ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

2018.4.29 ARABAKI ROCK FEST.2018@エコキャンプみちのく

2018-05-22 21:30:05 | 日記
2018.4.29
ARABAKI ROCK FEST.2018@エコキャンプみちのく


思えば随分日にちが経ってしまったけど、やっとこさ筆を取りました。
記憶を遡る旅の始まり。
今年のアラバキ2日目のもようを振り返りましょう。

1日目の緩さとは打って変わって2日目は大忙し。
朝から夜までフル回転。
まずはアラバキの親善大使のステージから。

[堂島孝平プレゼンツ蔵王山麓みんなのやまびこ音楽隊]
たくさんのゲストを招いての心温まるステージ。
特に渡辺シュンスケ氏の鍵盤は絶品だった。
初めて生で聴いた田島貴男氏(オリジナル・ラヴ)の歌声に度肝を抜かれ。
久しぶりに観た上中丈弥氏の歌が青空に溶け込んでいくのを聴きながら、5/27のイナズマ戦隊野音に想いを馳せ。
YO-KINGの登場にいつぞやのアラバキでのキング&プリンスを思い返してみたり。
そんなあったかいステージが繰り広げられる中。
時間押してたみたいだけど、最後に♪デイドリーム・ビリーバー♪やってくれた。
ありがとう。
アラバキだものね。
朝早いけどキヨシローも来てたかな。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*

移動中にエレカシ♪四月の風♪のアカペラ指導?ゴスペル指導?を聴きながらお昼ごはん。
ジンジャービールにめちゃくちゃ合うなんかめっちゃ爽やかなエレカシだ。
みんな上手いぞ。
そしてカレーも旨い。


そしてアラバキといったら忘れちゃいけないのがこれ。
[みちのくプロレス]
めっちゃ盛り上がってた!
ARABAKI最多出場はみちのくプロレスだーーー!だそうです。
めっちゃ楽しかったー!

*☼*―――――*☼*―――

[GLIM SPANKY]
サウンドチェックから聴いたけど、出てくる音がカッコいいったらない。
ブルージーな歌声とギターソロ。
強靭なリフを刻むリズム隊。
70'sのかほりと今を生きる女の子の言葉が絡み合う。
素晴らしいステージだった。
スケールのデカいステージ。
入り切らないのは客だけではないな。もう花笠では役不足だろう。

01.愚か者たち
02.褒めろよ
03.エンドロール
04.The Flowers
05.All of Us
06.大人になったら
07.アイスタンドアローン

[iki orchestra]
お恥ずかしい話、このユニットのことなんにも知らなくて。
ただただ暑かったし、もう少しこちらのエリアにいる予定があったから、屋根のある花笠ステージで涼みながらまったりしてたら。。。
サウンドチェック始まってびっくり!
すごいメンバーのユニットだった!
Rei (vo,g), ちゃんMARI (key), 日向秀和(b), 中村達也(dr)
フライングVをかき鳴らすReiのカッコいいことこの上ない!
そして中村達也の自由奔放、何が飛び出すか分からないドラムにやられました。
古き良きハードロック&ブルースのかほりが充満する花笠ステージ。
いやぁ、観れてよかった。

[YO-KING Respect for 忌野清志郎]
♪聞いてる奴らがバカだから♪
アラバキの空に痛烈に痛快に響き渡る。
これぞ、キヨシローリスペクト。
今日のYO-KINGはこれにつきる。

[Soul Mates]
ここアラバキがデビューライブのユニット。
こちらのメンバー 超凄腕ベテラン揃い。
仲井戸麗市・梅津和時・早川岳晴
本来ならじっくり腰を落ち着けて最初から最後まで観たいステージ。
でも、今年はこのあとに大事なステージが控えている。
だからといってアラバキでCHABOに会わない訳にはいかない。
頭2曲だけ聴いて、この場をあとにする。
次のステージに向けて歩き出した私の後ろから、いぶし銀の3人の音がずーっと追いかけてきて、後ろ髪引かれつつ…彼に会いにきた。

[村越"HARRY"弘明 with THE STREET SLIDERS 35th ANNIVERSARY BAND]

Tokyo Junk
So Heavy
野良犬にさえなれない
風が強い日
Special Women
Back To Back
Boys Junp The Midnight

全部覚えてる!
しかも、あのころからは想像出来ないが客大合唱!
全部歌える!
みんなが待ってた感がホントに強くて。
そんな日に相応しい曲たちを選んでくれたね。
ありがとう、ハリー。
私の大好きな♪風が強い日♪のイントロが流れてきて、ちょっと泣きそうだった。
この曲のMV大好きなんだよね。
歌詞もメロディもアレンジもMVも全部が完璧な歌。
アラバキで聴けて嬉しかった。
バックを務めたスペシャルバンドも本家THE STREET SLIDERSに近づこうとキレッキレの演奏を披露。
いつにない緊張感の中にも嬉しそうな顔をした面々。
みんなスライダーズが大好きなんだね。
ハリーは相変わらずのしゃがれ声とキレッキレのテレキャスを聴かせてくれたね。
ただあのころと違ったのは、お客さんの声援にハニカミ笑顔でたくさん応えてくれたこと。
丸くなったね(笑)
けど、素敵だったな。


