ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

11.8.28 ARABAKI ROCK FEST.11 Day2 @エコキャンプみちのくその1

2011-09-08 23:32:22 | 日記
行ってきました。
アラバキ2日目。
はりきって、前日より1時間早く6:00にシャトルバス乗り場へ。
それでも、人、多かったなぁ。
で、またもや補助席。
友達はなんと普段ガイドさんの座るガイド席!
朝からレアなものに立ち会えました(笑)
入場するなり、早々と陣地を取って、木漏れ日の下でひと休み。
なんとも心地よい1日のスタート。


《斎藤ジョニー&Shoertrings:鰰》
ちょっと前から気になっていて、ライブを観るのを楽しみにしていた。
ウッドベース、フィドル、マンドリンのバンドとともに、ギターを時にバンジョーに持ち換えて弾く斎藤ジョニー。
バスドラでリズムを刻みながら、清涼感のある歌声を聴かせてくれました。
ブルーグラスの編成から生み出されるサウンドとグルーウ゛が、朝から心地よかったなぁ。
やはり、バンジョーが入ると、カントリー風味が増して、楽しい。
最後に、バグルズの♪レディオスターの悲劇♪をカバーしてくれました。


《子供ばんど:陸奥》
今年のアラバキで一番楽しみにしていたステージが、ついにやってきた!
23年振りに蘇った子供ばんど。
マンモスTシャツ着て挑む。

新曲♪マンモスの唄♪がSEで流れる中、ドキドキしながらメンバーの登場を待っていると、何やら歓声が!
なんと、客席後方にあったジャングルジムの上に、Jickこと、うじきつよし氏登場!
しかも、夢にまで見たヘルメットアンプにミニギター姿!
こちらのテンションMAXです。
まだ、1曲も始まってないのに(笑)

ステージに戻ってきても、とにかく走る走る!登る登る!
YAMAHA-SGを抱えて、左右のスピーカーによじ登っては、飛び降りる。
めちゃくちゃはしゃいでました。

でも、やっぱりJickはギターを弾いてるのが一番似合う。
メンバーも全員気合い入りまくりで。
でも、本当に楽しそうで。
それが、こちらにもビンビン伝わってくる。
骨太サウンドのハードブギー&ロックンロール。
完全解凍した子供ばんど。
今度は、ガッツリとワンマンで観たい。
ライブで聴きたい曲が、まだまだ、山ほどあるんだから。

セトリ

SE:マンモスの唄
うさぎのダンス
ロックンロール トゥナイト
頑張れ子供ばんど
DREAMIN'(シーサイド・ドライブ)~HEART OF MADNESS~DREAMIN'(シーサイド・ドライブ)
マンモスの唄
Rock & Roll Will Never Die
東京ダイナマイト
サマータイム・ブルース


《仲井戸麗市「津軽のまほろばSESSION」:津軽》
これまた、豪華セッションの始まりです。
Vo.&Gu. 仲井戸麗市
Dr.村上"ポンタ"秀一
Ba.吉田建
という今年結成された3G。
(Gは、グレイトのG。決してじじぃのGではない!by.CHABO)
そして、この3Gに、ちょい若手のKey.伊東ミキオをプラスした今回限りの「まほろばセッションバンド」!!
まずは、このバンドだけでの演奏で4曲。
C.C.Rのカバーなんかも交えて。
ゆったりとしたなんとも70年代を彷彿とさせる雰囲気。
(私、70年代は産まれたてでしたが…(^^;)

と、ここからは、1人ずつゲストを迎えてのセッション。
それぞれが、CHABOさんの曲と、ゲストの持ち歌を1曲ずつ披露するというスタイル。

まずは、曽我部恵一氏。
声量たっぷりに歌う曽我部氏。
場を圧倒します。
曽我部「大好きな『THE仲井戸麗市BOOK』というアルバムから♪ONE NIGHT BLUES♪を…。」
会場がどよめきました。
素晴らしいセッションだった。
CHABOさん…とんでもないギターだった。
それに負けじと歌う曽我部さん。
熱いボーカルを聴かせてくれた。
CHABO「何年も前に諦めてた歌だったけど、おかげでまたやることができた。
サンキュー!曽我部!」

