ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

デビルクエスト

2011年07月10日 | 映画(た行)
(原題:SEASON OF THE WITCH)
【2011年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)


魔女狩りが行われていた中世を舞台に、魔女と疑われる女を修道院に運ぶことになった騎士たちの冒険を描いたアクション・アドベンチャー。

14世紀。十字軍の騎士ベイメン(ニコラス・ケイジ)とフェルソン(ロン・パールマン)は、キリストの名のもとに10年間もの間、激しい戦闘の日々を送っていた。しかし、ある戦いでベイメンはこの戦いに疑問を抱き、フェルソンと共に十字軍を離れることになる。途中である町に立ち寄った2人は、ペストが蔓延し瀕死の人たちが溢れている現状を目の当たりにする。その町で2人は十字軍の脱走兵として捕われてしまう。しかし、ベイメンが十字軍伝説の騎士だと知ったダンブロワーズ枢機卿(クリストファー・リー)は『もう一度、神のために働いてくれぬか』と懇願し、2人にある特命を依頼する。それは世界にペストを蔓延させている魔女(クレア・フォイ)をセヴラックの修道院まで運んでほしいということ。こうして2人は、神父のデベルザック(スティーヴン・キャンベル・ムーア)、腕利きの騎士エッカード(ウルリク・トムセン)、道案内役の詐欺師ハガマー(スティーヴン・グレアム)を連れてセヴラックまでの旅に出発する…。



『キックアス』(2010年)や『魔法使いの弟子』(2010年)など、近年ちょっとファンタジー系(?)なニコラス・ケイジと、『ホワイトアウト』(2009年)のドミニク・セナ監督。
2人は『60セカンズ」(2000年)以来、11年ぶりとなる再タッグ。
『60セカンズ』は大好きな作品なんで、期待は高まるばかりですよ!

それにしてもこの邦題…。
原題は『SEASON OF THE WITCH』、直訳すると『魔女の季節』…まぁ、魔女がいた時代、時期ってことでしょうね。
それはこの物語の舞台となる「ペストが蔓延していた時代」「魔女狩りが行われていた時代」を意味している。
それを『デビルクエスト』って…orz…この邦題を付けた人間は「魔女」と「悪魔」の区別も付かないのか…と。
…。
でも、鑑賞してみると、実はそんなに的外れでは無いタイトルと感じたけど、やっぱり酷いタイトルだと思った。
(どう酷いのかは公開後に追記しま~す)

この作品のキモとなるのは、魔女だと疑われている女が、本当に魔女なのか否か?
冒頭の魔女狩りのエピソードで、実際に魔女がこの世界に存在することは明かされている(魔女というよりゾンビみたいだったけどねww)。
さてさて、どうなりますか…?



十字軍の騎士として果敢に異教徒と戦ってきた騎士の2人。
戦っては酒を飲み、酒を飲んでは戦って…。
ある戦いで異教徒の女性を殺してしまったベイメンは、「これは本当に神のための戦いなのだろうか?」と疑問を抱くようになる。
10年目にしてやっと気付いたのかよ! って猛烈にツッコミましたけどね(笑)。

ベイメンの相棒フェルソンは、アメコミ映画『ヘルボーイ』(2004年)と『ヘルボーイ:ゴールデン・アーミー』(2008年)でヘルボーイを演じていたロン・パールマン♪
(ともやの中で、ハリウッドで実写版『クラッシャー・ジョー』をもし製作するなら、タロスを演じて欲しい俳優No.1ですよ・笑)
アメコミ好きのニコちゃんは、撮影中にきっとキャッキャッしてたでしょうね~ww。



旅の仲間はこんな感じ。
ペストで家族を失い、魔女には懐疑的な騎士エッカード(左上)。
教会が絶対正しいと盲信する若き神父デベルザック(右上)。
修道院のある町に行ったことがあるという理由で、道案内をすることになった詐欺師ハガマー(左中央)。
騎士に憧れ、一行の後を付けてきた枢機卿の従者カイ(右中央)。
そして、彼女が立ち寄った場所でペストが発生していたことから、魔女として捕われてしまった女(下段左右)。
以上7名は修道院に向かうため、「苦悩の森」と呼ばれる深い森を通り抜けていく。

