萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雪―Rene Char「Feuillets d’ Hypnos 」

2022-12-21 22:21:00 | 文学閑話翻訳詩
無垢なるもの、
雪×ルネ・シャール


雪―Rene Char「Feuillets d’ Hypnos 」

Amis, la neige attend la neige pour un travail simple et pur,
a la limite de l’air et de la terre.
友たちよ、純粋な無垢な業に雪が雪を待っている、
空と大地の境界線で。
【引用詩文:Rene Char「Feuillets d’ Hypnos 」抜粋自訳】


雪の便り、この詩を思いだした×雪山に行きたいなあと。
ルネ・シャールは第二次世界大戦下、ナチス抵抗レジスタンス@フランスでも活動した詩人です。
タイトル「Feuillets d’ Hypnos 」は邦題「ヒュプノスの手帖」、 眠りの神= Hypnosはシャールのコードネームでした。
最近の丹沢山塊はツキノワグマ遭遇も増えているそうです、登山の方はお気をつけて。
【撮影地:奥日光2017.4.1】

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2 コメント

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Unknown (yuzu)
2022-12-21 22:53:26
ルネ・シャール、はじめましてです。フランス語なので英語以上に原文を音で楽しめない自分がザンネンね?なりながら。それ以上に訳文を日本語で味わわせていただいて。
毎冬友人が暮らす北海道へ訪れては吹雪舞う世界の冷たさや積もる雪の純白さのなかに自然への畏怖、美しさまで感じたりするなあって。
ふと自室でラム片手に訪れたのに。週中頃の狭まりかけた視界を広くしてくださって嬉しい夜になりました、ありがとうございます。お寒いので風邪ひかれぬよう?
yuzuさんへ (智)
2022-12-31 21:38:24
コメントありがとうございます、返信すっかり遅くすみません。
リアル師走で、やっと落ち着いたとこです。
自分もフランス語はあんまり分かっていません、笑
対訳読んでみて良いな―思ったので、辞書を買って自訳してみています。
楽しんでもらえたなら嬉しいです。
ホント寒いですが、どうぞ善い年をお迎えください。

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