マティスの「金魚」。さすがに10点で打ち止めかと思っていたら、画集では見たことのない「金魚」の絵がニューヨーク・メトロポリタン美術館に架けられていました。
「金魚鉢」(1921-22年)
画風からしてニース時代の作品のようで、金魚鉢も1921年に描かれた「水槽の前の女」2点と同じものです。構図はエルミタージュ美術館所蔵の大作「赤い食卓」↓にどこか似ています。
気になったので少し調べてみたのですが、2002年 京都市美術館、Bunkamura ザ・ミュージアムを巡回した「メトロポリタン美術館展」でも展示されていた絵でした。
マティスにはまだまだ見たことのない「金魚」があるのかもしれません。
かようにマティスの世界は深遠で、世界は広いのです。
つづく
「金魚鉢」(1921-22年)
画風からしてニース時代の作品のようで、金魚鉢も1921年に描かれた「水槽の前の女」2点と同じものです。構図はエルミタージュ美術館所蔵の大作「赤い食卓」↓にどこか似ています。
気になったので少し調べてみたのですが、2002年 京都市美術館、Bunkamura ザ・ミュージアムを巡回した「メトロポリタン美術館展」でも展示されていた絵でした。
マティスにはまだまだ見たことのない「金魚」があるのかもしれません。
かようにマティスの世界は深遠で、世界は広いのです。
つづく
1920年代のニース時代の小品もいいんですが、ともたびとしては、やはり1910年前後の大作が好きです。前にオランジュリーに行ったときニース時代の作品しかなくて、ちとがっかりしたことがあります。
油彩だけで300枚並んだというのは壮観だったろうな。こういうのがまた開催されるなら、なにがなんでも行かねばと思いますが、1枚1分で見ても5時間かかるんですよね。美術館に朝から晩まで頑張っても10時間がいいところ。これで1枚2分のペース。これはさすがにつらいです。
やっぱり好きだなぁ、マティス。
昔、3万以上するのに無理して買った輸入の画集があって色がとてもいい。今日はそれを眺めながら眠ることにしよう...。