懐メロ・落語・映画・浪曲・時代劇・講演・朗読作品まで てんちょ~のお奨めCD&DVDレビュー

懐メロ、ヒットソング、落語や浪曲、朗読、純邦楽。時代劇や名画、アニメ等を販売する市原栄光堂 てんちょーの気儘なレビュー

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お客さまとの共同作業・・・

2011年11月27日 | 本日の日記
昨日、九州のお客さまよりお電話があり、
法話のCDかテープがほしいとのこと。
お客さまは熱心な浄土真宗のご門徒さんなのだが、
ご主人さまが、入院されており、ぜひ一緒に病室で聞きたいとのことでした。

法話というのは、仏教の教えを伝えるお話で、
どのご宗派にもございますが、特に浄土真宗さまでは
”聞法”、”ご聴聞”を大切にされています。

どのようなものがいいか?
お客さまと一緒に考えます。
もちろん声の質やお話の内容、わかりやすさなど好みもありますので、
はっきりとお客様にあいますよとはいえません。
けれど、タイトルや法話をなされる先生のお人柄、話の内容、
そして何よりご聴聞いただく方のお心のご様子などを
お客さまとお話させていただきながら、5本ほど、お奨めさせていただきました。
異なる先生のご法話をお選びいただき、
次回はお二人がもう一度聞きたいと思われた先生のものをご注文いただくとのことでした。

ご法話に限らず、お客さまから、どんなのがいいかご相談を受けることが時折あります。
昔、子供のころ、父や母がお客さんと、音楽の話をしながら
LPレコードを売っていた風景とはずいぶん異なりますが、
やはり、音楽談義の風景はCDショップの店頭にはなくてはならないものかもしれません。

今、弊店には若い男性社員がおります。
一生懸命がんばってくれるのですが、やはり音楽的趣味が年配のお客様と異なりますので、
とんちんかんなことになることもあるようです。
様子を見てますと、彼のおじいちゃんぐらいの年配のお客さまが
わかるように、噛み砕いて話してくださっていることもあります。
お客さまには申し訳ないなぁと思う反面、お客さまの希望に、
店員が懸命に応えようと努力する。
お客さまも、少し申し訳ないですが、若い店員の能力をうまく引き出してくださる、
あぁ、店商売やなぁ・・・と思います。
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金子みすず、歎異抄の歌姫 ちひろさん、ご来店!

2011年11月20日 | 音楽の話題
17日に、山口県のシンガーソングライター、ちひろさんがご来店(写真、右の方)。
すごくやさしく笑みを絶やさない方でした。

このちひろさん、透き通って、よく伸びる歌声はもちろんですが、
作曲の才がすごいです。
ちひろさんのライフワークとも言うべき、金子みすずさんの歌は、
これまでCD化されてきた多くの曲に比べても、
もっとも金子みすずの世界を表現しているのではないかと思います。
同じ山口県の出身ということで、感性が似ていたり、
育ってきた風土が同じということもあるでしょうが、
とにかく優しく、相手を労わる想いに満ちた作品になっています。
浄土真宗が盛んな山口県では、”慈”の気持ちが強いといわれます。
目下のものや、弱いもの、報われないもの、ささやかなものをいとおしむ心、
それを大切にした金子みすずの詩を、ちひろさんもまた曲で表現しているのです。

ちひろさんは他にも、万葉集、親鸞さまの思いを伝えた名著『歎異抄』などに
曲をつけ、聴いた人の胸奥に響く素晴らしい曲にして歌っておられます。

今回、ちひろさんとお話をさせていただき、
「あぁ、この人の曲もこの人なんだ」と感じました。
昔、何かの本で読んだのですが、あるCD制作担当者が
JAZZアーティストにライナーノーツを頼むと、
「俺の音楽を聴いてくれ」と言われたそうです。
言葉では伝えきれないほど多くの思いや気持ちがあるから、音楽で伝える。
それを受け取るには私たちの準備も必要かと思いますが、
伝わったときには、言葉より多くのことが伝わる。
そういうことがあるのかもしれません。

ちひろさんのマネージャーさん(個人名はいちおう伏せますね)、この方も素敵な方でした。
聞くところによると人力車を引く仕事をされていたとのこと。
大きな体に優しい気持ち、
あぁ、ちひろさんのマネージャーさんだなぁ、と。
すごく人に安心感を与える方でした。

ちなみにちひろさんと弊店スタッフが手に持っているおみやげ。
山口県長門市のルモンドさんのお菓子『みんなちがって みんないい』。
大きな箱に、味、形の異なるお菓子がぎっしり。名前どおりみんな美味しかったです。
双子の菓子職人さんが1個、1個、手作りで作っておられるそうです。
名前の由来???
はい。お察しの通り。
金子みすずさんの詩『わたしと小鳥とすずと』の一節です。
粋ですね。

