異視点

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過去も未来もなくて「いま」しかないは本当? いまここ 叡智の光で照らし出す

2011-04-13 11:00:00 | スピリチュアリズム
いま ここ

この言葉のルーツというと一体どこにあるのでしょうか?

道元禅師あたりになるのでしょうか

【いまここ】 

この言葉も道元さんの用いられた内容を離れ、

地味に、

かってに一人歩きを始めている

そんな気が致します。



言葉はとても微妙です

言葉には責任が伴います。

抽象的あるいは哲学的な言い方をすることによって、

何か摩訶不思議な真理をついているように

あるいは

すごく悟っているかのように聞こえてしまうものです。

今回は哲学的かつ抽象的な言い回しや説明を伴うことの多い、

いまここ

に対して、

一見批判的に論じることによって、かえっていまここの

理解を深めようというものです。

今回のような内容には智天使のお力添えをいただかないと、

なかなか難しいですね。では、いってみましょう



みなさま、

過去も未来もなくて「いま」しかない

と言われたら、普通の人は、

「バカじゃないの?」

とおっしゃるかもしれません。

しかし、

ある一定の人は単純に受け入れるようでもあります。

また、

「過去はすぐに過ぎ去ってしまうものであり、

 未来はまだ来ていない

 したがって、人間が常に直面する今に精一杯生きよう」

と、まあこれはいいでしょう。。。

では、

「過去の人にとってその過去は「今」です。

 現在も「今」です。

 未来の人にとっては、その未来が「今」です。

 だから、常に今しかないでしょ!」と、

こう言い切ってしまってよいものかです。

なぜか?と申しますと、言い方によっては、

「過去の人にとってその過去は「今」です。

 未来の人にとって、その未来が「今」です。

 ゆえに、過去も未来も存在する」

このようにも言えるからであります。



一方、

「過去は、すぐに過ぎ去ってしまうから!」

という理由で「過去は無い!」と言うなら、

「今も過ぎ去るから今もない!」ですし、

同じように、

「未来はまだ来ないから、未来は無い」と言えるなら、

 過去の時点から見れば、現在が未来であり、

 現在はまだ来ないから現在は無い」

とまあこういうことになります。

この論を敷衍しますと、

「ゆえに、過去も現在も未来もない!」

こうも言えるわけであります。



今しか無いという話は、率直に言えば、

例えば、

2011/04/13 10時00分00秒(今日)の今を生きている人が、

2011/04/12 10時00分00秒(昨日)という過去の人に

「存在しない」

と断定するようなものです。

でも今現実に生きている自分(2011/04/12 10時00分00秒の自分)

にとっては不思議な言い様です。

このように強引に過去も未来も無いなどと言えば、

それがあまりにも強引すぎるがゆえに、

現在も本当は無いのだ!という言い方もできるわけです。

例えば、以下のような新説を発表することだってできるんです。

「現在ただいまを在ると思い込んでいるのは、あなたの錯覚なのだ

 なぜなら、現在はすぐに過ぎ去るであろう

 また、過去の人からすれば現在はまだ来ぬ未来である

 ゆえに、現在はない」

とまあこんなもんです。

一例を挙げましたが、やろうと思えばいろいろ

あたらしい思想として人々を扇動しようと思えばできるわけです。



したがって、

過去も無い未来も無いと

無い。無い。

で押していくという、そのような論法・・・、

これを推し進めていくと、

一見楽に生きられるように見えて、

これは、虚無主義に陥る危険性があります。

例えば、

今日は、恋人の誕生日だとします。

あなたは、今年はめずらしくレストランに行くのはやめて、腕を振るってご馳走をつくるとします。

そこには、楽しい団欒が待っています。

そして、ご馳走を作って、恋人の帰りを待つ。

そのような過程を通じて、未来である現実の恋人とのひとときがやってくるわけです。

ここで、

未来なんかない!

のであるならば、料理を作るの、ばかばかしくなってきませんか?

このように人生に活力や意義、希望を見出しずらい状況が訪れます。

あまりにも、ない。ない。ない。で押していく思想って、

本当に素晴らしいことでしょうかねぇ?

こうまで言ってなんですが、わたくしは、実はこの「いまここ」の

考えかたの否定論者ではありません。

それは次回以降の記事で明らかになってくると思います。

ま、過去や未来に対して、「ない」とも言えるし「ある」とも言えるという立場を採ります。



私たちが夜空を見上げるとき

見ることができる星は、

その星の1万年前の光を見ていたりします。

その星は今はもう消滅しているかもしれません。

そういう不思議な面があります



光の速さを超えることができれば、

あるいは、強大な重力磁場を作り出すことによって、

時空間を越えることができます。

理論としては、過去にも未来にも行けるわけです。

そして、科学技術が未熟であるがゆえに

そういうことが現実に体験できないだけなわけであります。

さあ、みなさん

現実に過去や未来に行けるようになれば、その過去や未来も今として現実化してきます

さあそのときに、過去も未来も無いなどと思うでしょうか

映画「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」を創られた方って

知ってるんだなと

私は思いますよ。

つづく

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