能率技師のメモ帳

マネジメント理論を世のため人のために役立てるために・・・
中小企業診断士・特定社会保険労務士のソーシャル備忘録

組織はアタマから腐る イオングループの悲しきコンプライアンス違反 社員の人たちは・・・

2014年02月20日 | マネジメント

浅田真央選手の16位という想定外のニュースで悲しい思いをした後、もっと寂しいニュースが飛び込んできました。


日本の、いやアジアを代表する流通企業の幹部が証券取引等監視委員会から調査を受けている・・・。


6兆円企業の経営幹部が、

インサイダー取引・・・。


空いた口がふさがらないニュースでした。


調査を受けているのは、ドラッグ・ファーマシー事業最高経営責任者とグループ環境最高責任者の執行役・・・とのこと。

辞任うんぬんで済ませられない事件です。


エンロン事件、ワールドコム事件以降、あれだけコンプライアンスに対する関心が高まり、日本の企業でも過度ともいえる社内手続チェック、内部監査、社内規程などが厳重に構築されたにもかかわらず、上場企業に対して証券取引等監視委員会が動き始めた・・・。

今までのニッポンの会社の地道な努力をゼロベースに戻す大事件だと思います。

今回の事件は、当局の追及を待つしかありませんが、

事件の重大性は岡田会長などのトップの辞任にもつながる可能性もあると思います。

任命責任です。


さらに、株価も急落するのではないでしょうか?

海外の投資家はニッポン離れをおこし、今年の株主総会は大荒れになること必至です。

さらには、株主代表訴訟が提起され、巨額の賠償が請求される可能性もあります。


イオングループの現場では、お客さまに対し誠心誠意努力を続けている真面目な社員さんやパートさんが大多数。

現場でのお客さまに対するCS(顧客満足)向上のための活動、業務の地道な改善活動などは、客として訪れても手に取るように分かります。


その一方で、地位を利用して私腹をこやす。

時給何百円で努力するパートタイマーさんを横目に、豪邸に住み高級車に乗り銀座で飲む・・・そんな生活を送っておられるのでしょう。

一体どんな神経なのでしょうか?

一点の小さな穴から組織全体が崩れ落ちるという歴史を学んでいないのでしょうか?


組織はアタマから腐る・・・。


日本企業にありがちな「辞任」で全てが済まされる・・・。

そんな茶番が、また繰り返されているように思います。

悲しく情けない1日でした・・・。