薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を気ままに綴ります

いちはら市民ネットワークの総会

2018年02月03日 | 障がい

今日の午後は、いちはら市民ネットワークの総会が行われました。

桑田代表の挨拶から始まり、駆けつけて下さった来賓の方からもお言葉をいただきました。

こちらは、きさらづ市民ネットワークの市議会議員・田中紀子さん。とても勉強熱心で、明るく優しいお人柄です。

議事は滞りなく承認された後は、第2部の講演会。

今回の講演は「福祉現場からのメッセージ ~やまゆり園の事件はなぜ起きたか~」と題して、社会福祉法人みずき福祉会理事長の阿部美樹雄さんに話していただきました。

そもそも障害をどう捉えるか。アメリカのマーサス・ヴィンヤード島は血縁結婚が繰り返されたために聴覚障害者が多かったが、300年に渡って健常者がごく普通に手話を覚えてコミュニケーションができたので、聴覚障害がハンディキャップではなかった。つまり、障害とは受け止める社会が作るものでもある。

そして、高齢になれば障害者になることもある。脳梗塞で半身麻痺、言語障害が残ることもある。誰もが障害者になる可能性があり、弱者になっても安心して生きられる社会を誰もが意識しなければならない。生産性が人の価値を決めるものではないのです。

悲惨な事件を起こした犯人の心の闇には優生思想があり、そんな考えは犯人だけがもつものではなく、まだまだ日本には根強く残っていると、阿部さん。

私が息子の介護をしていて感じるのは、笑顔を向けてくれることで報われる。そしてその時に幸せだと感じる。でも、愛情を注がなければ笑顔を向けてはくれないのです。こっちがイライラしていると息子も不機嫌になる。

それは施設で介護している人も同じ。利用者が笑顔を見せてくれることで、自分が認められた気持ちになり仕事に対して満足感を得られる。つまり、良い福祉を提供することが自分の幸せに結びつくという言葉に、大きく頷いてしまいました。

なんだかまとまらない文章で申し訳ないのですが、福祉の現場にいる阿部さんの言葉は私が常日頃思っていることと一致することが多く、障害者や高齢者を弱者にしない社会を作らないといけません。

障害者は可哀そう、気の毒、社会の役に立たない。それは、そんな風にしか感じられない人が思う事。

うちの息子は最重度の障害者だけど、私、幸せだよ~! この思いをもっと伝えたいと思った講演会でした。

 

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