ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

最近、音源買ってますか?

2010-04-09 11:28:12 | 日記
突然ですが、そういえば、久しくレンタル屋さんに行ってません。
かといって、購入している訳でもなく…。
お金はもっぱらライブのチケットと遠征費に消えてゆく日々…。

昔から、「この曲いいなぁ。」→「ライブ行きたいなぁ。」→「ライブよかったなぁ。」→「CD買おう。」
という思考回路の持ち主なので、音源入手までの経路が長かったりします。
ある意味ミュージシャン泣かせ…。
長年好きで聴き続けている場合は、即買いますが…。
曲のインパクトがよっぽどじゃない限り、ライブ観る前に音源に手を出すことは減りました。
だから「知らない人だから。聴いたことないから。ライブに行かない。」っていう感覚はないですね。
でも、世間はそういう人が多いのかな?

最近だと、ライブ観る前にCD買ったのは神聖かまってちゃん。
ネットで初めて聴いた時の衝撃は、半端なく凄かったです。
ロックの初期衝動を形にされ目の前に突然見せられた時、正直「やられた!」と思いました。
ちょっと悔しい…って感じです。
その、かまってちゃんのライブに10日15日と立て続けに行けることになり、かなりワクワクしてます。

ライブに関しては財布の紐が弛みっぱなしなのですが、音源に関しては固い。
でも、グッズに関しては弛いほうに限りなく近いので、少しは貢献できてるかしら。

ミュージシャン、アーティストの人気は音源の売り上げだけでは測れないですもんね。

ジャンルにもよるのですが、私は音楽の一番の魅力は、刹那にあると思っているので、音源重視ではなくライブ重視の流れにどんどん移行して欲しいと思ってます。
ライブでの売り上げが音源売り上げくらい、ミュージシャンの生活を支えるシステムになったらなぁ。
あ、でもハングリー精神なくなっても困るので、やっぱり今のままでいいです(笑)

10.4.6 the casablancas/ザ・ビートモーターズ/COOL JOKE/the swiss porno

2010-04-07 21:36:33 | 日記
行ってきました。
千葉LOOK。
ビートモーターズが観たくて。

開演に間に合わないかなぁと思って行ってみたら、開演5分前に着きました。
中に入ると…あら…15人位しかいない。
何となくみんな身内な感じ。
「あぁ、今日はこんな感じか」と、まったり気分。
下手側にある柱に寄りかかりながらライブをみることに。


オープニングアクトは、the casablancas
曲はよかった。
何しろ一生懸命だった。
余裕がなくても余裕な振りができると、いいかなと。
あまりに一生懸命なので、見守りながら観てた。
あっ、それが狙いか?(笑)

ビートモーターズ
ライブ観るのは、去年のサマソニ、CDJに引き続き、今回で3回目。
70'sぽい感じのロックンロールなのに、ちゃんと「今」を鳴らしてる。
元々、こういう音、曲が好きっていうのもあるけど、こうやって、ちゃんと今のバンドが「今」を聴かせてくれるのが嬉しい。
やっぱり、秋葉さんの歌はすごいわ。
説得力あるし、なにより声がでかい。
エレカシの宮本に喩えられるのも何となくわかる。
でも、持ってるエッセンスは違うけど。
彼らはカッコいいです。
って、バカっぽい言い方しかできないが、カッコいいんだからしょうがない。
あと、ドラムがすごくパワフルになってた。
彼に何があったんでしょう。
と思うほど良くなってたように感じました。
余談ですが、秋葉さん Q太郎さんTシャツ着てました。
ステージに上がった時は、思わず二度見しましたよ。
一部で噂のQ太郎さんTシャツ。
アラバキで現物見てよかったら買おうかなと思ってましたが…
まさかこんな所で初お目見えするとは(笑)
欲しくなっちゃいました。

