(原題:VALKYRIE)
【2008年・アメリカ/ドイツ】試写で鑑賞(★★★★☆)
第二次大戦中に起こった実話を元に、非人道的なナチス政権の暴挙に疑問を抱いて反乱分子となったドイツ将校が、同志と手を組み、ヒトラー暗殺計画に及んでいく過程とその顛末を描いたサスペンス・アクション映画。
第二次大戦下。ドイツ軍は次第に劣勢に立たされ始めていた。アフリカ戦線で左目と右手を失いながら奇跡の生還を果たしたクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱き、軍内部で秘密裏に活動するレジスタンスメンバーたちの会合に参加することになる。ヒトラー(デヴィッド・バンバー)を暗殺しただけでは国は変わらない。そこでシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー暗殺後にベルリンを掌握しナチス政権までを転覆させる"ワルキューレ作戦"を思いつく。同志たちと綿密に計画を練りあげ、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者に対し、過酷なミッションが開始される…。
これはアメリカ版のポスターが、一番内容をよく表現してますね。
歴史的事実を題材にした映画なんですが、ミッションが成功するかどうかというドキドキ感は、「オーシャンズ11」や「黄金の7人」などに代表されるようなドキドキ感に似てるんですよね。
日本の予告編を観ると爆発シーンだけを組み合わせたアクション映画に思えるけど、作戦遂行の緊張感を主にした心理サスペンスがメインなので、注意が必要ですわん。
脇を固める俳優陣もすごいんですよね。
早くからヒトラー政権に不満を抱いてレジスタンスを組織した、ルードヴィッヒ・ベック役にテレンス・スタンプ。
ベルリンの国内予備軍副司令官オリブリヒト将軍にビル・ナイ。
過去数回に渡ってヒトラー暗殺を画策してきたレジスタンスの中心メンバーであるヘニング・フォン・トレスコウ少将にケネス・ブラナー。
陸軍通信部隊の司令官エーリッヒ・フェルギーベル将軍にエディ・イザード。
オリブリヒト将軍の副官メルツ・フォン・ケヴィルンハイム大佐役にクリスチャン・ベルケル。
負傷したシュタウフェンベルク大佐をサポートするヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉役にジェイミー・パーカー。
ヒトラーとレジスタンスのどちらに付くかで揺れ動く国内予備軍司令官フロム将軍にトム・ウィルキンソン。
ヒトラー暗殺計画を知らずに国内予備軍を指揮する警備大隊長オットー・エルンスト・レーマー少佐役にトーマス・クレッチマン。
シュタウフェンベルク大佐の妻ニーナ・フォン・シュタウフェンベルク役にカリス・ファン・ハウテン。
ひ~、主要メンバーだけでもこんなに~。
歴史的事実としてヒトラーは暗殺されていないので、作戦が失敗することは最初っから分かっていましたが、この緊張感を描き出したクリストファー・マッカリーはさすがです。
ブライアン・シンガー監督とクリストファー・マッカリー脚本は、「ユージュアル・サスペクツ」以来のコンビなんですよね。
このドキドキ感も納得してしまう組み合わせです。
監督はブライアン・シンガー。
全米興行成績:初登場4位→4位→7位→ランク外
2009年3月20日公開
公式HP:ワルキューレ
■「ワルキューレ作戦」を題材に、2004年に製作されたTVドラマはこちら
【2008年・アメリカ/ドイツ】試写で鑑賞(★★★★☆)
第二次大戦中に起こった実話を元に、非人道的なナチス政権の暴挙に疑問を抱いて反乱分子となったドイツ将校が、同志と手を組み、ヒトラー暗殺計画に及んでいく過程とその顛末を描いたサスペンス・アクション映画。
第二次大戦下。ドイツ軍は次第に劣勢に立たされ始めていた。アフリカ戦線で左目と右手を失いながら奇跡の生還を果たしたクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱き、軍内部で秘密裏に活動するレジスタンスメンバーたちの会合に参加することになる。ヒトラー(デヴィッド・バンバー)を暗殺しただけでは国は変わらない。そこでシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー暗殺後にベルリンを掌握しナチス政権までを転覆させる"ワルキューレ作戦"を思いつく。同志たちと綿密に計画を練りあげ、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者に対し、過酷なミッションが開始される…。
これはアメリカ版のポスターが、一番内容をよく表現してますね。
歴史的事実を題材にした映画なんですが、ミッションが成功するかどうかというドキドキ感は、「オーシャンズ11」や「黄金の7人」などに代表されるようなドキドキ感に似てるんですよね。
日本の予告編を観ると爆発シーンだけを組み合わせたアクション映画に思えるけど、作戦遂行の緊張感を主にした心理サスペンスがメインなので、注意が必要ですわん。
