能率技師のメモ帳 中小企業診断士&社会保険労務士のワクワク広島ライフ

マネジメント理論を世のため人のために役立てるために・・・経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

カープ、0-4でスワローズを撃破!黒田投手、7回まで見事なピッチングでした!CSに向けて首の皮1枚!

2015年09月05日 | カープ大好き!

カープ、0-4でスワローズを撃破!黒田投手、7回まで見事なピッチングでした。

CSに向けて首の皮1枚!残っています。

9回表のカープの4点は、執念でもぎ取ったもの。

ここからは、各チームとも総力戦。

今日の勝ちは、明日の勝ちで一層引き立ちます!

黒田投手に勝ち星はつきませんでしたが、大瀬良投手が見事な「締め」を見せました。

大瀬良投手・・・3勝目なんですね。

とりあえず、よかったです!

がんばれ!カープ


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コカ・コーラZEROキャンペーン・日本でコーラ飲料を販売促進していくことの難しさ・渋谷パルコ前の喜劇

2015年09月05日 | マーケティング

週末の渋谷パルコ前・・・。

コカ・コーラZEROが新しくなる!キャンペーンを展開していました。

何と、目隠しをして、フツーのコカコーラと新コカコーラゼロを飲み比べようというもの。

これって、何十年前にありませんでしたっけ・・・。

ブラウンのシェーバーや競合のペプシコーラ・・・。

渋谷パルコに来店する若者たちも、ちょっとシラけ気味。

長い行列もできていません。

公園通りを歩く人たちに、目隠し用の赤・黒のグッズを配布、それで新旧コーラの味当てにチャレンジしてもらおうというもの。

でも、反応はイマイチ。

多くの若者は通り過ぎていきます・・・。

コカ・コーラと言えば、マーケティングの歴史。

最新のマーケティング手法をマーケットで展開する最先端企業。

それが、こんなクラシカルなプロモーションを行うとは、ちょっと意外でした。

(これって、ヘタウマ狙いで印象付けようとする作戦なんですかね?)

 

週末というのに・・・ちょっと寂しい空間です・・・。

そもそも、コカ・コーラというのは、日本市場でどれぐらい売れているんでしょうか?

今や日本コカコーラ社は、自動販売機の圧倒的シェアで缶コーヒー「ジョージア」や日本茶「綾鷹」を売る企業。

ベンディングマシーンでも本家コーラ飲料は隅っこの存在です。

ネットで調べてみると、炭酸系飲料で三ツ矢サイダーより少し売れているかな?という感じです。

 

予算消化のための、少し陳腐なキャンペーンだったように思います。

本当に、残念です。

 

この新旧コカコーラの味比べキャンペーン、こんな感じで決定されたのではないでしょうか?

 

米国アトランタ本社販促担当「最近、コーラの販売が伸びていないな。日本市場のポテンシャルを考えると、もっと売れるはず。策を出せ。」

日本本社宣伝部「今、日本は少子高齢化が進んでおり、若者が減少しています。このため、コーラよりも缶コーヒー、日本茶でのシェア獲得を目指しています。」

アトランタ「わが社は、コーラ会社だ。米国本社の指示に従ってほしい。新商品コカコーラゼロもリニューアルした。コーラに関する広告宣伝費も増額する。」

日本「Yes、Sir!すぐにコーラのプロモーション企画をまとめます。」

そして、

日本宣伝部は、外資系の広告代理店、イベント会社を呼び出し、コンペ。

日本宣伝部「どれも、ぱっとするイベント案がないな。これじゃアトランタが納得しないぞ。もっと案を出せ。」

 

外資系広告代理店M社、T社からのプレゼン・・・。

 

A案「西武ドームでゼロのサンプリング」

B案「渋谷PARCO前で新旧コーラの飲み比べ」

C案「新宿歌舞伎町でインパウンドのアジア観光客対象の試飲大会」


アトランタ本社「どれもパッとしない案だね。そうだ!わたしが、フィールドでエリアマーケティングをしていた頃、一度、ペプシ社にやられたことがある。比較広告と、街頭での飲み比べだ。そうだ、B案で行こう!」

そして、渋谷パルコ前でのキャンペーンへ・・・。

 

今の日本で、コカコーラを売っていこうとすれば、メインターゲットは中高生でしょう。

一つは、アメリカ的なテイストに振っていくこと、そして、もう一つは「懐かし系」に振り中高年、シニア層に訴求していくということでしょうか?

前者では、最近、普及してきたプロバスケットボールや大学アメリカンフットボール、野球のファンへの訴求、プロモーション。

後者では、復活しつつあるディスコ、クラブシーンへの浸透化、オールディーズファンに対する六本木や横浜赤レンガでの訴求でしょうか?DJオッシーさんの起用の方が、パルコ前のキャンペーンより効果大かもしれません。

また、クールJAPANとコカコーラも意外に結びつくかもしれません。

であれば、アキバやブクロでのプロモーションということも、アリだと思います。

 

それにしても、今回のコカコーラゼロのキャンペーン、裏方さんの苦労が分かるだけに、とても残念な光景でした。


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