それにしても、騎士・騎士・騎士・騎士見習い・神父・詐欺師・魔女(?)という、ゲームのRPGだったらとてつもなくバランスの悪いパーティ編成(笑)。
普通だったら遠距離攻撃の弓者(アーチャー)と後方支援で回復を行う僧侶(プリースト)が欲しいところww。

監督はドミニク・セナ。

全米興行成績(2011年1月公開):初登場3位→10位→ランク外
全米興行収入:2482万ドル(2011/5/20現在)

2011年7月30日公開
公式HP:デビルクエスト


■ニコラス・ケイジとドミニク・セナ監督がタッグを組んだ『60セカンズ』はこちら

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極道兵器

2011年07月10日 | 映画(か行)
(英題:YAKUZA WEAPON)
【2010年・日本】試写で鑑賞(★★★☆☆)


海外戦略型日本映画レーベル「SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)」作品。
2006年に58歳で急逝した石川賢の同名コミックを実写映画化。
ヤクザのひとり息子が卑怯な手で父を殺した元組員にけじめをつけさせるために、「究極の兵器」となって仁義を通すバイオレンス・アクション。

西日本を牛耳る岩鬼組組の御曹司ながら、その凶暴さ故に日本を追い出され、南米で傭兵として活動していた岩鬼将造(坂口拓)。だが、組長である父・権造(麿赤兒)の訃報を聞き、4年ぶりに日本へ帰国する。しかし、かつて組事務所があった場所は、サラ金事務所になっていた。そこで将造は、岩鬼組の若頭だった倉脇重介(鶴見辰吾)が父を死に追いやり、組織の拡大を図っていることを知る。父親の仇を討つために将造は倉脇を追いつめるが、返り討ちに遭い、将造は右腕と左足を失ってしまう。しかし、内閣特務警察によって将造は、右腕にバルカン砲、左膝にロケットランチャーを装備した極道兵器へと生まれ変わる。そんな将造に対して、倉脇は将造と義兄弟の契りを交わした鉄男(村上淳)を刺客として送り込もうとしていた…。



里見八犬伝』『デス・トランス』『最強兵器女子高生 RIKA』などでアクション監督を務め、『魁!! 男塾』や『鎧 サムライゾンビ』で自ら監督もこなした俳優の坂口拓。
今回は『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』『赤んぼ少女』『非女子図鑑「魁!!みっちゃん」』などの山口雄大との共同監督作品。
もともとこの2人は、北村龍平監督の『VERSUS』以来のコンビだからね。
その辺の息はピッタリです♪



個人的には「下品」と「馬鹿」のバランスが取れていて、4本の中で一番好きかも?
(多少尺が長く感じられたりはしたけどね…ww)
右手に装着したバルカン砲は、普通の右手にメタモルフォーゼが可能。
サイボーグ004のようなロケットランチャーなど、実にコミック的。

まぁ、ラストは原作通りだったにしても、今の時期で公開できるのかどうか、ものすごいチャレンジャーな結末。
(いいのかしら? いいのかしら?)

将造の許嫁で山鬼組を仕切る女組長・山鬼なよ子を演じるのは、『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦』『学校の階段』『グミ・チョコレート・パイン』の黒川芽以(写真:左側下から2番目)。
あ~、彼女も女子高生からこういう役を演じられるようになったのね…(しみじみ)。
下品な言葉を発しながら銃を撃ちまくる…新しい魅力発見です(笑)。

原作は未見なんですが、エンドロールで使われていた原作コミックのシーンを見ると、意外に映画そのまんまでビックリ。
何かこういうのを観ちゃうと、永井豪の『デビルマン』実写版を彼らに撮り直して欲しいと思っちゃうよね~。