脇を固める俳優陣もすごいんですよね。
早くからヒトラー政権に不満を抱いてレジスタンスを組織した、ルードヴィッヒ・ベック役にテレンス・スタンプ。
ベルリンの国内予備軍副司令官オリブリヒト将軍にビル・ナイ。
過去数回に渡ってヒトラー暗殺を画策してきたレジスタンスの中心メンバーであるヘニング・フォン・トレスコウ少将にケネス・ブラナー。
陸軍通信部隊の司令官エーリッヒ・フェルギーベル将軍にエディ・イザード。
オリブリヒト将軍の副官メルツ・フォン・ケヴィルンハイム大佐役にクリスチャン・ベルケル。
負傷したシュタウフェンベルク大佐をサポートするヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉役にジェイミー・パーカー。
ヒトラーとレジスタンスのどちらに付くかで揺れ動く国内予備軍司令官フロム将軍にトム・ウィルキンソン。
ヒトラー暗殺計画を知らずに国内予備軍を指揮する警備大隊長オットー・エルンスト・レーマー少佐役にトーマス・クレッチマン。
シュタウフェンベルク大佐の妻ニーナ・フォン・シュタウフェンベルク役にカリス・ファン・ハウテン。
ひ~、主要メンバーだけでもこんなに~。
歴史的事実としてヒトラーは暗殺されていないので、作戦が失敗することは最初っから分かっていましたが、この緊張感を描き出したクリストファー・マッカリーはさすがです。
ブライアン・シンガー監督とクリストファー・マッカリー脚本は、「ユージュアル・サスペクツ」以来のコンビなんですよね。
このドキドキ感も納得してしまう組み合わせです。
監督はブライアン・シンガー。
全米興行成績:初登場4位→4位→7位→ランク外
2009年3月20日公開
公式HP:ワルキューレ
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ワルキューレ プレミアム・エディション [DVD]ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
Valkyrie(「ワルキューレ」輸入盤サントラ)Peter Paul Kreuder,John Ottman,Günther Joseck,Pablo Heisenberg,Sylke Schwab,Katharine MehrlingVarese Sarabandeこのアイテムの詳細を見る |
オリジナル・サウンドトラック「ワルキューレ」サントラジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントこのアイテムの詳細を見る |
■「ワルキューレ作戦」を題材に、2004年に製作されたTVドラマはこちら
オペレーション・ワルキューレ [DVD]パンドこのアイテムの詳細を見る |
この映画、脇役が充実していたのですが、
あまりにも多く、
書くのが疲れるので、
失礼させていただきました。
ともやさんのところで、
改めてそのスゴさに感じ入ってます。
登場人物が多くて混乱するということは無かったんですけど、充実した脇役陣ですよね。
書いていて(あまりの多さに)ちょっと嫌になりました(笑)。
戦争映画は苦手なんですけど、戦車や戦闘機なんかは好きなんで、いろいろと楽しかったです♪
やっぱり、ナチ将校が主人公だからか。
それとも、シンガー監督が●イだからかww
ブライアン・シンガー監督って、確かユダヤ人なんだよね(←めっちゃ不確定な曖昧知識・笑)。
ともすれば、結構この映画に思い入れはあるんだろうね~。
>シンガー監督が●イだからかww
あら、そうなの?
ポスターが一杯見れて楽しいです~!
色々なパターンが作られているんですね♪
確かに脇役が豪華ですよね~。
私はあんまりそういうの詳しく無いので、出て来る人たちにいちいち「この人知ってる!え~っと・・・何で見たっけ?」ってのが映画を見ながら妙に気になって困りました(爆)
私はなかなか面白く見ました。☆の数は、ともやさんと同じ感じです。
脇役も豪華ですけど、トムちんは出演する映画の選び方が上手だよね。
(あんまり大コケ…つまらなかったって映画を観たこと無いなぁ…)
同期ってわけじゃないけど、ついつい似たような世代のキアヌの出演作と比べちゃいますわん♪
い~い感じに配置されていましたよね~。
みなさん軍服姿がよ~お似合いでした( ´艸`)
確かに失敗することは分かってても
とても緊迫感があって面白かったですね。
史実はどんな感じだったかは分かりませんが、ここまで娯楽性に富んだ作品に仕上げてしまうのは、さすがですね~。
もう観てる間、ずっとハラハラドキドキしておりました。
こういう緊張感はたまりませんわ~♪
こういう脇役がいい味を出してくれる映画は映画ファンとしてはたまらないです。
このぎりぎりの綱渡り状態で行われる作篇は、なかなか手に汗握って面白かったです。
近所のレンタル屋さんに、ドイツ製作のTVドラマ(上で紹介している「オペレーション・ワルキューレ」)があったら早速観てみようと思ってます。
ドイツ人が作ると、また違った視点で描かれてるんだろうなぁ。