【2006年・日本】試写会で鑑賞(★★★★☆)
第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の同名小説を映画化。
24時間かけて1000人の生徒が80kmの距離を歩く学校行事・歩行祭。甲田貴子(多部未華子)は、今年で最後となる歩行祭であることができるかどうか、自分一人で賭けをしていた。その賭けとは、同じクラスにいる西脇融(石田卓也)に話かけること。そんな簡単なことができなかった。実は貴子には、ニューヨークに行ってしまった親友の榊杏奈(加藤ローサ)や遊佐美和子(西原亜希)にも言えない秘密を抱えていた。それは融と貴子が異母兄弟であるということ。そんな秘密を抱え、貴子と融は妙に互いを意識してしまう。それを周りで見ていた融の親友・戸田忍(郭智博)や後藤梨香(貫地谷しほり)、梶谷千秋(松田まどか)は勘違いし、この歩行祭で2人をくっつけようとする。前日にニューヨークから届いた杏奈からのエアメール。それには『この歩行祭で貴子の願いが叶うように、おまじないをしておいたよ』と書かれていた。そのおまじないとは? 何気ない日常だけど、特別な一夜が始まろうとしている…。
公式HPを見ると恩田陸さんの言葉が添えられている。
【誰でも映画を観ている間は18歳に戻れます】
…。
戻っちゃいました。
18歳のあの頃に。
ともやの学校でも似たような過酷な行事(富士山まで行って折り返して戻ってくるという30kmマラソン!)があったんで、結構簡単に戻れました。
特に大きな事件が起こるわけでもなく、本当にただ歩いているだけの映画。
でもその何気ない出来事の数々は、青春のいい思い出になっていく。
主演は「HINOKIO」や「青空のゆくえ」(あっ、両方とも観てないや。「HINOKIO」は観てみたいんだよね)に出演していた多部未華子。
良くも悪くも普通の等身大の女の子を演じている。
そして融役の石田卓也も好印象。
変にイケ面ではなく、無骨な顔が印象的。
何となくデビューしたての頃の吉川晃司っぽいかも。
ともやお気に入りの加藤ローサがちょっとしか出てこないのが残念。
ちょっとお馬鹿なシーンも多々登場するけれど、青春っていうのはそういうモノなんだよね。
結構笑わせてもらいました。
感動とかそういうのではなく、昔の頃を想い出させてくれる青春映画です!
原作は読んでないのですが、ちょっと読んでみたくなりました。
そしてこの映画の前日譚を描いたオムニバス「ピクニックの準備」も観たくなりました。
監督は長澤雅彦。
追伸。
舞台挨拶では監督の長澤雅彦と主演の多部未華子が登場。
クライマックスでの夜明けのシーンは何日もかけて撮られた…とか、監督が演技指導をしてくれなかったので不安にかられまくっていた…とか、そんな撮影時のエピソードを聞くことができました。
■映画と同じキャストで「夜のピクニック」の前日譚を描いたオムニバス作品
第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の同名小説を映画化。
24時間かけて1000人の生徒が80kmの距離を歩く学校行事・歩行祭。甲田貴子(多部未華子)は、今年で最後となる歩行祭であることができるかどうか、自分一人で賭けをしていた。その賭けとは、同じクラスにいる西脇融(石田卓也)に話かけること。そんな簡単なことができなかった。実は貴子には、ニューヨークに行ってしまった親友の榊杏奈(加藤ローサ)や遊佐美和子(西原亜希)にも言えない秘密を抱えていた。それは融と貴子が異母兄弟であるということ。そんな秘密を抱え、貴子と融は妙に互いを意識してしまう。それを周りで見ていた融の親友・戸田忍(郭智博)や後藤梨香(貫地谷しほり)、梶谷千秋(松田まどか)は勘違いし、この歩行祭で2人をくっつけようとする。前日にニューヨークから届いた杏奈からのエアメール。それには『この歩行祭で貴子の願いが叶うように、おまじないをしておいたよ』と書かれていた。そのおまじないとは? 何気ない日常だけど、特別な一夜が始まろうとしている…。
公式HPを見ると恩田陸さんの言葉が添えられている。
【誰でも映画を観ている間は18歳に戻れます】
…。
戻っちゃいました。
18歳のあの頃に。
ともやの学校でも似たような過酷な行事(富士山まで行って折り返して戻ってくるという30kmマラソン!)があったんで、結構簡単に戻れました。
特に大きな事件が起こるわけでもなく、本当にただ歩いているだけの映画。
でもその何気ない出来事の数々は、青春のいい思い出になっていく。
主演は「HINOKIO」や「青空のゆくえ」(あっ、両方とも観てないや。「HINOKIO」は観てみたいんだよね)に出演していた多部未華子。
良くも悪くも普通の等身大の女の子を演じている。
そして融役の石田卓也も好印象。
変にイケ面ではなく、無骨な顔が印象的。
何となくデビューしたての頃の吉川晃司っぽいかも。
ともやお気に入りの加藤ローサがちょっとしか出てこないのが残念。
ちょっとお馬鹿なシーンも多々登場するけれど、青春っていうのはそういうモノなんだよね。
結構笑わせてもらいました。
感動とかそういうのではなく、昔の頃を想い出させてくれる青春映画です!