参考
◆ ちひろ 金子みすず詩集『私と小鳥と鈴と』&『明るい方へ』(CD全2枚/分売可能)
◆ ちひろが歌う、金子みすず童謡詩集『星とたんぽぽ』(CD)
◆ [楽譜] ちひろが歌う、金子みすず詩集(書籍)
◆ ちひろ 歌う歎異抄『ただ念仏して~歎異抄から~』(CD)
◆ [楽譜] 歌う歎異抄『ただ念仏して~歎異抄から』(書籍)
◆ ちひろ『いにしへを仰ぎて~君想ふ言の葉』~万葉集・古今和歌集などより(CD)
◆ ちひろが歌う抒情歌・愛唱歌 『心のうた』(CD)

参考2
◆ 歎異抄の朗読~歎異抄全文教本付(CD)
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体罰と高校の想い出

2011年11月08日 | 本日の日記
昨日、鳴門親方(横綱 隆の里)がお亡くなりになった。
もともと嫌いではない相撲だが、外国人ばかりが強い上、一連の不祥事に対する対応に、
スポーツ云々の前におかしいやろ!と思い、あえて『大相撲ダイジェスト』さえ見ないようにしていたのだが、
さすがに隆の里さんといわれると、TVに見入った。

隆の里・・・嫌いだった。
当時、小生は千代の富士のファンで(晩年はアンチ千代の富士になったのだが)
千代の富士が唯一勝てないのが隆の里であった。
今回、4回しか優勝していないと新聞で見て、「マジ!?」と驚いた次第だ。
しかし、強いライバルだったからこそ、千代の富士が勝つと、「よっしゃぁー!!」と思った。
若島津や琴風、朝潮では役不足だった。
だから、小生の中の、隆の里はいつも強い隆の里だった。
引退間際、隆の里が勝てなくなり、小生も中学生になり、スポーツ新聞などを読むようになると、
この人がすごい努力家で、糖尿病を克服して横綱になったと知った。
隆の里がいなくなり、強すぎる帝王 千代の富士にあまり興味がなくなっていたこともあり、
隆の里がいたら、もっと相撲はおもろいのにぃ・・・などと勝手なことを思っていた。

今回、隆の里の死の直前に鳴門部屋の体罰が問題になった。
けれど、小生は死者まで出した先年の事件と同列に論じるのはおかしな気がしている。
別に相撲マニアではないので、詳しいことは知らないが、
報じられている範囲では、弟子の身体に目立つ外傷はないようだし、煙草の火を押し付けたとか、
ビール瓶で殴りつけたとか、そういう制裁目的ではないように思える。
なにより、部屋の近所の方や弟子たちが文句を言っていない。

頭のよい人たちはよく体罰はダメだ。口で言えばわかるという。
わかる人もいればわからない人もいるし、身体でぶち当たってくる人に、口では表現できない真心を感じることだってある。
小生の高校の先輩で今は某大学の準教授になっている方がいる。
小生の部活の成績は惨々でお世辞にもよくがんばったとはいえないが、
入部最初の頃は、ランニングや筋トレさえついていけなかった。
さらに一緒に入部した友人は2日も続けず辞めてしまい、正直早く辞めろと思われていた。

あるとき、ランニング前に言われた。
「今日ついてこれなかったら、辞めてほしい」
いつもより長いランニング。他の人より3ヶ月ほど遅れて入部し、
中学のときは運動など一切しなかった自分には、まだまだきつかった。
あかん、と思ったが、ここで辞めさせられるのはあまりに恥ずかしく、つらかったので、自分では必死にがんばった
・・・つもりだった。

でも、いつもと道が違う。
なかなかゴールに近づかない。
「オレが脱落するまで走る気か!」と思った。
もうええわ、もうあかんわ、なんども思いながら走ったが、やっぱりあかんと思った。
前のほうにいたが、どんどん遅れ、最後尾に近くなった。
そのとき!私の真後ろで声がした。
「遅れんなぁー!!!!」
声と同時に、私の尻に蹴りが入った。
痛いというよりバランスを崩した。「
おまえ、ほんましょうもない奴やなぁ。こんなんで簡単にあきらめるんやなぁ」
簡単にあきらめる・・・???
むかついた。腹が立った。
そやけど殴り返す力はない。
そうこうするうちにも蹴りは入ってくる。
遅れそうなそぶりが見えると蹴りが入るのだ。
馬じゃあるまいし・・・



