ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

第9地区

2010年03月17日 | 映画(た行)
(原題:DISTRICT 9)
【2009年・アメリカ/ニュージーランド】試写で鑑賞(★★★★★)


ロサンゼルス映画批評家協会賞、新人賞(ニール・ブロンカンプ)・美術賞受賞。
ブロードキャスト批評家協会賞、メイキャップ賞受賞。
シカゴ映画批評家協会賞、有望監督賞(ニール・ブロンカンプ)受賞。
オースティン映画批評家協会賞、作品賞受賞。
オクラホマ映画批評家協会賞、作品賞受賞。
カンザスシティ映画批評家協会賞、SF/ファンタジー/ホラー賞受賞。
第82回アカデミー賞、監督賞(ニール・ブロンカンプ)・脚色賞(ニール・ブロンカンプ/テリー・タッチェル)・視覚効果賞・編集賞の4部門ノミネート。

難民となった異星人を隔離するための収容キャンプで、思わぬ事故に巻き込まれてしまったエイリアン対策課の職員の顛末を描くSFアクション映画。

南アフリカ・ヨハネスブルク上空に、突如正体不明の巨大な宇宙船が飛来する。しかし、エイリアンたちは襲撃に来たわけではなく、ただ宇宙船の故障で漂着しただけだった。そのまま宇宙へ追い返すことも出来ず、地球はエイリアンたちを難民として受入れることにした。
それから20数年後。エイリアンの管理事業を引き受ける民間企業MNU(マルチ・ナショナル・ユナイテッド)社は、スラムと化したエイリアンの共同居住区である第9地区の移転プロジェクトを推進する。その最高責任者に抜擢されたのが、エイリアン対策課に所属するヴィカス・ヴァン・ダー・マーウィ(シャルト・コプリー)だった。ヴィカスはさっそく第9地区に住むエイリアンたちの家を戸別訪問して、新しい第10地区への移り住むよう承認のサインをもらって回ることに。クリストファー・ジョンソン(ジェイソン・コープ)と名乗るエイリアンの家を訪ねた際、ヴィカスは怪しげな液体の入った筒を発見する。その筒を調べていたヴィカスは中に入っていた液体を浴びてしまい、それからヴィカスは体調を崩してしまう…。




エンドロールが流れ始めたとき、ともやはボロボロ泣いておりました。
別に花粉症(実際花粉症なんですけどね・笑)でもハートフルな感動を覚えた訳じゃないんです。
ただ、スゴいモノ観ちゃったなぁ…という。
ドえらいモノを観ちゃったなぁ…という感動。

いや~、痺れるくらいに面白かったんですが、よくこれがアカデミー賞に4部門もノミネートしたなぁ…と、逆に感心しちゃいます。
だって腕は千切れるわ、首は飛ぶわ、人間が水風船のように弾け飛ぶわ。
面白いけど、下世話なB級テイスト満載ですよ、これ。



初っぱなから例の宇宙人は出まくりなんだけど、ここは公開までの楽しみに取っておきましょうね~♪
人間からは「エビ」と呼ばれるエイリアン。
最初はグロ~い…なんて思ってるんですけど、後半はこのエビが可愛いくて可愛いくて仕方がなくなります♪

ちなみにMNUがエイリアン居住地区の移転を決行するには、もうひとつ別の目的があった。
それはエイリアンが持っている強力な武器の数々。
しかし、この武器はエイリアンのDNAにしか反応せず、人間には使用することができないモノ。
そんな最中、ひょんなことからヴィカスはエイリアンのDNAも共有する存在になってしまう。
ヴィカスを研究すれば、エイリアンの武器を人間が使うことができる。
MNUはヴィカスを拘束し、様々な実験を繰り返すが…。

追伸。
すでに続編の「DISTRICT 10」の企画も進んでいるようだけど、これはこの1本で終わらせた方がいいような気がするな~。
確かに続編を作れる終わり方してるんだけど、「マトリックス」の二の舞になるような…。

監督・脚本はニール・ブロンカンプ。
製作はピーター・ジャクソン。
全米興行成績(2009年8月公開):初登場1位→2位→4位→5位→8位→ランク外
全米興行収入:1億850万ドル(2009年9/15現在)
日本興行成績(2010年4月公開):初登場2位→6位→9位→9位→ランク外

2010年4月10日公開
公式HP:第9地区


■この「第9地区」の原型ともなった、ニール・ブロンカンプ監督が2005年に製作した6分半の短編映画はこちら

Alive in Joberg by Neill Blomkamp Spyfilms (District 9 director)



