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京都梅小路水族館近辺 食事処ご紹介(7) とんこくラーメン

2012年01月26日 | 音楽の話題
7店目は少し離れます。
とんこくラーメン

京都水族館(これで決定みたいどす!)のある梅小路公園を、
七条通り沿い(北側)に西に進むと、中央市場。
この入り口に前に紹介した"ととや"さんがありますが、
今回はこれを我慢して西へ50mほど前進。
すると、古くからあるヤギスポーツ店の隣にあるのがとんこくラーメンです。

ここはけっこう古い店で、私が昔通っていた散髪屋さんの息子さん曰く
「麻薬でも入ってるんかと思うほどうまい」
そうです。

兄ちゃん、麻薬食ったことあるんかぁー!?
おりゃあ、ないし、そんな味、創造もつかんわぁー

などという野暮な突っ込みは言いっこなしで、よろしくです。

前に醤油ラーメンを食ったのですが、あんまり印象がないので、
(おいしく食べた記憶はあるのですが、
 同時に、なにか不満を持った感想があるんです。それが思い出せない!)
今回は看板のとんこくラーメンに挑戦!
スープはずいぶんどろりとしているんですが、けっこう飲みやすく、
麺やもやし、チャーシューと絡めると、なかなかにおいしかった。
失敗したのは、ちょっと仕事の電話がかかってきて、
麺がのびちゃったかなということ。お店の人に悪いことした。
チャーシューも多いし、小生はもう少しあっさりしたほうがいいので、
次回はねぎ大目にしようっと(ちなみにねぎ、もやし大目は無料)

食べているうちに前回の不満を思い出しました。
店内と器が古いんですよ!
だって器、少しひびが入っているんだもん。
これも味だけどさぁ・・・
気の弱い小生、嫁さんや女性店員に行こうとはいえまへん。

でもね。ラーメン好きの皆さん、味はよかった。
ほんで、おっちゃんが、ラーメン出してくれるときの笑顔はもっと良かった。
食ってくれやぁー! うまいでぇー
って声が笑顔から聞こえた。
俺は又、行きます。
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京都梅小路水族館近辺 食事処ご紹介(6) 拳ラーメン

2012年01月11日 | 梅小路公園界隈 グルメ情報
6店目どす。
拳ラーメン

梅小路公園&京都水族館近辺では、もっとも行列のできる店。
人気店”こぶ志”の店長が独立が移転してきたそうだ。
(すいません。こぶ志さんを知らんので、何とも言えません)
味はラーメン好きの人のサイトによく出ているので、そちらを見てほしいが、
魚だしとエビ油、それと1枚だけど薄めのステーキのようなチャーシューが印象的。

よく前を通ると、あきらかにラーメン好きというような御仁が、
黙々と列をなしている。
小生が食べてみての感想だが、
京都に多い鶏がらスープやインパクトのあるとんこつスープじゃないので、
好みは分かれるかもしれないが、やっぱりおいしいと思う。
はまる人ははまると思う。

唯一つ、気になったのは量。
器の形や1枚チャーシューの影響もあるだろうが、
なんとなく量が少ない気がする。
気のせいかもしれないので、ご自分で確かめてみてもらえれば、幸いです。

場所は、梅小路公園、七条通り沿いの入り口、車道をはさんでどまん前。
コメント (1)

京都梅小路水族館近辺 食事処ご紹介(5) ビアレストラン&喫茶 サンビーム

2012年01月11日 | 梅小路公園界隈 グルメ情報
さてさて、ひさびさの5店目は拙者の最もよく行くお店
ビアレストラン&喫茶 サンビーム

小生が幼き頃からお世話になっている七条大宮北東角のお店、サンビーム。
昔はジュークボックスが置いてあった。
日替わりランチは原則、2種類体制で700円でミニ・コーヒー付。
ボリュームもあるので、地域の人々や龍大や平安中高の人で昼食事にはいつも満員。