2人目のゲストは、寺岡呼人氏。
呼人さんらしく、♪ティーンエイジャー♪をカバー。
そして2曲目。。♪飲んだくれジョニーを探して♪
おそらく、この歌を初めて聴く人も多かったであろう客席。
このタイトルにある『飲んだくれジョニー』は、もちろん、古井戸orRCの曲。
そして、『ジョニー』とは、もちろんCHABOさん自身。
呼人さんが、RCに、CHABOさんに、憧れて、ミュージシャンになって。。。
そこからの軌跡&奇跡を歌った曲。
「♪そして月日は流れ、少年はジョニーと同じステージの上に立つことになった…♪」
じっと歌詞に聴き入っていた会場から、自然に沸き起こる拍手と歓声。
感動的だった。
「よかったね。呼人。」と、思う反面、、、
こんな歌を歌える呼人さんが羨ましくて。。。

3人目のゲスト。
CHABO「俺の大切な友達を紹介するぜ!土屋公平!」
まさに、ギタリスト対決。
麗蘭などで、気心の知れた2人。
息の合ったセッション。
蘭丸のギター…味がある。

再度、バンドのみの演奏に。
♪ふるさと♪は、みんなで大合唱。

CHABO「雨かと思ったんだけど…。
暑いな、しかし…。」
と、ストーンズのカバー♪Rain Fall Down♪

最後はゲストも全員呼び込んでのこの曲。
やっぱり、これをやらなきゃ終われない。
♪雨上がりの夜空に♪

90分間のライブ。
こんなセッションを聴かせてくれる。
だから、アラバキはやめられない。

セトリ

I'm Crying
男はつらいよ
Blues2011
Down On The Corner(C.C.R.カバー)

with.曽我部恵一
江ノ島
ONE NIGHT BLUES

with.寺岡呼人
ティーンエイジャー
飲んだくれジョニーを探して

with.土屋公平
Mr.Love Man
千の祈りより小さな羽ばたきひとつ

カモメ
ふるさと
C'mon C'mon
Rain Fall Down(Rolling Stonesカバー)
オーイッ!

en)全員で
雨上がりの夜空に


《小林太郎とYA$MAN:荒吐》
バンドが若返ってからのライブは初めて。
お客さんは盛り上がってました。。。
でも、正直、前のバンドの方が私は好きです。
おっさんバンドの安定感のある重たいグルーウ゛と、若い小林太郎の絶妙なバランスが好きだったんだと気づかされるライブでした。
ノリが全く違うから、曲も全く違うようになってた。
今は、若いバンドにありがちな、お互いの音が相殺し合ってる感じ。
魅せるところは魅せ、サポートに徹するところは徹する。
そんなバンドになってほしい。

セトリ

ピエロ記念日
リバース
I am 俺
安田さん
新曲


《BOWWOW:鰰》
中学生のころ、よく聴いていた。
でも、ライブを観るのは初めて。
裏では、エレカシ、怒髪天、アラバキブルース……
お客さんは、本当に少なかったけど、私にとってはBOWWOWが表。
これが、ラウドパークだったら形勢逆転といったところか…(^^;
そんな中でもデビュー35周年は、伊達じゃない。
世界の山本恭司のギターは、凄まじかった。
今でも、ずーっとギター少年のまんま。
キラキラしてた。
デビュー曲の♪HEART'S ON FIRE♪
♪サマータイム・ブルース♪も演ってくれた。
しかし…今年のアラバキ。
子供ばんどといい、BOWWOWといい。
こんなのライブで観せられた日にゃあ、ラウドネスやら、アースシェイカーやら、44マグナムやら、X-Rayやらまで、聴きたくなっちゃうじゃないか(^^;


《MANISH BOYS:津軽》
斉藤和義×中村達也のセッション。
津軽ステージにたどり着いた時には、もう、人でパンパン。
話題が話題を呼び…ちょっとステージ小さかったか。
でも、アンダーグラウンド発信だからいいのか。
とにかく、歌ってることは、歯に衣着せぬ言葉の嵐。
でも、ただよう和やかムード。

達也「この!問題児!」
ステージ上で互いをののしり合うせっちゃんと達也氏。

♪バカにすんなよ♪でも、原発、政府、東電を批判しまくり。

♪ずっと嘘だった♪を歌うせっちゃんに、絶妙な合いの手を入れる達也氏(笑)
せっちゃん「この国を~ 歩けば~ 原発が~ 54基~♪」
達也「え!? ホントに!?」
……ってな具合(笑)

ラストは、達也氏「えっ!? まだ、やるの~?」(笑)
なんて言って始まった♪SUMMER DAYS♪
キラキラしてて、今年の夏も、いい夏だったよ。

セトリ

猿の惑星
僕の踵はなかなか減らない
ずっと嘘だった
バカにすんなよ
オオカミ中年
SUMMER DAYS


さて、今年のアラバキ。
残すところ豪華セッションのみとなりました。
GTGGTR祭のもようは、また、のちほど。。。