(原題:SHUTTER ISLAND)
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
クリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」やベン・アフレック監督の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の原作を手掛けたデニス・ルヘインの同名小説を映像化。
精神を患った犯罪者だけを収容する絶海の孤島を舞台に、ある目的を秘めながらこの地を訪れた連邦保安官が、謎と混乱と恐怖に呑み込まれていく様を描いたミステリー・サスペンス。
1954年9月。連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)と相棒のチャック・オール(マーク・ラファロ)は、ボストンの遥か沖合に浮かぶ孤島"シャッターアイランド"に向かっていた。その島には精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があるのだが、厳重な監視下にあるにも関わらず、レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)という女性患者が忽然と姿を消してしまった。病院の医長であるジョン・コーリー医師(ベン・キングズレー)から事情説明を受けた2人は、自分たちと入れ替わりに休暇で島を離れたシーハン医師が事件に関与していると推測する。レイチェルの病室に隠されていた「WHO IS 67?」というメモ。そして2人は患者たちへの聞き込みを開始するが、テディは事件と無関係なアンドルー・レディスという人物についての質問を繰り返す。そのことをチャックに問われたテディは、この島に来た本当の目的を語り出す。『アンドルー・レディスは、アパートに火を放ち最愛の妻ドロレス・シャナル(ミシェル・ウィリアムズ)を殺した放火魔で、このアッシュクリフ病院に収容されていることを知り、その行方を探っていた』と。しかし、レイチェルの行方もレディスの行方も依然として謎のまま。そんな矢先、レイチェルが発見され、テディは彼女と面談するのだが…。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2001年)、「アビエイター」(2004年)、「ディパーテッド」(2006年)。
そして、これがマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオの4度目のタッグ作品ですね。
『四方を海に囲まれ、精神を病んだ犯罪者だけを収容する島「シャッターアイランド」。隔絶されたこの島の鍵のかかった病室から、誰にも気付かれることなく一人の女が煙のごとく姿を消した--。一体、なぜ?』
こんな大げさな宣伝をしているので、『あ~、これはアレ系かコレ系のオチなんだろうなぁ…』と思いながら鑑賞。
途中で『あ、これはコレ系のオチね』と想像していたら、ほんとにコレ系のオチでした。
あ~、もうビックリさせてよ~!
目から鱗をボロボロと落とさせてよ~!
この映画を観る前に、井上夢人のオチやストーリーは違うけど、同系列のミステリーを読んでいたので、何だかすぐ閃いてしまいました。
「ケイゾク」の柴田純風に言うなら『あの~、犯人分かっちゃったんですけどぉ~』
「トリック」の山田奈緒子風に言うなら『おまえらのやってることは、まるっとお見通しだ!』
「刑事コロンボ」のコロンボ風に言うなら『うちのカミさんがねぇ』…ww
映画でこういう感覚を経験するたびに、『今までの記憶をシャットダウンする方法があったらどんなにいいだろう』って思っちゃいます。
ラストで『そうだったのか~!』って、衝撃受けたいですもん。
『猿の惑星』(1968年)を初めて観た時のような衝撃を、ね。
『アイデンティティー』(2003年)を初めて観た時のような衝撃を、ね。
三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999年)を初めて観た時のような衝撃を、ねww。
…とはいえ、つまらない作品ではなく、普通に面白かったです。
これは伏線を再確認するために、もう1度観直してみたい作品ですね♪
実はこの作品を観た後に、ポール・ウォーカー主演のサイコ・スリラー、「Lプロジェクト」(2008年)を観たんだけど、ついつい『この展開、「シャッター アイランド」じゃん!』って叫んじゃいました。
こっちの方が先に作られてるんですけどねww。
ま、それだけオーソドックスなオチということです。
作品自体は地味なんだけど、「Lプロジェクト」はオチの後にさらにもう一転仕掛けがあり、そういう意味ではこっちの方が楽しめちゃったかも?
いや~、それにしても刑事プリオ、潜入捜査官を経て、連邦捜査官まで出世しましたね(笑)。
Leonardo DiCaprio orico card OK?
年を重ねてから、どんどんいい俳優になってきましたね♪
現実と幻想が交差して、狂気に捕われる表情なんか、ジャック・ニコルソンかベニチオ・デル・トロか? って感じ。
あれ、何か脱線してる?
