Natural Cycling「自然と仲良く」

自転車によるCycling関連情報は勿論のこと、自然現象も全体として「Cycling」している。その一断面を紹介したい。

輪行で都会の湾岸を走る

2011-11-02 20:34:46 | 日記

                    <浅草から東京港まで>     


かねがね、都会の道を走ってみたい願望はあった。勿論目的達成のための方法論としてが主なる理由ではあるが、プランがまとまらずなかなか具体化せず、悶々としていた。いずれにしても、大きい目的(遠方への島巡りサイクリング等)実現のためには、方法論としてフエリーターミナル,又は空港へのアクセス手段を確実にしなければならない。今回いろいろ思案を重ねた結果、東京港フェリーターミナルまでの試走プランを実行するに至った。・・・とはいっても今朝8時までは別案を実行しようとしていた事を考えると、かなり思いつき的要素が強かったと反省させられる。「車で行くか?列車で行くか?」決断を迫られる選択であるが、ケースbyケースでなかなか難しい判断である。結論としては様々な要因を総合的に考慮して決めることになるが、判断を誤ると危険な事態も巻き起こす可能性があるので、慎重の上にも慎なアプローチを心がけなければならない。今回は自家用車アプローチに傾きかけていたのだが、わずか1時間の間に考えが変わり、列車輪行を決断した。結果的には大正解だったように思ったが,場所、鉄道、天候などが複雑に関連することになるので、どんな方法論でTryするかは、非常に神経を使う選択となる。・・・・具体的に今日のコースを考えると、まず時間的制約の中で確実に目的地を1日で往復するためにはどうしたらよいか?ということで鉄道を選んだ。幸い、東武鉄道は輪行は料金はかからない。そして車内の保管場所が問題となるが、乗車率の低い時間帯であれば、各号車の最後列の座席を取れれば、座席後ろのスペースに自転車を置くことができる。・・・これは幸運であった。しかも、午後は特急券が2割引きになる。そして、淺草駅から一時間前後で東京港に到達できる。・・・これらを総合するとかなり有利な条件となる。「天気さえよければ」東京港へのアクセスにはお勧めのコースと言えそうである。ちなみに、フェリーターミナルで聞いたところ、自転車をたたまないで利用した場合は、自転車輸送経費が運賃にプラスされるが、自転車をたたんで、輪行袋に入れて携行すれば、別途の料金はかからないということであった。安く自転車でフェリー旅行するときは有り難い料金体系ではある。ただし、乗船時には何カ所か急勾配の階段があってかなり体力を必要とするとのアドバイスも受けた。・・・いずれにせよ、鉄道輪行とフェリーを併用することにより、遠くの島へもロングサイクリングが現実味を持ってくることを実感することができた。又、都会の道を走るには、道路状況をよく知り、自転車に合ったコースを選択することによって、郊外のコースとは一味ちがった都会独特のサイクリンウ気分を味わうことができる。初めてのステージを走り、極めてスリリングで新鮮なサイクリングを体験することが出来て、充実感に溢れた一日を過ごすことが出来た。