四季折々

~感じるままに~

おやっくさん(明光寺薬師如来)ご開帳

2017-05-13 17:12:51 | 神社仏閣・史跡等探訪

明光寺薬師堂の木造薬師如来坐像のご開帳法要が行われました。
3年連続でお参りさせていただきました。
室町時代中期作の木造薬師如来坐像(県重文)です。地元では「おやっくさん」と呼ばれ親しまれているようです。


安佐北区深川4丁目です。芸備線中深川駅から徒歩5分の位置にあります。
大きい屋根が明光寺の本堂で、左奥が薬師堂です。前の川は三篠川です。


年に一度の(5月の第2土曜日)ご開帳法要が行われています。たくさんの人出でした。


像高270㎝、坐像としては広島市内では最も大きな仏像だそうです。


側面から拝観すると多少前倒れ気味でした。これは室町時代以降の傾向だそうです。
平成5年に解体修理が行われ、その際、頭部から墨書が発見されたそうです。
それにより享禄3年(1530)の作と判明したのだそうです。
過去何回も修理はなされているようですが、500年余も、よくぞ守られてきたものです。


11:00から法要が始まりました。明光寺住職(左)は第14世だそうです。

薬師如来は、仏教が日本に伝えられた最も初期から信仰されている仏様だそうです。
病気を平癒し、身心の健康を守ってくださる現世利益の仏様として、日本中に信仰が広まったそうです。
今日から1年、家族ともども健康で過ごせるようお祈りしました。
また来年も元気でお参りしたいものです。

コメント
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