脱線はともやのお家芸だからいいのだww。
監督・製作はマーティン・スコセッシ。
全米興行成績(2010年2月公開):初登場1位→1位→3位→5位→7位→8位→10位→ランク外
日本興行成績(2010年4月公開):初登場1位→5位→7位→7位→8位→ランク外
全米興行収入:1億2577万ドル
2010年4月9日公開
公式HP:シャッター アイランド
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
クリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」やベン・アフレック監督の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の原作を手掛けたデニス・ルヘインの同名小説を映像化。
精神を患った犯罪者だけを収容する絶海の孤島を舞台に、ある目的を秘めながらこの地を訪れた連邦保安官が、謎と混乱と恐怖に呑み込まれていく様を描いたミステリー・サスペンス。
1954年9月。連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)と相棒のチャック・オール(マーク・ラファロ)は、ボストンの遥か沖合に浮かぶ孤島"シャッターアイランド"に向かっていた。その島には精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があるのだが、厳重な監視下にあるにも関わらず、レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)という女性患者が忽然と姿を消してしまった。病院の医長であるジョン・コーリー医師(ベン・キングズレー)から事情説明を受けた2人は、自分たちと入れ替わりに休暇で島を離れたシーハン医師が事件に関与していると推測する。レイチェルの病室に隠されていた「WHO IS 67?」というメモ。そして2人は患者たちへの聞き込みを開始するが、テディは事件と無関係なアンドルー・レディスという人物についての質問を繰り返す。そのことをチャックに問われたテディは、この島に来た本当の目的を語り出す。『アンドルー・レディスは、アパートに火を放ち最愛の妻ドロレス・シャナル(ミシェル・ウィリアムズ)を殺した放火魔で、このアッシュクリフ病院に収容されていることを知り、その行方を探っていた』と。しかし、レイチェルの行方もレディスの行方も依然として謎のまま。そんな矢先、レイチェルが発見され、テディは彼女と面談するのだが…。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2001年)、「アビエイター」(2004年)、「ディパーテッド」(2006年)。
そして、これがマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオの4度目のタッグ作品ですね。
『四方を海に囲まれ、精神を病んだ犯罪者だけを収容する島「シャッターアイランド」。隔絶されたこの島の鍵のかかった病室から、誰にも気付かれることなく一人の女が煙のごとく姿を消した--。一体、なぜ?』
こんな大げさな宣伝をしているので、『あ~、これはアレ系かコレ系のオチなんだろうなぁ…』と思いながら鑑賞。
途中で『あ、これはコレ系のオチね』と想像していたら、ほんとにコレ系のオチでした。
あ~、もうビックリさせてよ~!
目から鱗をボロボロと落とさせてよ~!
この映画を観る前に、井上夢人のオチやストーリーは違うけど、同系列のミステリーを読んでいたので、何だかすぐ閃いてしまいました。
「ケイゾク」の柴田純風に言うなら『あの~、犯人分かっちゃったんですけどぉ~』
「トリック」の山田奈緒子風に言うなら『おまえらのやってることは、まるっとお見通しだ!』
「刑事コロンボ」のコロンボ風に言うなら『うちのカミさんがねぇ』…ww
映画でこういう感覚を経験するたびに、『今までの記憶をシャットダウンする方法があったらどんなにいいだろう』って思っちゃいます。
ラストで『そうだったのか~!』って、衝撃受けたいですもん。
『猿の惑星』(1968年)を初めて観た時のような衝撃を、ね。
『アイデンティティー』(2003年)を初めて観た時のような衝撃を、ね。
三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999年)を初めて観た時のような衝撃を、ねww。
…とはいえ、つまらない作品ではなく、普通に面白かったです。
これは伏線を再確認するために、もう1度観直してみたい作品ですね♪
実はこの作品を観た後に、ポール・ウォーカー主演のサイコ・スリラー、「Lプロジェクト」(2008年)を観たんだけど、ついつい『この展開、「シャッター アイランド」じゃん!』って叫んじゃいました。
こっちの方が先に作られてるんですけどねww。
ま、それだけオーソドックスなオチということです。
作品自体は地味なんだけど、「Lプロジェクト」はオチの後にさらにもう一転仕掛けがあり、そういう意味ではこっちの方が楽しめちゃったかも?
いや~、それにしても刑事プリオ、潜入捜査官を経て、連邦捜査官まで出世しましたね(笑)。
Leonardo DiCaprio orico card OK?
年を重ねてから、どんどんいい俳優になってきましたね♪
現実と幻想が交差して、狂気に捕われる表情なんか、ジャック・ニコルソンかベニチオ・デル・トロか? って感じ。
あれ、何か脱線してる?
脱線はともやのお家芸だからいいのだww。
監督・製作はマーティン・スコセッシ。
全米興行成績(2010年2月公開):初登場1位→1位→3位→5位→7位→8位→10位→ランク外
日本興行成績(2010年4月公開):初登場1位→5位→7位→7位→8位→ランク外
全米興行収入:1億2577万ドル
2010年4月9日公開
公式HP:シャッター アイランド
シャッター アイランド スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
Shutter Island(「シャッター アイランド」輸入盤サントラ)Rhinoこのアイテムの詳細を見る |
シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)デニス ルヘイン早川書房このアイテムの詳細を見る |
そうそう、これ宣伝知らずに鑑賞してたら、ものすごい好評価だったと思う。
TVを見てるとこういう宣伝って嫌でも目にしちゃうからなぁ…。
犯人まるっとわかっちゃったんですけど~で、コロンボはちょっと違うような・・・
私は日本の煽りCMに触れる機会がなかったせいか、存分に楽しめました♪
ディカプリオの演技は本当に良かったですね。
私ももう一度、じっくり見直してみたいです。
原作には無いラストを付け加えたっていうのは、何となく聞いてはいるんですが、それが理由なんですかねぇ?
