素敵な出来事

息子しゃんの習い事、いつもは16時からだけど、今週は17時からだったので、16時前に保育園にお迎えに行きました。

一度帰ってしまうと出てくるのに時間がかかるので、一緒に買い物に行って、荷物だけおろし、そのまま向かいました。

15分程早くついてしまって、車の中で、子供たちにテレビを見せていると、
息子しゃん、

『ねむい・・・』

そ、それはヤバいぞ！！
眠くなって、泣いたりぐずったりしたら、全然練習にならない！

と、いつもは終わった後に行っている、目の前のパン屋さんへ。

しかし、いつもより1時間は遅い。行ってみるともう何も残っていない！

レジにいるお兄さんが、バタールと小さい丸いパン、ラスクを買っているだけで、お店には何も残ってない・・・

通常販売しているパンを使ったラスクはあるが、普段買わないので、見てはいない。

『パン食べたかった～』と半泣き状態の息子しゃん。

バタールなら半分残っていると店員さんが言うので、ずっと半泣きの息子しゃんをなだめながらそれを購入することにしてレジ待ちをしてました。

小さいお店なので、前の方が終わらないと買えない。
前の方はバタールをカットしてもらっていたので時間がかかっていて、その間に、
「これ、同じのもう一個ください。」
と、店員さんにラスクを渡していた。


このバタールで息子しゃん機嫌直るかな？
確かにいつも17時過ぎには、お腹すいたよぅ。と言っているんだから、何か食べさせてきた方がよかったな、と反省。

そして、前の方がレジ終わると、

「はい、これ食べな。」

と息子しゃんにさっき追加で買ったラスクをくれたんです！

もうびっくりして、嬉しくて。

息子しゃんも、すっごい笑顔で、ありがとぉ！と。

すっかり機嫌も直って、嬉しそうにニヤニヤしてる。


それを見てさらに嬉しくて泣きそうになりながら、何度も何度も、そのお兄さんにお礼を言いました。


知り合いでもなく、お店の人とかでもなく、ただのその場にいただけの方が、こうやって息子しゃんのことを気にかけてくれて、どれだけ嬉しかったのか、その気持ちを残したくて、記録してます。

人との関係が希薄になっていると言われているけど、そうじゃないこともたくさんありますよね。

そして、子育ては、両親や家族だけでしている訳じゃなくって、知人、そうで無い人も、子供という存在を気にかけてくれている人がいて、そういう人にも子供も親も育てられている、ということを実感しました。

ありがとうございます。

店員さんに聞くと２か月ほど前に、そのパン屋さんがTVに出てから、ちょっと遠くから買いに来てくれている方のようで、きっとまた会えるはず。その時はもっともっと、それがうれしかったこと、伝えたいと思いました。

ありがとぉ！！！