COOL JOKE
こちらも、素敵なロックンロールを聴かせてくれました。
歌詞が、言葉が、まっすぐに伝わってきました。
ベースラインがカッコよくて釘付けだった。
気づくとベースのフレット部分を見てた気がする…
ブリティッシュの香りのするバンドで、古いタイプのロックンロールですが、これまた好きな感じでした。
ルーツはキンクスやらフーやらを彷彿とさせますが、新曲はCD発売せず、ネット配信のみという最先端なバンドです(笑)
この時点でもお客さん少なくて、50人いたかなぁ。
ボーカルさん、ステージから降りて、お客さんのフロアーで歌ったりしてた。
楽しかったな。
世田谷から最高のロックンロールを届けてくれました。


最後は房総半島の暴れ馬the swiss porno
真っ白なスーツに真っ赤なネクタイのボーカルさん。
やたら早口で可笑しかった。
途中、やっぱりお客さんのフロアーに来て伊達男振りを発揮。
一輪の花を口にくわえて、プロポーズするが如くファンの女の子に花を渡すと、その子とタンゴを踊ってました。
ドラムの人も今後の活動の告知をしながら、何故かベタなマジックを披露。
盛り上げ上手で楽しめました。
曲間のパフォーマンスはそんな感じですが、曲はストレートでまっすぐなロックンロールでした。


久々に、身内中心のライブハウスに行きましたよ。
最初は何となく落ち着かない居場所がない感じでしたが、ライブが終わる頃には、そんな気持ちはなくなってました。
楽しかったなぁ。

高校生の頃、毎週知らない新しいバンドを聴きに千葉LOOKに通った、あの時の気持ちが蘇ってきました。

あぁ~、何年たってもやってること変わらないわ。
もう、今さら変える気もないんですけど。
このまま、ずっと、いけるといい…。

映画「誘拐ラプソディー」

2010-04-05 21:44:10 | 日記
4/1に映画の前々夜祭で、榊監督から前売り券を買わせて頂いたので、本日、観に行きました。
春休み明けの平日の映画館。
いつものとおりの平穏な映画館に戻ってました。
おかげで、ゆったりじっくり映画の世界を堪能できました。

「人生38年全くツキなし。あるのは借金と前科だけ。そんな男が最後の一発逆転を賭けて金持ちの少年を誘拐。しかし、身代金5000万を手に入れ、完全犯罪成立寸前にとんでもない事実が発覚、一転、命を狙われ必死の逃亡が始まる…」


クライム・エンタテインメントという触れ込みですが、ダメ男と家出少年との男の友情・男の約束の映画。

後半にかけて、グッとくるシーンの連続でハンカチ忘れたことを悔やみました。

この映画、例の薬物事件等で問題になった俳優が出演していたこともあり、危うくお蔵入りとなるところだった。
が、彼の代役を榊監督が自ら務め、無事公開の運びとなった。

しかし、かなりのシーンを撮り直したんだな~。
監督、出まくってたもんな~。
さすが、役者だけあって迫力ありました。


映画の冒頭とラストの桜のシーン。
生命力に満ちあふれる満開の桜の大木。
美しいシーンでした。
この映画、あの事件さえなければ、お正月には公開されていたらしい。
でも、この桜のシーンを観る限り、今のこの桜の季節に公開できてよかったのではないでしょうか。


主役の高橋克典さんや、脇を固める個性豊かな俳優陣は、もちろんですが、特筆すべきは、彼をおいて他にはいない。

誘拐される伝助役の林遼威君。
ちなみに、るい君と読みます。
誘拐されたなんて、これっぽっちも思わず、逃避行も家出=反抗だと信じて疑わない、彼の無邪気な笑顔と笑い声。
涙のシーンの本当の切なさ。
素晴らしかった。


誘拐犯と誘拐される少年。共に過ごすうちに本当の父子のような絆で結ばれていく過程が時にコミカルに時に熱く描かれていました。

「約束は守るためにあるんだ」
男と男の友情。
男と男の約束。
自然に手をつないだ2人の後ろ姿にグッときました。

そして、忘れてはいけないのが映画の主題歌。
フラワーカンパニーズの♪元少年の歌♪が使われています。
通常、映画の主題歌は、その映画のために書き下ろすことが大半なのですが、今回は違います。
元々あったまだ発表前のフラカンのこの曲を監督が聴いて、ぜひとも使いたいと。
でも、映画を観たら、何故この曲が選ばれたか納得できました。
映画の伝えたいもの、感じてもらいたいものが、この♪元少年の歌♪とリンクしてました。