原作は読んでないのですが、ちょっと読んでみたくなりました。
そしてこの映画の前日譚を描いたオムニバス「ピクニックの準備」も観たくなりました。
監督は長澤雅彦。
追伸。
舞台挨拶では監督の長澤雅彦と主演の多部未華子が登場。
クライマックスでの夜明けのシーンは何日もかけて撮られた…とか、監督が演技指導をしてくれなかったので不安にかられまくっていた…とか、そんな撮影時のエピソードを聞くことができました。
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■映画と同じキャストで「夜のピクニック」の前日譚を描いたオムニバス作品
ピクニックの準備ハピネット・ピクチャーズこのアイテムの詳細を見る |
図書室の海新潮社このアイテムの詳細を見る |
いぜん本屋さんが選ぶ本大賞に選ばれてましたねぇ。
恩田さんて軽いホラー作家だと思ってたんですが、すごく甘酸っぱい青春作品みたいですねぇ。
でも観るには、失恋時期じゃないときにしたいなぁ、甘酸っぱい青春物は今はキツイですねぇ
個人的には、あの作品で学級委員演じてた“悪役”の小林涼子ちゃんがお気に入りさ。
てゆーか、原稿どんな具合?
>恩田陸さんはNHKでやってた6番目の小夜子を、子供と見たりしてました。
ボクも好きで観てましたよ。
鈴木杏と栗原千秋が可愛かったなぁ。
>恩田さんて軽いホラー作家だと思ってたんですが、すごく甘酸っぱい青春作品みたいですねぇ。
ともやもそう思ってました。
そしてこの作品も軽いホラーだと思ってました(笑)。
>甘酸っぱい青春物は今はキツイですねぇ
そんなに恋愛重視じゃないから大丈夫ですよ。
どっちかというとめっちゃ青春系!
>個人的には、あの作品で学級委員演じてた“悪役”の小林涼子ちゃんがお気に入りさ。
ほほう。
それはちょっと気になる情報ですな。
今度観るときチェックしておきますぞ。
>てゆーか、原稿どんな具合?
バリバリです!
懐かしさでいっぱいになりました。
前日譚の「ピクニックの準備」をご覧になると一層本編が楽しめますよ~。
そして原作もおススメです!
>懐かしさでいっぱいになりました。
ホント懐かしかったです。
青春はやはり良いですよのぉ。
>前日譚の「ピクニックの準備」をご覧になると一層本編が楽しめますよ~。
記事をまったくアップしてないんですけど、観ましたよ、「ピクニックの準備」。
試写会の次の日に観ました!
>そして原作もおススメです!
原作も読んでみないといかんかなぁ。
うん、読もう!
>加藤ローサがもっと出てきたら満点ですね(笑)
そうです。
でも加藤ローサがずっと出てたら、ヒロインの貴子が霞んでしまうから…バランス的にはあれで良かったのかな?
>でもオムニバスDVDでニューヨーク行ったとか、主演作もひかえていますし、お疲れ様ですね(笑)
オムニバスDVD…オムニバスなんで、やっぱりちょっとしか出てないんですよ。
ニューヨークの公園で手紙書いて、ポストに投函して終わり。
寂しすぎる~!
今後の活躍に期待しましょう。