監督・脚本は坂口拓&山口雄大。
アクション監督は下村勇二。

2011年7月23日~8月19日公開
公式HP:極道兵器


DEATH POP the PARTY!(『極道兵器』主題歌「BRAND new song」収録)

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7月9日(土)のつぶやき

2011年07月10日 | etc.
00:56 from モバツイ / www.movatwi.jp
『宇宙犬作戦』に続く傑作ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』♪ 今年の夏ドラマはこれで決まり!?
02:25 from ついっぷる/twipple
もうすぐ『BLOOD-C』が始まる予感! これって『BLOOD THE LAST VAMPIRE』シリーズの新作なのかな?
02:37 from モバツイ / www.movatwi.jp
あら、何か『BLOOD+』より好みかも?
03:06 from モバツイ / www.movatwi.jp
流れで『輪るピングドラム』を見ているが、これまた面白し♪
03:16 from モバツイ / www.movatwi.jp
ペンギン…かわゅ…。
03:19 from モバツイ / www.movatwi.jp
展開が読めぬwwwwかしらかしらそうかしら!
03:22 from モバツイ / www.movatwi.jp
『ウテナ』にはそんなにハマっていなかったが、これは!これは!これは!これは!
03:25 from モバツイ / www.movatwi.jp
さ、ともやさんはお仕事に戻りますよ~♪
05:52 from ついっぷる/twipple
昨日の朝はガラガラだったけど、「変形機械:暗黒面之月」とコンボができるから一気に埋まったか? RT @hyakkimansai: げ、月曜の功夫大熊猫弐の試写満席じゃまいか!
05:53 from ついっぷる/twipple
さて、原稿も終わったので、ともやさんは寝ますよ~♪
07:09 from モバツイ / www.movatwi.jp
シャマラン監督の『ハプニング』ってのもありますお! RT @sga851: 養蜂が関係した映画
13:56 from モバツイ / www.movatwi.jp
おっき! 3日分の睡眠不足解消~! …いや、まだまだ眠れるな…むにゃむにゃ…
18:21 from モバツイ / www.movatwi.jp
今まで全然興味が無かったんだが、『流れ星になりたい!』と言う大島優子を見て「かわゅい」と思ってしまった…。
21:14 from モバツイ / www.movatwi.jp
『不思議発見』は「ハリポタ」の舞台イギリスを紹介♪ 行ってみたいなぁ~。
21:19 from モバツイ / www.movatwi.jp
知識は魔法!
21:29 from モバツイ / www.movatwi.jp
コーンウォールというと、『モンティ・パイソン』のサイクリングのスケッチ(コント)を思い出してしまうww。
21:34 from モバツイ / www.movatwi.jp
「ハリーポッターで有名になったマンドレイクですが…」と言うけど、ともやは小学生の頃『エコエコアザラク』の漫画で知りました♪
23:14 from モバツイ / www.movatwi.jp
日本のドラマを韓国でリメイクすると大ヒットするけど、韓国のドラマを日本でリメイクすると大コケするよね。
23:20 from モバツイ / www.movatwi.jp
やっと今週録画していたビデオの消化終了♪ これで一日が終わっちゃった…(>_23:24 from モバツイ / www.movatwi.jp
日本の映画をハリウッドがリメイクするとコケるけど、ハリウッドの映画を日本でリメイクすると超大コケするよね。
23:27 from モバツイ / www.movatwi.jp
結論。ドラマも映画もキャスト主導の作品作りをしている限り、日本では面白いモノが作れない。
23:48 from モバツイ / www.movatwi.jp
クソ不味い『テイルズ』シリーズのマーボーカレー。もったいないので、何かをちょい足しして食べてみた。醤油→う~ん。ソース→う~ん。オイスターソース→う~ん。おろしポン酢→う~ん。ケチャップ→う~ん。マヨネーズ→あ…食べられるようななったww。マヨネーズって凄いな(笑)。
by tomoyaharada on Twitter