フラカンの♪元少年の歌♪
初回限定盤には、榊監督が自らメガホンをとったスピンオフと呼ぶに相応しいPVがついてます。
映画の本編の一年後の世界を描いています。
映画を観てから、このPVを観たら、また、なんともいえない感慨があります。


まだ、御覧になってないかたは、ぜひとも映画館に足をお運び下さいませ。


「何かを始めるには、ちょうどいい日だ」

10.4.1 公開前々夜祭!「誘拐ラプソディー」ナイト@Naked Loft②

2010-04-02 21:18:25 | 日記
第二部のアコースティックライブへ。

まずは、榊いずみさん(旧 橘いずみさん)
久々に彼女の歌を聴きました。
浪人してた頃、橘いずみさんがデビューしたてで、よく聴いていたのが♪君なら大丈夫だよ♪
当時の自分の状況が状況だけに、励まされたな。
尾崎豊も好きな私は、尾崎のプロデューサーだった須藤晃さんが、彼女をプロデュースしていると聞いてアルバム聴きました。
詞のインパクトにやられたなぁ。
♪失格♪バニラ♪も好きな曲。
あの頃FM-NACK5の斉藤千夏さんDJの番組で、彼女の歌がよく流れてた。
ふと思い出したが、やっぱり番組でよく流れていたのが栗原良次。
♪なくせないカギ♪って歌が好きだった。

今回、榊いずみさんの♪まんまる♪っていったかな?
この歌がすごくよかった。
お母さんになったいずみさんの歌。
優しくて大きくて。
相変わらず素敵な歌声でした。

最後にフラカンの♪深夜高速♪を、いずみさん、圭介さん、そして、るい君で。
これは貴重でしたねぇ。
また、るい君が歌も上手いんだ。
感心しきりです。
るい君が、フラカンの曲の中で、歌詞を見ずに空で歌える曲ということで、歌ってくれました。
そんなるい君。
お気に入りのフラカンソングは♪東京タワー♪
特に、「蝉丸 大慌て」のところが大好きらしい。
圭介さんが、嬉しそうに話してくれました。


そして、最後、フラカンのステージ。
♪元少年の歌♪40♪
vo.圭介 gut.竹安 リードタンバリン.ミスコニ サブタンバリン.グレートという編成。
ツインタンバリンなんてスパイダースみたいだと。
メインタンバリン=マチャアキ=ミスコニ
サブタンバリン=井上順=グレート
「顔は、あんたがマチャアキ」と圭介さんに言われる前さん(笑)

演奏は良かった。
良かったのですが…。
サブのはずの前さんのタンバリンが、ちょいちょい、絶妙なタイミングでリズムを刻むものだから、可笑しくて可笑しくて…(笑)
メンバーもお客さんも、圭介さんまで、歌の途中で笑っちゃってました。
完全にリードタンバリンと化してた(笑)


最後、大きな拍手と歓声に包まれ、イベント終了。
が、一番、盛り上がってたのは榊監督。
本当にイベントの始めから終わりまで、パワフルで、そして、嬉しそうでした。
終始和やかムードのイベント。
監督の人柄かな。

イベント終わりに映画の前売り券を買ったら榊監督がプレスにサインしてくれました。
握手もしてくれました。

4/3から「誘拐ラプソディー」公開です。
映画はもちろん、エンドロールで流れるフラワーカンパニーズの♪元少年の歌♪
もうすぐ、味わえますね。
楽しみです。

10.4.1 公開前々夜祭!「誘拐ラプソディー」ナイト@Naked Loft①

2010-04-02 21:08:53 | 日記
行って来ました。
「誘拐ラプソディー」の公開前々夜祭。
この映画、フラカンが主題歌をつとめるとあって、この日のイベントにもゲスト出演。
トークライブ&アコースティックライブを楽しめるということに。


場内に入り、何とかテーブル席に座れました。
続々とお客さんが入場し、立ち見でギッシリのNaked。
大盛況です。
プレスの方々も来てました。
開演を待つ間、場内には前日に発売されたばかりのフラカンの新譜が延々流れていました。
とりあえず、梅酒サワーを飲みながらイベント開始を待つことに。


