浜松市中央区舞阪の鍼灸院 院長日記

肩こり、腰痛だけじゃない?!舌痛症や抜け毛など特殊な鍼灸治療をご紹介します。

起立性調節障害の自宅での過ごし方と鍼灸治療

2023-03-13 14:00:39 | 起立性調節障害

ともろです

 

朝は起きられないのに夕方は元気になる

学校の授業はいかないのに部活や遊びに行ったりする

 

「うちの子はなまけているの?」

「行かないだけなのか…」

親御さんは悩まれると思います

 

こういった

「午後から動けるようになる」

というのは

起立性調節障害の特徴的です

 

起立性調節障害は

自律神経のバランスがとれず

朝起きられない

気持ち悪い

頭痛がする

などの症状が出る病気で

交感神経が上がりにくい

午前中に症状が悪化する

傾向にあります

 

また自宅で安静にしすぎると

交感神経が刺激されない状態が続き

より体調を崩しやすくなります

 

1 家に引きこもりがちになる

学校を休む日が増えていくと

教室に入りづらくなったり

友達とも疎遠になってしまうため

外出することをためらうようになります

 

2 運動不足

横になっていたり座った状態が多いと

運動不足から筋肉量が減っていき

血液循環の低下につながります

 

3 生活リズムの乱れ

自宅にこもりきりになると

夜更かしや昼夜逆転など

生活リズムが乱れてしまい

自律神経の乱れを助長します

 

 

当院にも

午後から遊びには行ける

夕方の部活は参加できる

という患者さんが多いです

できる範囲で

どんどん行動をしていくことは

良い出来事と捉えていただきたいです

 

 

また自宅での過ごし方のほかに

鍼灸治療を並行して行うことで

症状の緩和や改善がより期待できます

 

鍼灸刺激により自律神経が

良い状態に調整される効果があるため

自律神経の機能失調が原因である

起立性調節障害に対して

有効な治療手段といえます

 

当院の鍼灸治療では

自律神経への刺激のほかに

乱れを引き起こしている原因を

改善するように治療をしていくことで

症状の改善を目指します

 

 

・朝に調子の悪い日が増えてきた

・立ち眩みやめまいがする

・立っていると気分が悪くなる

などの症状が出ていたら

自律神経の乱れが起こっているかもしれません

 

不安な症状があれば

お早めにご相談ください

 

以上



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