吹替え版は観てないんで何とも言えないんですけど、あんまり評判よくないですね。
プロの声優さん使ってるみたいだけど、イメージが合ってないのかな?
表現描写逆転の映画は分かるんですけど、やっぱりあの宣伝は映画をつまらなくしてますわん。
これは表現描写逆転の映画ですよ。
スコセッシが大胆すぎます。
原作をひっくり返したことがきっと延期理由でしょう。最後の最後の最後の相棒のセリフ。
あれが全ての真実ですよ。だからまんざらダメ宣伝では無い気がします。しいていうならダメ翻訳です。
これ普通に観れば絶対面白いんですよ。
もしダメ宣伝大賞があったら、確実にグランプリですね。
>貫禄のついたレオ
あら、意外と好きですよ、ともやは(笑)。
ともやさんは肩透かし~~~って感じでしたか。
だいたいヘンテコな宣伝が良くないと思いません?普通に観たらなかなか面白いサスペンスだと思うんだけど・・・
これはオチを知ってから観ても楽しめそうですよね~
そこまでして貫禄のついたレオを観たいかどうか微妙ですが(汗)
あのオチが悪いという訳でもなく、あの謎を煽った宣伝が非常にこの映画をつまらなくしちゃってますね。
もったいない、もったいない。
>なつかし~CM♪
今の子は刑事プリオ、絶対知らないですよね~ww。
やばっ、年がバレちゃいますわん。
あ~あたしはやっぱり若い頃のレオ様ですっ!
最後のあれをどんでん返しと言うかどうかは別として
ラストはあたし的には結構衝撃だったなぁ。
単に・・・ってんで終わっちゃうのか?とあたしも思ったので、
最後の最後に切ない決断?って言うのかなぁ?
あのオカゲもあってかなりあたしの中では評価高いです。
上映前のアレ、本当意味不明ですよね。
目の錯覚は、この作品に前々関係してないし、的外れもいいところ。
CMで驚き度8何%とか言ってるけど、絶対嘘だよね~?
上映前のテロップでコレ系のオチだと・・・
余計なことはしないでほしいな~。
私も記憶をシャットダウンしたかったよ~!
あれ、レオ様ってノー・オスカーでしたっけ?
ここ最近のレオ様(デカプーって呼び方もありましたね)の演技は、すごくいいんだけどなぁ~。
良い意味で「いいおっさん♪」になってきましたね♪♪
思った通りのコレ系。
レオくんけっこう粘っていたから、逆ドンデンもありで黒~い終わりもちょっぴり期待したのだけど、病んでる時はなかなか認めないものだし、少しでもそう思わせてくれたレオ君に拍手かな?(^^)
レオの評価は右肩上がり。いつかオスカーもあげたいですね(^^)エラソ~~
前にどこかで、宣伝費用うんぬんの関係で公開延期した…なんて記事を読んだ気がするんですけど…これも仕掛けられた罠なのか?ww
ま、映画業界もいろんな謎がいっぱいありますからねぇ~。ww
私はもしかしたら「公開延期」というものそのものさえ「思い込み」だったのでは?と思えてきましたよ。
なんか壮大なトリックに騙された気分でした。
映画は好きでたくさん観てるけど、ほんとこれって損ですよね~。
展開が読めちゃう映画は、ほんと最悪。
でも普通に面白かったけどねww。
コメしたと思っていたのに。
わたしも同じでしたわ~
>『猿の惑星』(1968年)を初めて観た時のような衝撃を、ね。
『アイデンティティー』(2003年)を初めて観た時のような衝撃を
そうそう。あとは「ソウ」とか。
でもフツウにおもしろかったケド。ね★
^^
これはミステリー好きの人なんかだったら、察しが付いちゃうでしょうね~。
ちょっと前まで「チンギスハーンの墓が未だに発見されていないのは何故か?」(つい最近発見された?)なんてありましたけど、ともやは「墓が無いのは死んでないからでしょ」って考えちゃう子なんです。
そういう理論を展開すると…あわあわ。
>「こんなはずが無い!このまま終わるはずがない!いつ大どんでん返しがくるんだぁぁぁ!」って待ってたらそのまま終わった…orz
wwwww笑。
うんうん。
もうひと衝撃欲しかったですよね。
謎を解かなきゃ帰れないだの、映像に集中するために吹替えにしただの、錯視や脳科学までもちだされたおかげで画面超ガン見ですよ?
とおもったら、怪しいところはあからさまに怪しいし。^^;
私は最後の最後まで「こんなはずが無い!このまま終わるはずがない!いつ大どんでん返しがくるんだぁぁぁ!」って待ってたらそのまま終わった…orz
予告とか余計な説明は一切耳に入れないで見たほうが面白いと思います。