この店の一番のおすすめポイントは、居心地のよさ!!!
店主のお兄さんと奥さん、先代夫婦、妹二人という大家族で経営しているが故の
アット・ホームな雰囲気は、イライラしているときや、
少し気分転換したいときに、ちょうどいクッションになってくれる。
笑顔を絶やさず、家族同士の軽口も時折聞こえる・・・
今は少なくなった町のごはん屋さんの空気が私は好きだ。

もう一つ、お勧めは中国茶。
妹さんのお一人が、宇治のほうで中国物産の雑貨店をされているそうで、
中国茶の種類が豊富。
どうしても近所の人の割合が多く、
お店としてはあまり力を入れたらへんようにも見えるが、
水族館を見て、一服するにはおすすめではないかと思う。

古い店なので、70歳を超えたぐらいのお坊さんが時折、
嬉しそうに尋ねてこられるのを見る。
平安、龍谷とすすみ、お寺さんになった方が、ご本山によったついでに、
立ち寄られる。その嬉しそうな顔を見ているだけでも結構幸せになれる。
七条大宮地域住民のために、なくてはならないお店です。
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新年早々  石松の最期 を語らせてもらいまする。

2012年01月09日 | 歴史、時代劇の話題
あけまして、おめでとうござりまする。
やっと落ち着いてきた今日この頃です
本年もよろしくお願いいたしまする。

で、昨年まさに年末の梅小路グルメ、今年も紹介していきますが、
ちょっと時代劇ネタを・・・

年始どすなぁ・・・なんでかわからんけど時代劇ばっかり見てました。
その責任は、清水次郎長伝、通しでやるんですもん!!
見ますがな!!

やっぱり「石松の最期」のくだりはいいですなぁ。
浪曲や講談をあまり聞かないという人でもよく知っている
「石松三十石船道中」=くいねぇ、くいねぇ、スシ食いねぇ
のくだり、あれはその後の、
「閻魔堂の欺し討」「石松と七五郎」「石松の最期」の入り口なんですね。

船の中で、身受山鎌太郎の噂を聞いた石松は、金毘羅様へのお参りの帰り、
鎌太郎の器量を見てやろうと、草鞋を脱ぎます。
身受山鎌太郎、なるほど噂に違わぬ立派な男で、
石松を歓待したうえで、次郎長の恋女房 お蝶の葬儀に行けなかった不義理を詫び、
100両もの香典と、さらに石松の足代に30両を渡します。

素敵な男と出会うとうれしくなる石松は、1日も早くこの香典を次郎長に届け、
鎌太郎の男気を伝えようと道を急ぐのですが、
途中で、石松を兄ぃと慕う都鳥兄弟の家に草鞋を脱ぎます。
この都鳥一家は評判が悪い男ですが、そこは人の好い石松。
兄ぃ、兄ぃとヨイショされ、舌も滑らかになり、道中の一部始終、
鎌太郎から預かった香典と足代のことも話しています。

ちょうど金に困っていた都鳥。
鴨がネギを背負ってきたとばかりに、罠を張ります。
「石の兄ぃ、すまねぇが、その金、1日、いや一晩だけ貸してくれねぇか・・・
 明日には、弟が金を受け取って帰ってくるのだが、
 今日どうしてもいるんだ。たのむよ。兄ぃ・・・」

なにせ、百両。都鳥の評判が悪いこともあり、一度は断る石松ですが・・・
「いや、悪かった。いいんだ、いいんだ、兄ぃ。
 忘れてくれ。いくら石の兄ぃでも聞けることと聞けないことがある。
 悪かった、悪かった…」

謝る都鳥を見ているうちに、石松、
「ひ、一晩だ、だけだぞっ。あっ明日にはか、必ず返すんだぞ」
金を渡してしまいます。

あァ~あ・・・
です。騙されました。
もちろん、金は返りません。かえす予定もありません。
石松は何度も金を返せと言いますが、もともと借りパク狙いの都鳥、
言を左右に返済を引き延ばします。
とはいえ、相手は清水一家で一二を争う暴れ者、森の石松。
どないすんねぇ・・・と思っていたところに、
次郎長を仇と狙う保下田の久六の身内が現れます。

