テレビでマンガを見ていました。舞台はハワイのようです。
そうしたら主人公がやたらにhanafuda, hanafuda・・・と話しています。
えっ?これってニホン語の花札じゃないの? なんでアメリカの番組で・・・マンガで・・・・英語で・・・・賭博???・・・いいの?子供が見ているのに・・・(笑)
調べてみると、ニホンで下火になっていたと思っていた「花札」、ナンと、ハワイと韓国でしっかり生きていたのでした。
Today, Hanafuda is commonly played in Hawaii and Korea, though under different names. In Hawaii, it is called Sakura, Higobana and sometimes Hanafura; in Korea it is 화투 (Hwatu). Despite its focus on video games, Nintendo still produces the cards, although this business is diminishing.
(今日、花札はハワイと韓国で盛んである。ただし名前は「花札」でなくいくつか違う名前が使われており、ハワイでは「さくら」、「ひごばな」、「はなふら」で、韓国では「花闘」(HWATU)と呼ばれている。任天堂はテレビゲームに力を入れているが、数は減っているもののいまだに花札も製造している)
へ~って感じですね~。
「さくら」は、花札の3月の花「桜」でしょうが、数ある花(札)の中で花札の代名詞になったのは、やはり故郷の花が移民の人たちの念頭にあったからではないでしょうか。
「ひごはな」は「肥後花」と思いますが、当時地方に流行っていたローカル花札(地方札と言う)が肥後の人たちによって持ち込まれたから?でしょう。
「Hanafura」は「花札」の英語訛(なま)りでしょうね(笑)
ちなみにハワイの花札は「ハワイ花」とも呼ばれる独特のタイプで点数が書いてあるんだそうです。(ちなみに花闘(화투、ファトゥ)は、李氏朝鮮末期に朝鮮半島にニホンから伝えられた花札。藤の札が逆向き、短冊の文字がハングルなど異なり、ルールも独特)
日本には貴族で流行っていた「貝あわせ」などの遊びがありましたが、カードゲームが初めて上陸したのは16世紀の安土桃山時代。ザビエルが来て一気に庶民に広まったと言われています。「かるた(歌留多、骨牌)」の語源は、ポルトガル語でカードゲームを示す「carta」です。
時の為政者が奢侈を禁じカードゲーム禁止令を出すとデザインを変え・・・といういたちごっこのうちに「花札」の原型ができましたが、直接の誕生の契機になったのは田沼意次の禁止令であるといわれています。西洋カルタの48枚を基本にしていますが、禁止令を逃れるため数字及びスーツの記号がなく、図案は当時教育用に用いられていた和歌カルタを参考にしました。
ニホン発祥の花札が、ハワイで盛んなのは、一世の移民の人がつらい異国の地で花札に憩いを求めたそんな気持ちが今でも引き継がれているからではないでしょうか。
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(今日、花札はハワイと韓国で盛んである。ただし名前は「花札」でなくいくつか違う名前が使われており、ハワイでは「さくら」、「ひごばな」、「はなふら」で、韓国では「花闘」(HWATU)と呼ばれている。任天堂はテレビゲームに力を入れているが、数は減っているもののいまだに花札も製造している)
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「さくら」は、花札の3月の花「桜」でしょうが、数ある花(札)の中で花札の代名詞になったのは、やはり故郷の花が移民の人たちの念頭にあったからではないでしょうか。
「ひごはな」は「肥後花」と思いますが、当時地方に流行っていたローカル花札(地方札と言う)が肥後の人たちによって持ち込まれたから?でしょう。
「Hanafura」は「花札」の英語訛(なま)りでしょうね(笑)
ちなみにハワイの花札は「ハワイ花」とも呼ばれる独特のタイプで点数が書いてあるんだそうです。(ちなみに花闘(화투、ファトゥ)は、李氏朝鮮末期に朝鮮半島にニホンから伝えられた花札。藤の札が逆向き、短冊の文字がハングルなど異なり、ルールも独特)
日本には貴族で流行っていた「貝あわせ」などの遊びがありましたが、カードゲームが初めて上陸したのは16世紀の安土桃山時代。ザビエルが来て一気に庶民に広まったと言われています。「かるた(歌留多、骨牌)」の語源は、ポルトガル語でカードゲームを示す「carta」です。
時の為政者が奢侈を禁じカードゲーム禁止令を出すとデザインを変え・・・といういたちごっこのうちに「花札」の原型ができましたが、直接の誕生の契機になったのは田沼意次の禁止令であるといわれています。西洋カルタの48枚を基本にしていますが、禁止令を逃れるため数字及びスーツの記号がなく、図案は当時教育用に用いられていた和歌カルタを参考にしました。
ニホン発祥の花札が、ハワイで盛んなのは、一世の移民の人がつらい異国の地で花札に憩いを求めたそんな気持ちが今でも引き継がれているからではないでしょうか。
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ハワイに(韓国も)花札が根付いていたのですね。
日本のカードゲームの変遷もとても勉強になりました。
ありがとうございます。
それにしてもHanafuraの発音面白いですね。
いかにもって感じで。^^
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