go-ichi-maru blog

気ままなつぶやきです。

初秋の北アルプス

2010-09-30 21:40:28 | 登山記録
どうしても秋の山に登りたくて,26日に行ってきました。

泊を伴う山行は無理なので,日帰りで焼岳(2455m)です。


今回は,新中ノ湯ルートから山頂を経由して上高地へ下りるパターン。

朝4:30 岡崎出発 沢渡駐車場に7時半頃到着。

有料駐車場なので,金を取りたい気持ちはわかるんだけど「トイレ貸してくれませんか?」と聞いたら「ダメ」と無愛想に断られた。

「金払わない客なんか眼中にない」って感じが前面に出ていて気分悪くなりました。沢渡の連中はみんなこうなんですかねえ・・・

くねくね道を上って登山道入り口に到着。

すでに結構車が止まっていて,路駐。焼岳登山ツアーの観光バスまで路駐。夏山よりも込んでるかも・・・


8:00 クライム・オン


歩き始めて15分ぐらいたったでしょうか。車がひっくり返っています。

ここまで車をどうやって運んだのか・・・!?


乾いた木が秋の空に突き刺さっています。

天気は快晴!!


蜘蛛の巣に朝露が張り付き,これまたきれいなワンショット


途中,倒木が襲いかかってきましたが,何とかかわす。


ようやく焼岳山頂付近が顔を見せ始めました。


やっぱ,空が見えると気持ちいいですね。

すっかり秋の空。

日差しはきついですが,日陰はかなりすがすがしいです。


ウラジロナナカマドも色づきはじめ。


こういうグラデーションがいいですね。

10月に入ればかなり紅葉がいい感じかも。


とにかく空はむちゃくちゃきれい!


さあ,活火山の焼岳山頂付近が見えてきました。火山ガスが吹き出しています。


途中,イワハゼの大群落に出くわす。ちょうど果実がびっしりついてます。


オヤマリンドウもいい感じです。
まだ高山植物あるんですねえ。


乗鞍岳までの見渡しがいい。


草紅葉が秋山らしさを醸し出しています。


山頂手前,焼岳南峰と北峰の分かれ道にあたる鞍部からは噴火口にできた池(正賀池)がありました。


ここからは笠ヶ岳もきれいに見えます。


火山ガスのにおいも充満してきました。


硫黄で岩もレモン色に染まっています。太陽の光が反射してまぶしいぐらい。


火山ガスがシューーーーーと音を立てて絶えず吹き出しています。


少しあがったところからは向こう側の景色が見えてきました。

上高地を見下ろします。


焼岳北峰(2399m)に到着!!

ここからの見晴らしは最高!


ちょっとした小ピークで一休み。


おっと,隣,立てそうじゃん


イエーーーーイ!!
(後ろは崖っぷちで,下見るのが怖いぐらい)


こちらは立ち入り禁止の南峰(2455m)
でも,踏み跡が稜線上についていました。


落ち着いたところでお湯を沸かして・・・


北アルプスの山々をバックに山頂コーヒー

槍ヶ岳から西穂,奥穂,吊尾根はさんで前穂。

北アルプスの主峰たちが「かかってこいや」といわんばかりに並んでます。


夏に登った岳沢から前穂までがきれいに見渡せます。

岳沢小屋も発見!

あまりの天気と景色の良さに,30分ほどくつろいで下山


まず目指すのは焼岳小屋(緑色の屋根)


下り始めてしばらく立って振り返ると焼岳の荒々しい姿が!

登りとはまた違った山容を見せてくれます。


休憩


そして焼岳小屋へ。

水買いましたが,500mlで450円。足下みてます。


ここでミートスパ作って昼食。


途中はしご場の難所もクリア。


結構長いはしご場です。


最後はシラカバの森を抜けて上高地へ。

初の秋山登山は,天気にも恵まれて山頂からの景色は最高でした。

今年は,夏山(前穂)で天気にたたられたので,その分取り返した感じです。

夏山と秋山で年に2回企画するのが常道になりそうです。

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