁水仙盆(せいじ すいせんぼん)
(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)
汝窯
北宋・11世紀末~12世紀初
高5.7㎝、口径23.1×15.2㎝
台北 國立故宮博物院
口縁部には、清時代に宮廷でつくられた銅製の覆輪(ふくりん)装飾が施されています。器壁がやや低いことから、大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の青磁水仙盆と同様、口縁部が少し欠けたため全体を削って調整し、覆輪で覆い隠したものと思われます。本作の底部にも乾隆帝の御製詩が刻まれており、その内容は先の「青磁無紋水仙盆」と基本的に同じです。この乾隆帝の御製詩や清朝の宮廷文書から、こうした水仙盆は当時、「子犬の餌入れ」や「猫の餌入れ」などとも呼ばれていたことが分かります。清朝の絵画には盆景用の容器として用いられた覆輪付きの水仙盆が描かれた例もありますが、北宋時代における用途はなお不明です。なお、本作にも紫檀製の台座が付属しています。(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)
青磁水仙盆(せいじ すいせんぼん)
(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)
汝窯
北宋・11世紀末~12世紀初
高6.8㎝、口径23.1×15.8㎝
台北 國立故宮博物院
汝窯の窯址は、2000年に河南省宝豊県清凉寺村において発見され話題となりました。窯址からは水仙盆をはじめ伝世品に類する器型の他、伝世品には見られないタイプの製品も数多く発見され注目されました。また、水仙盆を焼成する際に用いられた楕円形の支焼具も出土しました。窯址出土の破片は焼け損じのため廃棄されたもので、美しい天青色のものはごくわずかであることから、汝窯の目指した釉色を出すことが極めて難しかったことがうかがえます。その意味でも汝窯の伝世品は極めて貴重なものといえます。本作は先の「青磁無紋水仙盆」同様、やや大きめのサイズのもので、ほぼ完品です。釉色はやや青緑味を帯びています。汝窯の色合いは実際には一様ではなく、今回、汝窯最高峰と呼ばれる「青磁無紋水仙盆」をはじめとした伝世の汝窯青磁水仙盆が勢ぞろいする画期的な機会であり、自然光に最も近いLED照明のもとで、それぞれの釉色の微妙な違いを味わうことが可能となります。(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)

館内は撮影禁止ですが、ここはok
汝窯の産地である宝豊県清凉寺村でつくられた現代の青磁水仙盆に、台湾の作家による蓪草神製の水仙を取り合わせました。北宋の宮廷における水仙盆の用途に思いを馳せていただければ幸いです。(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)


青磁水仙盆 島田光一 作








〈国宝

国宝 油滴天目茶碗ゆてきてんもく ちゃわん

南宋時代・12-13世紀
h:7.5㎝
d:12.2㎝
住友グループ寄贈(安宅コレクション)
(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)

重要文化財 木葉天目茶碗(このはてんもく ちゃわん)

南宋時代・12~13世紀
h:5.3㎝
d:14.7㎝
住友グループ寄贈(安宅コレクション)
(大阪市立東洋陶磁美術館HPより)

ここは私の大好きな美術館。
陶磁器の製作過程における陶工達の創意工夫に興味を覚え尊敬の念に駆られる。
土、釉薬、焼成の温度、気候や風土、その時代の文化、等々
想像を超える一期一会により創造される。
形、肌、色、艶
物言わぬ陶磁器から発する言葉を聞く楽しみがここには有る。


 

大阪市立東洋陶磁美術館の見学は会館時間09:30から13:00
集中力発揮で疲れたワ
公会堂B1の“AWAKE”でlunch
牛肉煮込みのオムライス とろとろに煮込んだ牛肉のデミグラスソースで \1,250
LUNCH SET SALAD + \250
LUNCH SET DRINK + \200

ドレッシング、サーモン、野菜 どれも美味しい

      これッ角切りbeef 美味ッ

店内は余分なモノが無くてオシャレな雰囲気
落ち着ける

“ロンドンを拠点に活動する、インターナショナルデザイン集団Tom Dixonとのデザインコラボレーション。
クラシックとモダンが調和した、新たな気づきを感じる空間。
大きく2エリア ダイニングエリアとバルエリアに別れ、それぞれに違った寛ぎの時間をご用意しております。”(AWAKE HPより)