[怒髪天]
ハリー観て、あまりのカッコいい音にポーっと呆けてしまい、ずーっと後ろの方で観た怒髪天。
兄ぃは優しくて。
前だろうと後ろだろうと、暴れてようと静止してようと。
無理やり煽ったりは決してしなくて。
久しぶりの怒髪天。
楽しかった。
そして、新曲がすっごくよかった。
ロックで世界は変えられるんだよ。
ホントだよ。
それは強く伝わった。
だって、兄ぃは1番後ろの方にいた私にも手を振ってくれたしね。
↑自己満足から始めよう(笑)

1. 酒燃料爆進曲
2. オトナノススメ
3. セイノワ
4. 新曲
5. 新曲
6. 雪割桜
7. 歩き続ける限り

[エレファントカシマシ]
今年のアラバキの大トリはエレカシ。
デビュー30周年のスペシャルライブ。
ということで、たくさんのゲストを招いての特別なステージ。

そして、サポートギターは毎度おなじみミッキーことヒラマミキオ氏。
で、私的には嬉しかったのが、サポートで鍵盤を弾いてくれたのが奥野真哉氏であったこと。

見上げれば恐いくらいにキレイな満月。
そんな中、この曲からスタート。

1. RAINBOW
2. 奴隷天国
3. 星の砂
4. Easy Go
5. 風と共に
6. 桜の花、舞い上がる道を
7. 四月の風
8. 俺たちの明日
9. 風に吹かれて(with 菅原卓郎)
10. 今宵の月のように(with 田島貴男)
11. 誰かのささやき(with TOSHI-LOW)
12. 月夜の散歩(wiyh yui)
13. のら犬にさえなれない(with 村越”HARRY”弘明)
14. 君が僕を知ってる(with 仲井戸麗市)
15. 悲しみの果て(with 仲井戸麗市)
16. ガストロンジャー(with 山田将司)
アンコール
1. ファイティングマン(with 村越”HARRY”弘明)

とにかく記憶に留めたいシーンが満載の2時間だった。
「みんな、これはすごいことだよ。チャボとハリーが同じステージに!」って宮本氏。
私に言わせりゃ「これはすごいことだよ。チャボとハリーとエレカシが同じステージに!!」
夢を見ているようだった。
個人的な想い入れが強いこともあるが、ハリーとのセッションには鳥肌が立った。
♪のら犬にさえなれない♪を同じ日に2回聴けるなんてね。
しかも、宮本氏が歌うなんてね。
ありえない光景が目の前で起こっていた。
そして、最後の最後アンコールで再び登場したハリーの歌う♪ファイティングマン♪
ハリーのギターが鳴ったら、もうそれだけでスライダーズの曲みたいになったよね。
そしてハリーが言ってくれたね。
「♪ファイティングマン♪は日本のロックアンセムだ!」
こんなに嬉しくて誇らしいことってそうそうないよ。
ありがとう、ハリー。

エレカシwithハリーのステージ観ながら思いだしてたんだ。
あの夜のチキンジョージを。
ハリーのライブを2階からジッと見ていたメンバー。
それぞれにいろいろあった15年間。
あの夜と昨日のアラバキの夜が繋がった。
みんないい笑顔だった。
最高の夜だった。

この日のアラバキのMyタイムテーブルが否が応でもあのころを思い出させる並びで。
ハリー→怒髪天→エレカシ、ゲストのTOSHI-LOW、山田将司、再びハリー。
この並びに2003年が否が応でも思い出されて。
あの年のエレカシバトルシリーズ。
いわゆる対バンツアー。
怒髪天もBRAHMANもTHE BACK HORNもライブを観たのはあの時が初めてで。
バトルシリーズ最後の夜がハリーだったね。
あれから15年。
そんな彼らが同じステージに一緒に立っている。
どうしても感慨に耽ってしまう。

ハリーとエレカシ。
2003年のチキンジョージでの対バン。
宮本がバトルシリーズでの対バン相手全てに完敗したと言ったあの頃。
ハリーもまたスライダーズ解散後、初のソロアルバムを出した頃だったね。
どちらも自分らの可能性に賭けた夜だった。
あれから15年後の共演。
本当に善き夜だった。

なんかどうしてもライブ中に想い出が頭ん中に浮かんできちゃうんだよなぁ。
歳だね、歳。
仕方ないんだよ。
若いヤツらに勝てることって言ったら想い出の数くらいなもんだから。
ちょっとくらい自慢話させてよ(笑)

と、想い出に酔いしれていたら終了時間とっくにオーバーしていて。
すんごいヒヤヒヤしましたが、夜行バスになんとか間に合いました。
グダグダな総合司会のおかげでめっちゃスリルを味わった(笑)
まぁ、想定内だけどね。

アラバキ、ありがとう。
また来年もよろしく。

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