一昨日は呼吸器疾患の連れ合いの往診の日でした。東京病院まで通えなくなり、地元のかかりつけ医の往診をお願いしています。
往診医から35日分の薬の処方箋を頂きました。地元の調剤薬局に頼んでも良いのですが、今まで通り東京病院の隣の調剤薬局で薬をもらうことにしました。
昨日は処方箋を持ってその薬局に行きました。薬が出来るまでの間に東京病院の桜を見に行きました。

園庭の桜です。花と緑と青空のコンストラストが素敵でした。
花は見頃で、今週末で終わりになるでしょう。
病院の裏手の「桜の園」も見ました。
東京病院は昔の清瀬の結核療養所が起源のようです。
先の戦争中は、傷痍軍人を治療し、再び戦地に赴かせるの任務でした。
往時の療養の棟が一つ残っていました。

碑文と往時の木造の建物です。
桜の園も戦中戦後の食糧不足の時は農場として食糧生産に使われていたそうです。
戦後の様子も碑文にありました。

集会所だった壽康館跡地の碑文です。
戦後は。患者会、労働組合の結成や活動の集会に使われたともありました。
桜の花と共に、戦中戦後の歴史の一端を垣間見ました。
再び、軍歌の同期の桜のように「ともに散る(戦死)ことが美徳」と思われるような時代に逆戻りさせてはいけないと思いました。
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