照明がイイ感じ





癒しの時間を楽しみながら美味しく食事ができた
淀屋橋→心斎橋なら30分で歩けそう
今日は時雨れ模様のため地下鉄移動
大丸の店内をブラブラ歩きし、お弁当を買って松竹座へ


 中村橋之助改め 八代目中村芝翫 襲名披露
  中村国生改め 四代目中村橋之助 
  中村宗生改め 三代目中村福之助 襲名披露
  中村宜生改め 四代目中村歌之助     
“大阪松竹座新築開場二十周年記念 壽初春大歌舞伎”
平成29年1月2日(月)~26日(木)

【夜の部 午後4時~】
一、鶴亀(つるかめ)
女帝       藤十郎
鶴        国 生改め橋之助
亀        宗 生改め福之助
従者       宜 生改め歌之助
新年の節会が行われている宮殿。その庭で、千年万年の寿命を捧げるという、めでたい鶴と亀による舞が舞われます。
能の「鶴亀」の詞章をそのまま長唄に移した格調高く典雅な舞踊劇で、新橋之助、新福之助、新歌之助によるおめでたい一幕です。(歌舞伎美人HPより)

二、八代目中村芝翫
  四代目中村橋之助
  三代目中村福之助
  四代目中村歌之助 
  襲名披露 口上(こうじょう)
橋之助改め芝 翫
国 生改め橋之助
宗 生改め福之助
宜 生改め歌之助
幹部俳優出演
裃姿の俳優がそろって舞台に並び、八代目芝翫、四代目橋之助、三代目福之助、四代目歌之助が、皆様に襲名披露のご挨拶を申し上げる一幕です。(歌舞伎美人HPより)

三、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶    橋之助改め芝 翫
源義経      魁 春
亀井六郎     国 生改め橋之助
片岡八郎     宗 生改め福之助
駿河次郎     宜 生改め歌之助
常陸坊海尊    橘三郎
富樫左衛門    仁左衛門

兄頼朝との不和により源義経は、弁慶ら家来たちとともに都を落ち延び、山伏姿に身をやつして奥州を目指します。安宅の関に差し掛かった一行は、関守富樫左衛門の詮議を受けます。窮地に立たされた弁慶は、自分たちが東大寺勧進の山伏であると偽り、その証拠として、白紙の巻物を勧進帳として読み上げます。さらに義経を救いたい一心で主君を打ち据える弁慶の心情にうたれた富樫は、一行が義経主従と見破りながらも関所の通行を許すのでした。
歌舞伎十八番の中でも屈指の人気演目です。襲名披露演目となる新芝翫の弁慶にご期待ください。(歌舞伎美人HPより)

四、金澤龍玉 作 雁のたより(かりのたより)
髪結三二五郎七  鴈治郎
花車お玉     孝太郎
若殿前野左司馬  亀 鶴
愛妾司      児太郎
乳母お光     芝喜松改め梅 花
医者玄伯     寿治郎
家老高木治郎太夫 彌十郎
若旦那万屋金之助 橋之助改め芝 翫
若殿の前野左司馬は、愛妾の司らを連れて有馬へ湯治に来ています。司が髪結の五郎七に心惹かれている様子に嫉妬した左司馬は、側近たちと共謀し偽の恋文を五郎七へ届けます。大喜びで宿へと忍んできた五郎七ですが、盗賊呼ばわりのうえ、不義の罪を問われそうになります。そこへ左司馬の家老・治郎太夫が現れ、すべて左司馬たちの計略だったことを暴き、五郎七を助けるのでした。さらに、五郎七が只者ではないと見破った治郎太夫。その正体は…。
上方狂言の代表作の一つ。随所に上方らしさを味わうことができる作品を存分にお楽しみください。(歌舞伎美人HPより)

成駒屋襲名披露記念の写真



今日は3F席
楽しみにしていた“勧進帳”
やっぱり仁左衛門さんの富樫が素晴らしかったワ
キャスティングで舞台が変わるネ
“雁のたより”では髪結三二五郎七の鴈治郎さんと花車お玉の孝太郎さんの
大阪弁でのテンポの良い掛け合いが楽しめました
孝太郎さんは地味なお役が多いですが、
鍛錬と経験とに裏打ちされた演技は無駄が無く美しく、光るものを感じます


今日も“今井”のお弁当

「二月花形歌舞伎」の新しいチラシ

これも観たい

雪が心配でしたが大丈夫でした
ダンナが駐車場から駅前に車を移動しておいてくれたので大助かり
充電できた



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