気ままに風の跡 by樋口友治郎

日々は風のごとく吹き抜けてしまうから、風の跡を刻んでいきたい。気ままに綴る詩ブログ。 

小さな思い

2014-06-30 18:43:44 | 詩歌


なんでもないことが 
とても嬉しい

そんな 小さな思い

感じあえる日々で ありたい
それで 君と僕でいられる

それが僕らの 幸せのカタチ

たぶん だれにも分からない
僕らだけの 幸せのカタチ


いつも通りでいられる
心と心

そんな 小さな思い

ずっと いつまでも
君と僕でいられるように

それが僕らの 
幸せのカタチであるように


そんな 
僕らにしか分からない
 
小さな 小さな思い…







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あの街へと続く 緩い坂道

2014-06-25 23:30:55 | 詩歌

俺は今 お前を迎えに
あの街へと続く 緩い坂道を
白い車 走らせている

逢える 逢えないって 
マーガレットの花びら ちぎってた頃から
こんな日がきたら いいなって
思ってたこと 思い出しながら

大好きな音楽 デカく鳴らして
あの日からのこと 思い出しながら


その日まで 待っててねって
約束したのは いつだっけかな
つい昨日のことみたいに

来る 来ないって
指折り数え 越えた幾つもの夜
そんな日が いつかきてくれると
思ってたこと 思い出しながら

あの街へと続く 緩い坂道の上
あの日 話したこと 思い出しながら


俺は お前に相応しいヤツに 少しは なれたのかな
俺は お前を守れるヤツに 少しは なれたのかな


あの街へと続く 緩い坂道の上
俺は お前を迎えに行く途中

こんな日が いつか来ると
信じた日から 待ち続けてた


あの街へと続く 緩い坂道の上
俺は お前を迎えに行く途中

草原に咲く 白い花
風に吹かれ 

俺は お前を迎えに行く途中





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優しい雨

2014-06-22 06:10:38 | 詩歌


しょぼ降る雨に 想い募れば
落ちる雨粒 小さな雫に

そっと 胸の奥深く
沁み込む 愛しさ

思い返してた 柔らかな 目の前の過去
そこに 偽りは 何一つなく

ただ ただ優しく 降りしきる


明日は晴れるかな って
僕の隣で 揺れているキミに
聞いてみる

優しい雨を 眺めて
キミが 静かに微笑んだ

そっと そっと
揺れながら





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ギターを弾くように

2014-06-18 02:05:17 | 詩歌

考えてたって始まんないね
なにが起きたって
どうせ 歩いてくしかないのなら
今を大切にしていたいから

ギターを弾くように
僕は 唄っていくよ


なるようにしかならないものを
どうにかしようとするのは
ツライことだけど
特別で在ってほしいから

ギターを弾くように
僕は 唄っていくよ


哀しみのメロディーを
喜びのメロディーを
哀愁のメロディーを
いとしのメロディーを
情熱のメロディーを
優しさのメロディーを
温もりのメロディーを


ギターを弾くように
僕は 唄っていくよ

ギターを弾くように
君を 守っていくよ


ギターを弾くように
僕は 唄い続けてるよ








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蒼い夜明け

2014-06-15 19:09:06 | 詩歌

明けていく夜を
朝焼けに染まる青空が
包み込んでいた

オンボロ車のバックシートで
ふたり 折り重なったまま

君の頭の重たさが 僕の肩に 今も残ってる
君の頬の柔らかさが 僕の頬に 残ってる
 
君は僕に しがみついて 泣いて笑ってた
僕は君を 離さないって 抱きしめていた

蒼い夜明け 寒くないかい
君を 引き寄せた  


明けていく夜に
夕べ一緒に眺めてた月が
白く浮かんでた

オンボロ車のバックシートで
ふたり 小さく くっついたまま

君を撫でた匂いが 僕の脳裏に 今も残ってる
君を想う温かさが 僕の身体に 残ってる

君は僕に しがみついて 泣いて笑ってた
僕は君を 離さないって 抱きしめていた

蒼い夜明け おはよって
僕に 囁いた


ずっと このままでいれたらな
ずっと 僕ら想い続けてた
ずっと ずっと いつまでも


蒼い夜明け 寒くないかい
僕は君を 引き寄せた  

蒼い夜明け おはよって
君が僕に 囁いた





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風に乗って

2014-06-07 00:40:57 | 詩歌

風に乗り込もうぜ
純粋な翼 拡げて
あの山 越えて
新緑の尾根づたいに
海が見える丘へと

雨雲 蹴散らし
青空まで届け

高く 高く 限りなく高く 希望を掲げろ
遠く 遠く 果てしなく遠く 夢を追いかけようぜ
理屈なんかいらねえよ
風に乗って どこまでも飛べ


風に乗り込もうぜ
純真な翼 拡げて
あの谷 渡り
断崖の渓谷づたいに
見晴らしの丘へと

雨雲 吹き飛ばし
地平線の彼方まで

高く 高く 限りなく高く 野望を掲げろ
遠く 遠く 果てしなく遠く 理想を追いかけようぜ
理屈なんかじゃねえよ
風に乗って どこまでも飛べ






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