(原題:CUBE ZERO)
【2004年・カナダ】DVDで鑑賞(★★★★☆)
殺人トラップが仕掛けられた立方体型の密室(CUBE)に閉じこめられた人間たちの恐怖を描いたSFホラー・シリーズの第3弾。
今作は1作目の「CUBE」の前の時代が舞台となっている。
薄汚れた鋼鉄製の密室がどこまでも続くCUBE空間。その中でひとりの男が溶解液を浴びながら死んでいった。そんな凄惨な光景をモニター画面を通じて目撃するウィン(ザカリー・ベネット)とドッド(デヴィッド・ヒューバンド)。2人は暗い一室でにCUBEの管理とその中にいる被験者の観察を行っていた。コンピューター並の頭脳を持ち、人一倍探究心の強いウィンは、行方不明になっている同僚の監視員に不審を抱きながらも、監視カメラで目撃した被験者の若い女性カッサンドラ・レインズ(ステファニー・ムーア)が気がかりでならなかった。CUBE内部でレインズは目を覚し、同じように囚われの身となっていたハスケル(マーティン・ローチ)、メイヤーホルド(マイク・ナーギャング)、バートク(リチャード・マクミラン)、ジェリコ(テリー・ホークス)と出会う。彼らはそろって記憶を消去されていたが、レインズだけは外界のことを微かに覚えていた。一行はこのCUBEから脱出するために行動を開始するが、一人また一人と殺人トラップの犠牲になっていく。一方、被験者のことが気になっていたウィンは、資料を独自に調べ、レインズだけ実験への同意書がないことを発見する。ウィンはレインズを助けるために自らCUBEの中に入り込む。非常事態に幹部は担当官であるジャックス(マイケル・ライリー)を管理室に送り込む。被験者を管理している管理官も、CUBEの被験者だったのだ。ジャックスは、違反者であるウィンを抹殺するために、CUBEトラップを操作するが…。
CUBEもプロトタイプ。
いかにも機械という感じになり、トラップも生々しい。
嫌いじゃないですよ。
そして今回は、CUBE内の被験者を観察する監視員という存在が描かれている。
結果、彼らも被験者であり、CUBEという世界のバックボーンが多少垣間見ることができるが、CUBEの謎はまったく解き明かされていない。
主人公のウィンは、自らCUBEに飛び込んでいくが…。
CUBEは結局何のために存在しているのか?
被験者のパターンを記録して、その記録は何に役立てようとしているのか?
それとも被験者を矯正するための施設?
神を信じさせることが最終目的?
幹部とは教会組織の一派なのか?
幹部側の人間ジャックスっていいキャラなんだけどなぁ。
まぁ、完結はしてないし、「CUBE3」とか行っちゃってもいいんじゃない。
監督はアーニー・バーバラッシュ。
■シリーズ前2作はこちら
【2004年・カナダ】DVDで鑑賞(★★★★☆)
殺人トラップが仕掛けられた立方体型の密室(CUBE)に閉じこめられた人間たちの恐怖を描いたSFホラー・シリーズの第3弾。
今作は1作目の「CUBE」の前の時代が舞台となっている。
薄汚れた鋼鉄製の密室がどこまでも続くCUBE空間。その中でひとりの男が溶解液を浴びながら死んでいった。そんな凄惨な光景をモニター画面を通じて目撃するウィン(ザカリー・ベネット)とドッド(デヴィッド・ヒューバンド)。2人は暗い一室でにCUBEの管理とその中にいる被験者の観察を行っていた。コンピューター並の頭脳を持ち、人一倍探究心の強いウィンは、行方不明になっている同僚の監視員に不審を抱きながらも、監視カメラで目撃した被験者の若い女性カッサンドラ・レインズ(ステファニー・ムーア)が気がかりでならなかった。CUBE内部でレインズは目を覚し、同じように囚われの身となっていたハスケル(マーティン・ローチ)、メイヤーホルド(マイク・ナーギャング)、バートク(リチャード・マクミラン)、ジェリコ(テリー・ホークス)と出会う。彼らはそろって記憶を消去されていたが、レインズだけは外界のことを微かに覚えていた。一行はこのCUBEから脱出するために行動を開始するが、一人また一人と殺人トラップの犠牲になっていく。一方、被験者のことが気になっていたウィンは、資料を独自に調べ、レインズだけ実験への同意書がないことを発見する。ウィンはレインズを助けるために自らCUBEの中に入り込む。非常事態に幹部は担当官であるジャックス(マイケル・ライリー)を管理室に送り込む。被験者を管理している管理官も、CUBEの被験者だったのだ。ジャックスは、違反者であるウィンを抹殺するために、CUBEトラップを操作するが…。
CUBEもプロトタイプ。
いかにも機械という感じになり、トラップも生々しい。
嫌いじゃないですよ。
そして今回は、CUBE内の被験者を観察する監視員という存在が描かれている。
結果、彼らも被験者であり、CUBEという世界のバックボーンが多少垣間見ることができるが、CUBEの謎はまったく解き明かされていない。
主人公のウィンは、自らCUBEに飛び込んでいくが…。
CUBEは結局何のために存在しているのか?
被験者のパターンを記録して、その記録は何に役立てようとしているのか?
それとも被験者を矯正するための施設?
神を信じさせることが最終目的?
幹部とは教会組織の一派なのか?
幹部側の人間ジャックスっていいキャラなんだけどなぁ。
まぁ、完結はしてないし、「CUBE3」とか行っちゃってもいいんじゃない。
監督はアーニー・バーバラッシュ。
CUBE ZEROハピネット・ピクチャーズこのアイテムの詳細を見る |
■シリーズ前2作はこちら
CUBE ファイナル・エディションポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
CUBE2 キューブ 2 特別版ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントこのアイテムの詳細を見る |
続編ではないけど、便乗作品で「CUBE NEXT」って作品はあるんですけどね(笑)。
>危機的状況下での心理・思考パターン収集のための実験装置でした。
>なんてオチなら、見たくない……でも見たい……。
>見ちゃおう。
こういう作品は続編が出るほどに酷くなっていくモンなんだけど、ついつい見てしまうんですよね。
そして、たまに傑作がまた生まれてしまったりするんですよ。
でも、ココはいったい何!? 何なのよー!?
っていう閉塞と絶望あふれる設定が魅力なだけに、その外側を見せられるのは、ある意味怖いかも。危機的状況下での心理・思考パターン収集のための実験装置でした。なんてオチなら、見たくない……でも見たい……。
見ちゃおう。
>最初のCUBEが衝撃的で素晴らしかっただけに、続きを作るのって難しいですよねぇ
「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」「チャイルド・プレイ」「ブギーマン」「ソウ」も含めて、1作目が素晴らしいホラー映画は必ず通る道ですよね。
試行錯誤していって、更なる恐怖を追求していってほしいです。
>もしかすると、ビギンズも作ったりして、、、
リ・ボーンとか、リベンジとか、リターンズとか、エピソード0とか、リ・イマジネーションとか、何でもアリですよ!
ただ、こういう作品は常にビックリドッキリさせてほしいですよね。
続けるのなら徹底的にやってほしいですねぇ
もしかすると、ビギンズも作ったりして、、、