黄金週間乃旅行計画

今年も、もうすぐ黄金週間。

昨年の今頃大騒ぎしていたＳＡＲＳは鎮静化していますが、鳥インフルエンザはベトナムとタイで死者を出し、カナダにも飛び火。Tomotubby は昨年２月に香港、澳門経由で広東省珠海へ足をのばし、圓明新園の十二支噴水(詳しくは2003年10～12月のTravel Diaryを参照ください)を見てきたのですが、現地でＳＡＲＳとニアミスしてまして、帰国して咳が止まらなくなったときは正直怖かったです。

イスラム情勢の方は、イラク戦争が終わっても、今なお不穏。アルカイダにハマス。スペイン・マドリードで鉄道テロもあったことだし、欧州へ行くのもちょっと怖いですね（Tomotubby お気に入りのマドリード・アトーチャ駅は、列車が遅れたお蔭で事なきを得て、ほっとしてます。あ。犠牲者が多いのに不謹慎な発言かな。すみません。アトーチャ駅って、駅の中が温室みたいになっていて面白いんですよね.....)。

それなら、今年の旅先としてはどこがいいでしょうか？

去年はテロに遭いそうなところと、ＳＡＲＳの流行っていたところを外して、近場も近場、韓国釜山～慶州に行ったのですが、Tomotubby は旅先で原因不明の高熱に苦しみ、帰国してからも再度高熱を出して寝込んでしまいました。げげげ。

まあ、東京にいてもテロに遭う可能性は十分あるし、関西にいても突然変異型鳥インフルエンザに罹ってしまうかもしれないわけですから、世界中どこにいてもあんまり変わらないかな？と、今回 Tomotubby は考えた次第です。

そうは言っても、確率的に危険性の低いところに行くに越したことはないので、敢えて昨年ＳＡＲＳが流行ったシンガポールを経由して、敢えて一昨年テロのあったバリ島に行くことを計画しています。つまり病気とテロの裏をかく作戦です。観光地もお客あっての商売だから、事件が繰り返して起こらないよう十分注意しているはずで、危険に出くわす確率も低いだろうということで...(-_-;)
それに、客足が途絶えていた後なので、その分サービスもいいのではないかな。宿代のディスカウントも期待できるだろうな。と思います。

どうでしょう？大胆かな？

本当のことを言えば、バリ島直行便が良かったんですけど、４月28日出発便は日航もガルーダも全て満席だったんです。おそるべし、ツアー旅行客。赤信号、みんなで渡れば怖くない。ということですね。まあ、エジプトのハトシェプスト葬祭殿で起きたテロだって団体さんが狙われたように、物騒なところに行きさえしなければ個人旅行の方がずっと安全だと思いますが。

それならば、何処かを経由して、一粒で二度おいしいというのをやろうかなと思い、コンチネンタル航空・グアム経由とかキャセイ航空・香港経由を検討しました。ところがいずれも、バリの滞在が極端に短くなるか、経由地に夜着いて朝出発というちっとも嬉しくないスケジュールになるのが判明。ちょっと航空運賃が高くなるけどシンガポール航空・チャンギ経由が一番楽しめそうなのが判りました。

シンガポールからマレーシア・ジョホール州に遠征すれば、一粒で三度おいしいというのもできそうです。ここはここで、かっぱらいとか多そうで物騒かな？