ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

扶養控除廃止!?

2009年10月22日 | 思ふこと
扶養控除廃止、住民税も検討へ 子ども手当に伴い(共同通信) - goo ニュース

民主党が最近、「扶養控除を平成10年で廃止する」
なんて言っちゃってるけど、もしそうなったら
非常に困った事態に陥るので、私としては大反対。

ひとり親家庭には、”児童扶養手当”っていう手当があり、
その額は、親の収入によって算定される。
もし扶養控除が廃止されたら、親の収入が上がるので、
児童扶養手当の額も大きく減らされてしまう。

また、収入が上がるってことは、当然税金も上がり、
税金の額によって算定されている保育料も上がってしまう。
市営住宅なんかも、収入によって家賃が算定されるので
家賃も上がってしまう。

民主党の今回の”子ども手当26000円 所得制限なしで支給”
って話しもふざけた話だけど、扶養控除の廃止もふざけた話。

その子ども手当をもらったところで、保育料が上がり、
税金が上がり、児童扶養手当が下がり・・・ってことで、
結局、お得感はあまりなく、むしろ損してる感じすらする。

高額所得者にとっては、たかだか扶養控除38万円くらい
はした金に過ぎないのかもしれないけど、
年収200万くらいで生活している低所得者にとっては
大きな痛手なんですよねぇ。

なんだか、政策全般的に、高額所得者にとって有利で、
低所得世帯のことなんて、な~んも考えてないように思える。
”格差のない社会にする”なんて言ってるけど、
そんなことしてたら、よっぽど格差広がっちゃうじゃん。

私なんて未婚の母だから、離婚や死別の母子家庭には
控除される27万円の”寡婦控除”っていう控除もない。
過去記事:未婚の母とその子に対する差別

だからただでさえ、いわゆる「フツー」の母子家庭よりも
税率が高く、それによって保育料が月1万円も上がり、
児童扶養手当の額も下がってるから困ってるのに・・・。

そのうえ扶養控除まで廃止されたら、税金も保育料も上がって、
児童扶養手当の額はドーンと下がるんだから、
それこそ生活できないわ。

生活保護の母子加算が復活するってことだけど、
昨日テレビに出てた生活保護世帯は、子どもが二人で
14万円くらいもらえるって言ってた。

私が毎日働いて、やっともらえる給料とさほど変わらない
っていうのがとってもびっくりしたし、なんか腑に落ちない。

それに母子加算25000円が入ったら、ヘタしたら
私の収入よりも高くなっちゃうじゃん。
働かずにそんなにもらえてて、それでも文句言っちゃうの?

病気で働けず、生活保護に頼るしかない人には
それはきちんと対応してあげないといけないんだけど、
働けるのに働かずに生活保護もらってる人も
たくさんいるっていうことも耳にする。

そんなんだったら、私も働かないで生活保護もらったほうが
よっぽど良い生活できるじゃん!!と、憤りを感じる。
ま、働かずにぐーたらな生活するなんて、私の性分には
全くあわないので働くんだけどね。

子ども手当とかなんとか言ってるけど、結局は
毎日働いて、低所得で頑張っている母子家庭のことなんて
何も考えてないように見える。

結局、政治家になってる人たちに、
下々の者達の生活なんて、全く関係ないんだろうね。

民主党さん、ちょっと期待してたのに、
結局あなた方も、自民党と変わらないんだねぇ。













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