始めに、榊英雄監督が登場。
挨拶のあと、会場中のみんなで映画の完成とヒット祈願の乾杯。
噂には聞いていたが、榊監督かなりの話好き。
そして、サービス精神溢れる方で、お客さんを楽しませることに長けてます。
この日はけっこう早い時間から、お祝い気分で飲んでいたらしく、お酒の勢いもあってか、楽しい話が止まりませんでした。
また、役者さんでもある方なので、眼力があり、アクションも役者っぽかった。
それが、また可笑しくて…。
笑いっぱなしでした。


「僕1人じゃ、もう間が持たないので…。」と言って助監督の山口さんが呼び込まれました。
間が持たないのではなくて、軌道修正してくれる人が欲しかったのだと思います(笑)
お二人で撮影の裏話。
制作担当の方が撮影中に車に轢かれたこと。
例のお〇おの薬の件で映画の完成が危ぶまれたこと。
撮影は超人気俳優ばかりのためキツキツのスケジュールだったが、撮影日は奇跡的に雨が降らず、着実に進行できたこと。
子役の林遼威君が、子役らしからぬ大物振りを醸し出していたこと。
いろんなお話が聞けました。
たくさんの方々の努力、苦労、そして何より情熱があって完成した映画。
4/3より公開です。
非常に楽しみです。


そして、この後フラカンメンバーが登場。
メンバーもリラックスしていて、ライブ中は、普段、アンコールで他のメンバーが飲んでてもあまり飲まない圭介さんも、焼酎のお湯割りかなにかを注文してました。
いつも、寡黙な竹安さん。
すでに飲んでたようですが、まだ、足りないようで。
「まだガソリンが足りない」「あと二杯位入れないと」「午前3時に一番元気な男」「竹安にお酒作って。濃い~やつ」などと、前さん&圭介さんに言われてました(笑)


♪元少年の歌♪のPVフルウ゛ァージョンの撮影にて。
各メンバー楽器を弾くシーンがあるのだが、ロケ地となった「がってん寿司」店舗に、ドラムセットを持ち込むのは面倒と、小西さんはスティックのみ持たされ、よって、エアドラム。
この際、箸でもいいんじゃないかとも言われてました。
まあ、チョップスティックとも言うし…(笑)
他のメンバーのシーンはカッコよく決まってるのに、どうも、小西さんだけ可笑しいと…。
立ったままエアドラムが可笑しいんじゃないかと、ボックス席に座って机や寿司ネタを叩いてみたり…。
結局、あれこれ取り混ぜたエアドラムシーンとなりました。
この後、会場でPVをみんなで観たのですが、小西さんのエアドラム姿が映る度に、場内、大爆笑。
今日の小西さん、おいしすぎる。
また、この場で何故かのANVILのラグランTシャツも、榊監督から、いじられてました。あ、余談ですが本家本元のANVILですが、今月来日公演があります。
また、監督から存在感のなさを誉められる(?)小西さん。
今度、ぜひ、漫画喫茶の常連客の役で出て欲しいとのオファーがありました。
本番前のツイートで「話は下手なので、最高のスマイルをしてきますぅ」と言ってましたが、何やかんやと、この日はある意味主役でした。


この後、スペシャルゲストとして、子役の林遼威君登場。
PVでもみせてくれている、がってん寿司音頭を踊ってくれました。
一生懸命な姿が微笑ましかったです。


榊監督、フラカンの下北251でのライブを観に来ていたらしく、その時初披露された♪ドッチボーズ大会(仮)♪が、お気に入りの様子。
「君づけだったのに、しばらく振りで会ったら呼び捨てになってた。何かおかしいだろう」という、圭介さんらしい歌。
上下関係は大事。
ということで、榊監督はフラカンのことを「フラカン先輩」と呼んでいました。
しかも、るい君にもそう呼ぶように指導していた。
言い付けをすぐに実行に移するい君。
空気も読める、るい君。
素晴らしい。

途中、15分の休憩を挟み、第二部のアコースティックライブへ。


②へ続く…