この保下田の久六というのは人間のクズみたいな奴。
命の恩人である次郎長たちを代官所に売り渡し、
次郎長をかばった深見村の長兵衛は獄死。
次郎長の女房、お蝶は病を悪化させ逃亡中に病死します。
保下田の久六は結局、次郎長たちに討ち取られるのですが、
このとき、保下田の久六一家の生き残りが、石松の命を狙って現れたわけです。

都鳥にとっては、まさに棚からぼた餅。
さっそく「金を返す」と石松を閻魔堂に誘い出し、よってたかって襲います。
さすがの石松も多勢に無勢・・・
さらにこの道中、喧嘩はご法度と次郎長と堅い約束をしています。
斬られながらも、刀の封印は解かないのです。
命のほうが大事じゃろうがぁー!!!!

でも、石松は化けものみた生命力の男。
なんとか、逃げ出し、友人の小松村の七五郎の家に逃げ込みます。
応急手当をしてもらい、すぐに出て行こうとする石松を、
七五郎と七五郎の女房のお民(お園とする場合もあり)が止めます。
「俺は命なんていらねぇ。騙されたままじゃ帰れねぇ!」という石松の頬を、お民がパチーン!

「石さん! あんた、なんか間違ってんじゃないかい。
 あんたの命は次郎長親分に預けたんじゃないのかい。
 ってことは、あんたの命は次郎長親分のものだろう。
 あんたが、どうこうできるもんじゃないんだよ!」


石松、これを聞いて、思いとどまりますと、都鳥たちが石松を捜しにやってきます。
ここでのお民の啖呵が「お民の度胸」という次郎長伝の一節の見どころです。
このへんもええんですけど、また今度。

さてさて、都鳥をいったんはやり過ごしたのですが、いずれまたやってくる。
このままじゃ、七五郎やお民にも迷惑がかかる・・・
絶対、生きて次郎長親分のもとにたどり着く、と約束して石松は、
七五郎たちがとめるのを振り切って、清水港へ向かうのです。

しかし!!!

例の閻魔堂にたどり着くと、向こうから都鳥たちの声が聞こえます。
あわててお堂の中に隠れる石松。
都鳥や久六の子分たちはお堂の前に腰を下ろし、一息つくと、
口々に石松をあざけり始めます。

清水の暴れん坊などというが、こそこそ逃げ回る卑怯者だとか、
あそこまで簡単に人にだまされるのはよっぽどの馬鹿だとか・・・

でも石松は耐えるんですよね。
約束したから・・・
次郎長親分と、道中、喧嘩はしないと約束したから。
七五郎やお民と、かならず親分のもとに帰ると約束したから。
耐えるんです。
歯噛みして、悔し涙を流しながら、長ドスを握りしめて耐えるんです。

そしたら聞こえたんです。
「あんな馬鹿、子分にしてるようじゃあ、次郎長ってのも大馬鹿に違いねぇ」
「ちげぇねぇ、ちげぇねぇ。大馬鹿の卑怯者。
 次郎長なんて、世渡り上手の大馬鹿もんよぉー!」


もう駄目だったんですよ、石松は。
暴れ者で、親にさえ見放された自分を拾って、愛してくれた親分。
本当の親以上に自分を大切にしてくれた次郎長が、自分の失敗のために
悪しざまに罵られている。
辛くて、苦しくて、悲しくて、やりきれなくて、彼はお堂の外に飛び出すんです。
封印したままの長ドスを抱えて。

これが、次郎長の子分の中でもっとも愛されている森の石松の最期です。



・・・

昨年のニュースを見ていると、日本には賢い人、多いですよね。
本当に理が通っていて、損得にも目端がつく。
でも、それって人間なんだろうか・・・
石松の最期を思うとき、人間の命の在り方を感じることがあります。
理屈ではなく、心が望む。
それを制御するのが人間だけど、制御できない心があるのも人間だと思います。

浪曲や講談だけでなく、ドラマにもなっている名シーンです。
機会があれば、ぜひ楽しんでください
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