ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

バイオハザードX

2007年12月28日 | 映画(は行)
(原題:THE MEN WHO FELL)
【2007年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


2人の囚人が減刑のために向かった惑星で巻き込まれる恐怖を描いたSFホラー…いや、サスペンスかなぁ。

一機のスペースシャトルが、荒涼とした砂の惑星に不時着する。そのスペースシャトルに乗っていたのは、囚人番号770=マカファティ(ブレンダン・ガイ・マーフィ)と囚人番号667=フライヤー(アイク・スティールストラ)だった。2人は減刑の代わりに、この惑星で【X】を探し出すという任務を課せられていた。レーダーに導かれるままに地下施設へと侵入していくマカファティとフライヤー。そこで彼らは地下深くに幽閉されていた悪魔=レギオン(ベン・ナースツ)を解放してしまう。必死で逃げ出そうとするマカファティたち。そこへ13年前からこのレギオンを倒すために戦っている女戦士(キンバリー・パーモン)が現れる…。



これはたぶんTVドラマとして製作された作品。
ひょっとしたらアメリカでもソフト化されてないのかなぁ。
どんなに電脳の海を彷徨っても、パッケージやポスターが見あたりませんでした。
でも、原題からも分かるとおり、本作は「バイオハザード」をパクろうなんてこれっぽっちも考えていません。

今年は【食品偽装】のニュースが続出しましたが、映画&DVD界では昔からこういった偽装(便乗)が数多く存在しています。
まぁ、そのまんまの作品も多いですが、『あら、これ偽装なのに意外と面白いじゃない?』という作品にも出会えます。

これもそうかと思っていたら、意外と楽しめちゃいました。



主人公はこの2人。
正確には左側のマカファティ。
前半はほとんどこの2人の掛け合い。
展開的にはかな~り地味です。
もの凄い地味です。
ただその中で、最初は何者か分からなかった2人の経歴や世界観、2人が探し求める【X】が何なのか…といったコトが少しずつ判明していきます。

研究施設の奥深くに閉じ込められた存在。
サイキック。
何となく「AKIRA」を連想させる感じです。



そして後半に登場する女戦士。
戦士と言うよりは、神の言葉を唱えながら悪魔を退治しようとするエクソシスト。
剣で戦ったりもするんだけどね。

楽しめたとはいっても、これを劇場で観ていたら暴れるでしょうね(笑)。
スペースシャトルのデザインとか、囚人が着ている服の機能、トラップや銃なんかの設定が意外とちゃんとしていて、そういう部分が楽しめました。
ヒマでたまらない深夜に観るにはいいかな…って感じ。

監督はウィリアム・L・スチュワート。

バイオハザードX

トランスフォーマー

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