とみしゅう日記

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ローグギャラクシーを語るつもりが

2007年03月24日 | ゲーム
最初にお断りしておきますが。

テレビゲームに興味のないかたは、今回の記事は死ぬほどつまらないはずです。
その点、あらかじめご了承ください。
ゲーム仲間の「もとちさん」に楽しんでもらえれば、志の半分は達成されるかと。
さあ、4000文字強の魂の叫びを、お気楽に聞くがいいさ!

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『ローグ・ギャラクシー』のディレクターズカット版(以下RGD)が発売されたんですよ。

かれこれ1年半前になりますか、初代ローグが登場したのは。
『ダーククロニクル』や『ドラクエ VIII』を作ったレベルファイブが、満を持して送るRPG大作。
期待するなってほうが無理な話です。
どれくらい期待していたかってというと、
前述の「もとちさん」へのクリスマスプレゼントに、
この初代ローグを送ったほど。
「感動を分かち合おう!」という熱意が泣かせるね、我ながら。

実際、すばらしいと思わせるところは多々ありました。
読み込みをできるだけ減らそうとした努力。
美しすぎないグラフィック(=アニメ的なリアルさ)が生み出す、ゲームならではの動き。
やりこみ要素満載の戦闘システム。
PS2の完熟期だからこその最新技術は、確かに嘆息ものでした。

しかし、初代ローグは名作になり損ねました。
トータルで考えてみると、中の下です。

とにかく、シナリオがひどかった。
砂漠の惑星に住む少年・ジェスターが憧れて、飛び出した宇宙は、
しかし思いのほか狭く、魅力に乏しかった。
ヒロイン・キサラも、同様に魅力に欠けるキャラクター。
しかも“よくありがちな”出生の秘密は、意外性など皆無。
宮部みゆきさんがご自身のサイトで同様のことを指摘していましたが、
まさにこのゲームの評価を下げた「致命傷」でした。

あと、ダンジョンがむやみに広い。
敵との遭遇率が高いうえに、
回復ポイントの使用にも制限がある(一定時間経過しないと使用できない)。

某プリズンで、ボロボロになりながら
ショップ(回復アイテムが買える)にたどり着いたときには、
本気で泣きそうになりました。
まあ、それでも回復アイテムが買えるだけのお金がなかなか溜まらずに
(敵が強すぎて、アイテムの消耗が激しい)、
常に不安にさいなまれていたんですけどね。

あと、売りだったはずの武器合成がやりづらかった。
いや、合成自体はともかく、
組み合わせて作った武器の装備方法が不便だったんです。
戦闘中でもいちいちメインメニューを開いて、
数々あるアイテムの中から武器を選んで…という感じだったんですよ。
リアルタイムアクション風の戦闘だったので、
この手間の多さがなおさら煩雑に感じられました。

レベルファイブ主導によるRPGは、
たぶん初代ローグが初めてだったと思うんです。
だから、まあ今後に期待だな…という感じで、
途中でプレイを止めてしまいました。
ツインタワーなんざ、誰がクリアできるんだ!
という軽い怒りも感じつつ。

それから1年近くたってからの RGD 登場ですよ。
これには、ちょっと驚きました。
廉価版が登場するというならいざ知らず、
「ディレクターズカット」ですからね。

まあ、一度作ったゲームですから、
カット(編集)という作業にはならないと思うんですよね、実際。
各種ゲームバランスの調整とか、バグの修正とか、
そういう「マイナーチェンジ」主体なのかな…と思っていたんです。

ところが、買ってみてびっくり。
上記の不備がかなり改善されていたんです。
(さすがに、メインシナリオはいじってないようですが…)

まず、回復ポイントの時間制限が解除されました。
回復ポイントに行けば、
いつでも好きなときにセーブ&回復ができます。
これによって、レベル上げが簡単に行えます。

戦闘中の武器装備も簡単にできます。
個別のサブメニューが作られたので、その中から選択するだけでOK。

あと、各種スキルの威力も向上している気がします。
例えば、序盤の強敵であるミミックとの戦闘。
(宝箱に化けています)
メインウェポンへの属性追加は必須といえます。
逆に言うと、スキルを使わないと全滅は免れません。
(戦闘離脱はできないようなので)

武器合成も、だいぶ親切になりましたね。
合成履歴が見られるし、
「現在、手持ちの武器で合成が可能かどうか」も
一目で判るようになりました。

まだまだ序盤もいいところなので、今後さらに変更点が判明してくるはずです。
ともあれ、前作のストレス箇所が大幅に改善されていることは間違いなく、
理不尽さゆえの怒りを感じることはほぼありません。

