ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

バックダンサーズ!

2006年09月02日 | 映画(は行)
【2006年・日本】試写会で鑑賞(★★★★★)

踊ることが大好きな4人の少女のサクセス・ストーリーを描いた青春ダンス映画。

高校生の新井美羽=ミウ(平山あや)と佐伯よしか=よしか(hiro)は、踊ることが大好きで、よくクラブに出入りしていた。しかし警察の取締でクラブに入ることが出来なくなった2人は、街で出会った長部樹里=ジュリ(長谷部優)とストリートで一緒に踊り始める。やがてジュリが歌手としてスカウトされる。ミウとよしかは、大澤巴=ともえ(ソニン)と永倉愛子=愛子(サエコ)の2人を加え、バックダンサーズを結成。ジュリのバックダンサーをすることになる。ジュリの唄は大ヒットし、瞬く間にトップ・アイドルへと成長する。しかし、人気絶頂の中、ジュリは電撃的な引退を発表。バックダンサーズの4人は取り残されてしまう。メインを失った彼女たちに事務所も興味をなくし、新米マネージャーの茶野明(田中圭)が担当を任される。とりあえず活動を再開した彼女たちだったが、目的を見出せないまま、いつしか4人の気持ちはバラバラになっていく…。



冒頭の2010年。
学芸会並のオープニングが始まった時は、やばい映画に来ちゃった…って思ったけど、それ以外はすごくいい青春ダンス映画でした。
オープニングのダンスシーンは、原田知世主演の「愛情物語」を思い出してしまいました。









まじめで不器用だけどダンスへの情熱は誰にも負けないミウ。
才能に恵まれ、ダンスの腕は4人の中でも抜群なリーダー格のよしか。
みんなより少し年上でなぜか結婚願望の強いともえ。
実はアイドル歌手になりたい愛子。
将来の夢も性格もバラバラな彼女たちは、ダンスという絆で結ばれていた。



頑張ってはいますが、それほどすごいダンスは披露してないです。
でもそれはそれほど気になりません。
物語の核心は、ダンスシーンではないですから。
でも、こういう作品を観ていると、セイントフォーの初主演作品「オーディション」を思い出してしまいます。



一番好きな場面。
実はよしかの父親だったという鈴木丈太郎=ジョージ(陣内孝則)とよしかのセッションシーン。
その歌唱力。
ダンサーじゃなくても歌手でいけるじゃん!
…などとツッコミを入れてみたりして。
サントラにこの曲入ってるかなぁ?



個人的には大絶賛なこの作品だけど、1つだけ文句を言いたいのはこの場面。
スキー場でミウと茶野のキスシーンがあるんだけど、物語的にまったく必要のないシークエンス。
必然性のあるキスならいいんだけど、ホントにまったく物語に関係ないんだよね。
恋愛要素を入れないと客が入らない…といったあざとさが垣間見えて非常に不愉快。
あの場面がなければすごくいい作品で終わったのに。

監督は永山耕三。


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バックダンサーズ! オリジナルサウンドトラック
サントラ, GTS feat.Melodie Sexton, LISA & 舞音, ARIA & LEO, 天上智喜 & DOGMA, 倖田來未, ARIA
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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いつか二人で/I will take you(DVD付)【「バックダンサーズ!」主題歌】
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JIGSAW ジグソー

2006年09月02日 | 映画(さ行)
(原題:Occhi di cristallo)
【2004年・イタリア/スペイン/イギリス】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


猟奇的な連続殺人犯とそれを追う刑事との攻防を描いたサイコサスペンス。

ある日2人のカップルと老人の惨殺死体が発見される。事件を担当するのはジャコモ・アマルディ刑事。現場には樹脂・ナイロン糸等の遺留品が残されていた。やがて第2の殺人事件が発生する。被害者は古物商の女性。両腕は切断され、代わりに人形の腕が縫いつけられていた。現場近くには血で書かれたラテン語のメッセージが残されていた。そして、今度は両脚を切断され、またも人形の脚が縫いつけられた第3の犠牲者が。ジャコモ刑事は、犯人が人間のはく製を作ろうとしていると推理する。残りのパーツは、胴体と頭部。そして、ガラスで作った義眼。ジャコモは徐々に、犯人像を絞りこんでゆく。それと平行して起こっていく女子大生ジュディッタのストーカー事件。そして同僚の刑事が脳に出来た腫瘍による入院。やがて事件は驚愕の終演へと向かっていく…。



題材や雰囲気はかな~り好きなんだけど、ストーリー的にちょっとツッコミ多し。
かつて火事で無くなった孤児院。
人形に固執する犯人。
猟奇的シリアル・キラーである犯人は、今まで犯罪を犯さなかったのか?
完璧な人間を作るにしては、手はおばちゃんのシワシワの手だし、頭はオッチャンだし…。
お腹のアザだけで殺しを躊躇う理由がよく分からない。
最初は警察に挑戦的な犯人も、最後はどうでもよくなっちゃってるし(笑)。



漫画「MONSTER」のテンドーみたいな主人公は、ちょっと好感触。



子猫が出てくるのもいいですよ!
ニャンコ万歳!

監督はエロス・パグリエリ。


JIGSAW ジグソー

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■それぞれ全然関係ない物語だけど、邦題でシリーズ化されちゃってます(笑)

JIGSAW ゲーム・オブ・デス

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JIGSAW デッド・オア・アライブ

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JIGSAW タワー・オブ・デス

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JIGSAW ルール・オブ・デス

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サイレントノイズ/試写状

2006年09月02日 | 懸賞
本日届いたのは、マイケル・キートン主演のサスペンス・スリラー映画「サイレントノイズ」(原題:WHITE NOISE)の試写状。



どの家庭にもある日常的な電子機器…テレビ、ラジオ、携帯電話、コンピュータなどを通じて死者が生きている人間にメッセージを伝えてくる現象を題材にしている。
その現象はEVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁音声伝達現象)と呼ばれ、世界各国で研究が進められている。



何となくイメージ的には「回路」っぽい感じなのかな?



TVを通じて何かが来てますよ、奥さん!



ちょっと微妙に期待作品。

9月16日公開予定。
公式HP:サイレントノイズ