広島県立美術館で、ブータン展が開催されています。
ブータン しあわせを生きるためのヒント
キャッチコピーがなかなか素敵です。
見るだけでしあわせになれるかも
このブータン展、日本・ブータン外交関係樹立30周年記念のイベントと位置付けられています。
ブータン王国は、大国インドと中国に挟まれたヒマラヤ山脈の南に位置する小国。
人口は、わずか75万人です。
2011年にワンチャク陛下とペマ王妃が来日・・・ちょっとしたブータンブームになりました。
GNH(国民総幸福量)を提唱する「幸せの国」と呼ばれています。
経済を拡大しGDP600億円をめざす我が国とは対極的な立ち位置にいます。
この展覧会では、ブータンの生活様式、愛されるブータン王室、ブータン仏教などを紹介していきます。
王妃や国王の衣装も特別展示されています。
音声ガイドは、女優の鶴田真由さんが務めています。
このエキシビジョンを見ていると、日本人としての懐かしき憧憬を蘇らせます。
シンプルライフ・・・
家族や地域を大切にし、溶け込む・・・
物事を複雑にしない・・・
粗衣粗食・・・
足るを知る・・・
日本人の持っていたシンプルなマインド・・・
もう引き返すことのできない世界のようにも思えますが、
一人ひとりが心の中で日々意識することにより、
まだまだ生き続けることのできる日本人の美徳、美学だと思います。
ブータン、行ってみたいなあ。