静かな生活  微睡の 私記

 
さりげなく 簡素に生きたい。傍らに コーヒーがあって
とっておきの本たちがあれば それだけでいい
 

小雨の日には本に休む

2007-02-23 17:40:27 | 日記・エッセイ・コラム

 小雨もいいな、とつくづく思う。 牛乳、お豆腐、ヨーグルトなどなど、必要な食料を愛車『R2』で、午前中に買いだしたので、午後は、心を緩やかにして、大好きな本に遊びます。いつものパターンとはいえ、やはり安全運転のあとの満足感は何にも代え難い。

 さて、今日の読書は、辻 邦生著「永遠の書架にたちて」。辻氏は“書くことの快楽”という節で、“トーマス・マン ”について若かりしころから続く思いのたけを綿々と綴ります。釣られて読み手もずんずんマンの世界に、その快楽こそ読書の愉悦、とばかりに のめり込んで行きます。間もなく、そこは凡人の己、 パラパラと本をめくって、前に挟んだ枝折りを見つけちゃった。デジカメの【イギリスパン】の画像プリントです。それは去年、とてもふっくら上手く焼けたっけと、記念にぱちりの! こうして中途コーヒータイムは生まれました。しめしめ、先ほど仕入れたばかりのUCC キリマンジェロ。 ついに読書タイムは珈琲ブレイクに代わったまま、無難に一日は終わろうとしています。これでいいのでしょうか、こんな、生活に役立つわけでもない暮らしぶりが・・・。


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