第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

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30 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とりうち)
2010-03-17 19:03:38
これ面白そうですよねぇ

アバターのストーリーがいまいちだったんで期待が大きいですよ

そういえばフリンジも見始めたんですが微妙なんですよねぇ
フリンジ (ともや)
2010-03-18 04:49:52
こんばんは、とりうちさん♪
これとりうちさん気に入ると思いますよ♪
どこかで観たことのあるようなシーンばかりの「アバター」より絶対おすすめ♪

>そういえばフリンジも見始めたんですが微妙なんですよねぇ
あ、そうなんですか?
「フリンジ」結構期待してるんですけどね~ww。
驚きました。 (えい)
2010-03-18 10:33:41
とてもユニークでした。
ぼくは、あんなにもエイリアンの姿をはっきりと出していると思いませんでした。
日本版トレーラーには、ぼかし入っているし…。
クライマックスではモビルスーツを着て
エイリアンのために戦う主人公。
最初のいや~なレポーター気取りの顔を思い出すと、
人間って変われるんだなと…。
それにしても、「DNAで銃」とは、
よく考えたなと思います。
SFにすでにあるのかもしれないけど…。
DNAで銃 (ともや)
2010-03-19 20:43:12
こんばんは、えいさん♪
確か「シューテム・アップ」という映画で、ポール・ジアマッティが指紋認証の安全装置が付いた銃を使っていたんですよね。
架空の設定なのか実在する銃なのか分からないけど、『へぇ~~~~~~~!』って思ったのを覚えてます♪

あのトレーラーも本編には出てこないフェイクですもんね。
かなりスタイリッシュです、これ♪
エビちゃん (ノルウェーまだ~む)
2010-03-23 07:30:58
ともやさん、こんばんわ☆
エビちゃんが可愛かったですねぇ(笑)
なんだかお茶目で、おとぼけなかんじが良かったです。
まるでB級テイストで、低予算映画なのに、ここまでやってくれうっていうのが、本当に素晴らしかったです。
エビちゃん (ともや)
2010-03-23 18:30:53
こんばんは~、ノルウェーまだ~むさん♪
エビちゃんのフィギュアが欲しくなる程、可愛かったです~♪

この作品、低予算を売りにしてるんだけど、日本で考えれば、超大作並の製作費(30億円)使ってるんですよね。

いや~、ここまで突き抜けた作品は久々に観ました。
天晴です♪
こんばんは (ノラネコ)
2010-03-29 00:17:57
面白かったですね。
ここまでパワフルにムチャクチャやれるのは新人ならではかもしれません。
とにかく全く先が読めませんでした。
エイリアン物にまさかアパルトヘイトという切り口を持ってくるとは誰も思わないでしょうね。
すごい! (ともや)
2010-03-29 19:35:58
こんばんは、ノラネコさん♪
いや~、ほんと面白かった♪
今年のベスト3入り、すでに確定ですねww。

>エイリアン物にまさかアパルトヘイトという切り口を持ってくるとは誰も思わないでしょうね。
環境問題・人種問題をエイリアン物に置き換える映画。
これは今後流行するかもですね?
面白かったです★ (latifa)
2010-04-01 16:18:02
ともやさん、こんにちは!
ともやさんも凄く面白かったんですねー。
私もアバターと同じくらい、面白かったのでは?と思いました。
個人的にツボだった、エビ族のポスターが、こちらに一杯ありますね^^

そういえば、ホタテの記事も拝見しました。
どういう風にして食べたかな~。貝付きのってすっごく美味しいんだけど、中身を取り出す時、手を怪我しやすいので注意が要りますよね。
私は片方だけ貝を残して(蓋だけ取って)バター醤油をたらっとたらして、オーブンで焼くのが好きです。
エビちゃんLOVE (ともや)
2010-04-02 02:49:40
こんばんは、latifaさん♪
ともや個人的には、「アバター」の数百倍面白かったです♪
もうエビちゃんのフィギュアとかあったら買いまくるのにな~。
エビちゃんかわゆいですww。

>ホタテ
その後はツイッターで呟いていたのですが、ネギ塩炒め&味噌汁にしていただきましたww。
の記事も拝見しました。
小さいホタテだったんで、手で簡単にパッキパキでございます。
ウロ(黒いキモのようなモノ)を取るのが面倒くさかったですけどねww。

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