【サンシャイン牧場】 桜祭り 最終 と 工場開放

桜の名所、岩手県北上展勝地では北上川を跨いで、満開のソメイヨシノを背景にたくさんの鯉のぼりが泳いでいた。関東以南にいると、端午の節句に桜が咲くようなことはありえないので、この組み合わせはミスマッチにほかならないが、今年の遅い桜は北東北で鯉のぼりとの思わぬセッティングをもたらしてくれた。鯉のぼりが花に色を添えるというか、この組み合わせは思いのほか美しく、豪華な気分にさせてくれた。

ということで、サンシャイン牧場でも桜を残して四方に鯉のぼりをあげてみた。柏餅とちまきも忘れずに供えてみる。今年最後の桜祭りである。



サンシャイン牧場は、これまで畑と畜産広場の２画面構成であったが、ここに来て３画面目の工場が開発され、工場の本格開放前に、バグの確認やプログラムの改良のためにテスト作業が行われている。５月10日の本格始動が予告される中、今回は今までにない慎重さでこのテストが進行しており、昨日から二次テストが行われている。開発元の中国企業により任意抽出されたユーザーが一次、二次のテストに参加可能で、幸か不幸か私の牧場も二次テスト参加の機会を得たことをログイン時に見慣れぬアイコンが増えていることで知った。



工場がどんなふうになっているかというと、窓から牧場の景色の見えるしもた屋の中に、「ジューサー」、「マルチ加工機」、「アイテム合成機」なる装置が並んでいて、傍らをマッド・サイエンティストならぬサンシャイン娘が歩いているのである。エイプリルフールの山火事で逃げ回っていた、あのサンシャイン娘である。ジュースは残りの設備を動かすためのエネルギーらしい。初期には「カロチン」なるニンジン・ジュースと「かぼちゃジュース」のレシピが備え付けられている。ニンジンもかぼちゃも、このゲームを始めた時点で畑に植えていた低価格・低経験値の作物で、今さらこれらを植えるのは些かげんなりである。

どうやら畑や畜産広場で採れた収穫・収獲物をマルチ加工機に入れると、加工食品になるらしい。その方法はやはり備え付けのレシピに書かれていて、今まで収穫・収獲直後に売り払って現金化していた収穫・収獲物を改めて用意する必要があることが分かる。たとえば、かぼちゃと白菜をマルチ加工機に入れて加工すると、何故かは判らないが「かぼちゃ粥」ができるのだ。他にもりんごとメロンとキュウリで「アップルパイ」ができたり、りんごにトウモロコシとトマトを加えると「ツギキリンゴ」なる新種のりんごの種ができるようで、まるで「ドラクエ」の錬金釜。メタミドホスが混入しないよう注意しよう。



最後の「アイテム合成機」のレシピは、経験値が低いために未公開になっている。どうやら加工機で作ったアイテムを合成する装置のようである。仮面ライダーでいえば「ゲルショッカー」の怪人のようなものだろう。ナメクジキノコやクラゲウルフみたいな、キモいのができるとちょっと怖い。 これは新種の肥料を合成するためのもののようである。