…ただ。

メインシナリオの貧弱さを考えると、やっぱりお勧めではできませんね。
ジェスターが宇宙に旅立つまで、もう少し手間をかけたほうが良かったんじゃないかと。
砂漠の惑星出身ということですから、
砂漠のダンジョンを作ってみるとか、
その地下に何かが潜んでいるとか、
何かしら「溜め」を作ったほうがよかったと思いますよ。

その惑星がどこぞの管理下に置かれているという設定のようなので、
それを象徴するエピソードを増やすとかね。

で、海賊船に乗ったはいいけれど、すぐに不時着しちゃうんですよ。
宇宙に名をとどろかす海賊船なんですから、
一度くらいは「朝飯前だぜ」的な強さを
見せ付けてもいいんじゃないですかね。

あとは、なんといってもジェスター&キサラに隠された「秘密」。
先ほども書いたように、実にありがちな「秘密」なんです。
でもって、なんでそういうことになったのかという理由が、
非常にお粗末でして。

興味のあるかたは、宮部みゆきさんがお書きになった
「怒りの文章」をネットで探してみてください。
たぶん、“大極宮”のバックナンバーのどこかにあるんじゃないかと。

あと…これは、かなり個人的な嗜好になるんですが、
キサラのボイスを担当した某女優
(女優と呼べるレベルにはないと思うけれど)の演技が、
とにかくひどいです。

正直言って、話題づくりのために起用されたとしか思えません、某女優。

まあ、一般社会でアピールするためには、
そういう「ゲームからほど遠い」有名人を起用するというのも、
ひとつの手段なのかもしれませんよ。
(宮崎アニメも似たようなことをやっているし)。

ただ、その結果としてのクオリティーが著しく落ちていることは、
オッケーになるんですかね?
というか、オッケーにしていいんですかね?

以前、某有名スパイ映画がゲーム化されたときに、
同じように当時の人気若手女優
(こちらも、女優と呼べるクラスの演技力はないと思う)が、
声の出演をしたわけですよ。
しかも、声だけではなく、
実像がモデリングされてゲーム中にも登場するんです!

…この声の演技が、あんまりにもほどがあるくらいひどかったんです。

なんか、逆に気の毒になるくらいに。
「こんな演技しかできないのに、
女優などと呼ばれてしまって、かわいそうに…」と。

見た目重視のテレビ業界だったら、
稚拙な演技でも女優として扱ってもらえるのかもしれません。
でも、声の演技というのは、見た目なんざ関係ありませんからね。
しかも、ユーザーは決して安くはないお金を払って買っているわけですよ。

タダ感覚で見ているテレビでなら許せても、
楽しみにして買ったゲームで、
「学芸会的お芝居」を声で聞かせられた日には、
そのメーカーに対する信頼もガタ落ちというものです。

ちなみに、主役のジェスターの声は、玉木宏が担当しています。
こちらは、思いのほかよかったです。
ぎこちないところは多々あるけれども、
演技勘を持っている人なんだろうなぁとは思います。
それよりなにより、あの声がすばらしい!
同性であっても、惚れ惚れしますね。
ちゃんとトレーニングをすれば、
声優としての活躍も相当期待できるんじゃないでしょうか。

脇役には、さすがにプロの声優さんを使っているので、
基本的には安心して聞いていられます。

だからこそ、登場場面の多いキサラの「某女優」のお粗末さに、
腹が立って仕方がないです。

客観的に見ても、この「某女優」、
デビュー作を除いてはテレビドラマ&映画で
実績残していないと思うんですよ。
CMで稼ぐタイプの「モデル女優」ですね。

いや、まあ、そういう人はいてもいいと思うんですよ。
結局、そういう人材をメーカー&CM業界が求めているわけですからね。
ただ、演技力がないことくらいは自覚して、
見た目が通用しない世界には来ないでくれ、と。
もし、そういう世界に足を踏み入れるつもりであれば、
(しかも主役クラスの声を担当するのであれば)
せめて水樹奈々[※] クラスの力をつけてから来てくれ、と。

[※]
最近、とんでもないペースで人気ゲームの CV
(キャラクターボイス)を担当している声優さん。
声の演技も達者だし、歌も相当うまい。

すっかり声優話でエキサイトしてしまいましたが、
だからといって声優業界に精通しているわけではありません。
知ってる声優さんも少ないし…
キチソンくんの影響で、
横山智佐という名前は生涯忘れないでしょうけどね。


ともあれ、初代ローグに絶望されたかたで、
それでも何かしらの期待を捨て切れなかったかたには、
RGD はお勧めできます。

できれば、棒女優…じゃなくて某女優の代わりに上野樹里を起用して、
「ジェスターしぇんぱ~い」と呼びかけるキサラは、
ちょっとだけ見てみたい。
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