ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

父の日制作

2010年05月24日 | パパって何?

先日、保育園のクラス掲示板に、
「父の日の制作をします」と書かれていた。

ひとり親家庭が多い昨今、保育園や小学校などでは
父の日や母の日の制作をしないところも増えている。

うちの保育園では当然のごとく父の日や母の日の制作があり、
それに加えて、近所のショッピングモールに掲示するために
母の日には母、父の日には父の似顔絵を描くらしい。

今年、年少さんになったぼっちゃんにとって、初の父の日制作。

日頃、父がいない生活があたりまえではあるけど、
改めて”父の日”とか”お父さんありがとう”とかっていう
非日常がやってくると、母としては非常に困惑する。

ぼっちゃん的にはまだ、そこまでいろいろと
考えているわけではないと思うんだけどね。

保育園ではどのように説明して絵をかかせるのか、
担任の先生とちょっと話をしてみたところ、

「ひとり親の子達は、兄弟とか祖父母の
絵を描いてる子が多いです。でも実際私達も
どう対応するのがいいのか悩むところなんです」

と言ってた。そして、
「年少さんだったらまだはっきり理解してないけど、
年中、年長の子に『お父さん(お母さん)の絵を描いて』
っていうと、固まってしまう子もいる」
んだそうな。

そして、お父さんを亡くした子で、
お父さんの遺影とお位牌、お線香を書いた子もいたそう。
そこまでして、父の日や母の日の制作をさせる意味って?
ま、母の日に似顔絵をもらえてうれしかったけどさ・・・。

私自身は、両親揃った家庭で育ったけど、
小学生の頃、友達でひとり親の子達が
父の日や母の日制作の時に見せた寂しそうな表情は
いまだに忘れられない。

突然、「お父さんの顔を描いて」って言われたら、
ぼっちゃんも固まってしまうかもしれない。

だから、どうするのが一番いいのか、何が正解なのか
わからないけど、私はぼっちゃんに事前情報として、

「今度、保育園でおとうさんの顔を描くんだって。
ぼっちゃんはおとうさんが一緒にいないけど
写真を見ておとうさんのお顔をかいてもいいし、
じいじのお顔でもいいし、ママのお顔でもいいよ」

と伝えた。心の準備があるとないとでは
全然違うだろうから。

それを伝えた時、ぼっちゃんは「へー、そうなんだ」
みたいな、特別何かを感じている風でもなかったけど、
成長とともに、やっぱり複雑な心境になると思う。

子供心に、それなりにいろいろと考えるだろうし、
傷つくかもしれない。

でも、そんなときに「ママでよかった」と
思ってもらえるようなママになりたいな。
なんか、支離滅裂・・・

















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