結局、俺はみんなと一緒にゴールすることができた。
先輩や同期の人がなんかねぎらってくれていたみたいだが、すぐに筋トレが始まったのでよく覚えていない。
でも、このランニングは俺にとっての一番の部活の思い出だ。
今もプリンスホテルの旗の下を通ると、あの蹴りを思い出す。
あの蹴りがなければ、小生の高校の部活はあそこで終わっていたし、今の私とは違う私がいたかもしれない。
これが多くの人が体罰と非難することと一緒だろうか。
私はこの蹴りを入れてくれた先輩が今でも大好きだし、このとき一緒に走った先輩や同期が大好きだ。
頭や口では表現しきれない思いというのが確かにある、と私は思っている。
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月々の費用↑ = CD売上↓

2011年11月07日 | 音楽の話題
CDショップというのは、11月というのがちょっと儲け時です。
というのはボーナス時期でもあり、各制作会社も、
皆さんのお財布が豊かになるのを期待して、新作をたくさん出すわけです。

ところが!今年は弱い!!!
嵐はシングルやし、KinKi もちょっと・・・EXILE・・・う~ん、がんばれぇー!!
というか、誰がどうのというより時代どすなぁ。
CD不況どす。ただですね。昨日も常連のお客さんと話してたのですが、
決して楽曲が悪いとばかりも言えないんですよね。

CD屋をしてますと、あんまり興味のない音楽も耳に入ってくるわけです。
たとえば、ファンには失礼な話ですけどAKB48。
あんまり、というか全く興味なかったんですよ。
売れてるけど、ようわからん。まぁマニアのもんじゃろう。
などと思っていたわけです。でも、まぁ弊店でもよく動くし、予約も頂くわけですね。

聴きますがな、そりゃ。ほなら、けっこうええんですわ。
「フライングキッズ」
(前の曲ですいません。今の曲も悪くないんですが、こっちのほうが衝撃がありました)

いやぁ、聴いていると楽しい!小生個人の趣味で言うと、
PVはまだモーニング娘の『ラブジェネレーション』のほうがおもしろかったですが、聴いて元気になるというか、
なんかワクワクするということなら、オジサン年齢の私でもOKでした。やっぱり売れる曲というのは、
仕掛けだけじゃないようです。じゃあ、なぜCDが売れないのか???

小生の性格が悪い?店の立地が悪い??

ダウンロード販売が悪い???

常連さんが言うには、
「それもあるかもしれんが(あるんかぁー!) やっぱりお金がないねん」ということでした。
今、スマホブームですけど、結局、月の費用あがりますし、
ネット通信も必需になっている。大学生のお客さんによると、
今、「ネットを使ったことありません」などと面接で言った日には、
どこか異常があるのではないかと思われかねないそうです。
月の経費が私たちの時より余計にいるんですよね。消費税、たぶん上がるんでしょうけど・・・
理由もわからんでもないんですけど・・・
まぁ、社会の一員として生きていく必要経費、もう少しお手軽にしてもらいたいですね。
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地域で子供を育てた時代・・・ありましたよね

2011年11月02日 | 本日の日記
本日は、保育園や幼稚園の先生方のための学芸会向き講習会があり、
弊店スタッフも応援に寄せさせていただいておりました。
舞踊の井出まさお先生の指導の元、参加いただいた先生方、
皆さん、一生懸命練習されていたそうです。

幼児教材のプロデュースをしている友人に聞いたのですが、
日本のように幼児のためのお遊戯曲、
踊りが一つのジャンルとして確立している国は少ないそうです。
大人向けの曲をアレンジしたり、そのまま使っているようです。

小生から見ると、やはり日本という国は、
本来は、地域で子供を育てるという空気が他国よりもあるのかなという気がします。
京都などでしたら地蔵盆とか子供行事も結構あります。

また、私がまだ小学生にもあがらない頃の話ですが、
父と母が急な仕事で夕方から出かけたことがあったそうです。
そのとき、となりの食堂のおばさんが私を預かってくれご飯を食べさせてくれたそうです。
事情を聞いて、仕事先から急いで帰ってきてくれた叔母は、
『みなしごハッチ』を見ながら、ご飯を食べていた私を見て、泣いたといっていました。
でも、この話も裏を返せば、いかに近所の叔母ちゃん、叔父ちゃんが
子育てに協力してくれたかということじゃないかと思います。

近頃、日本では、中国や韓国がすごい!、
アメリカのいうこときかないと国がおかしくなる!
みたいな風潮もあるようですが、やっぱり他国には理解してもらえなくても
日本のいいところっていっぱいある気がします。
そういう日本のいいところも素直に認めたい気がする今日この頃どす
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