にゃんこな日々

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【落語】「京の噺家 桂米二でございます」繁昌亭

2012年02月07日 | 落語会
「京の噺家 桂米二でございます」繁昌亭(2012.2.6)
-本日の演目-
桂二乗さん 『癪の合薬』
桂米二さん 『酒の粕』『饅頭こわい』
   仲入
桂ざこばさん『厩火事』
桂米二さん 『不動坊』

開演が18時半。定時18時終わりの身にはつらすぎる。でもこの会はぜひとも行きたかったんですよねぇ・・・ということで早退。でも早退しないでもなんとかギリギリ間に合ったかも・・・という余裕すぎる時間に到着しました。
初めての繁昌亭二階席。見台の上がしっかり見れたのがなんかうれしかった。ただ人が歩くと振動を感じて、大丈夫かここ?という不安にかられる。しばらくすると慣れましたけどね。ま、安っぽい二階と言えなくもない(爆)。

まずは二乗さん。二乗さんの落語はこれで・・・三回目かな?
マクラは去年のトリイホールの「二の会」と同じでしたが、前回聞いたのより面白かった。こなれてきてるんでしょうか?
『癪の合薬』というのは、今回初めて聞いたんですが、面白い!でもお侍さんなのにつるっぱげって・・・。

米二さんが三席もするというお得感からぜひとも行きたかったんですが、まずは短い『酒の粕』。でもマクラの六代目松鶴師匠の話がおもしろすぎました。続いては『饅頭こわい』。このお噺聞くのは二回目。米二さんのこの噺で、おやっさんがする怖い話の最後のやぐら炬燵のところで、煙管をふかしながらのおやっさんの「ふふん」って感じの表情が大好きだ。私が米二さんのどこが好きなのかが今回ではっきりした。あのツンデレ感が好きなんだ(笑)。

仲入後は、ざこばさん。今回で2回目。以前動楽亭で『お玉牛』を聞いたんですが、ざこばさんの落語・・・ふーん、こんな感じなんだぁ・・・って感想だったんですよね。テレビで同じみのあのしゃべりそのままだったんで、正直また聞きたいという気持ちにはならなかった。ところが・・・今回最高でした。『厩火事』という好きな演目だったこともあるかもしれませんが、面白かった。前回はあまり気持ち入ってなかったのかもしれませんね。今回が本領発揮なのかも。

そしてトリは米二さんで『不動坊』。これも初めて聞くお噺だったんですが、好きだあ!風呂屋の場面もいいし、アルコールにあんころって・・・ただサゲの「幽霊稼ぎ人」は上演前にいつもの「米二流落語用語の基礎知識」を読んでたからわかったけど、普通じゃわかんないでしょうねぇ。わかりにくくなってるサゲの落語っていっぱいあるのかもしれませんね。
毎回「米二流落語用語の基礎知識」を用意してくれる米二さんに感謝です。でも自分の演目だけなのよね(笑)。ま、そこが米二さんなのかも・・・と思う。


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2 Comments

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すばらしきかな夜席 (いかなご次郎)
2012-02-08 21:20:11
夜席はネタ出しされているからこれ、というのを聞きにいけるし、落語家さん自身が主催している席が多いので特に気合が入っていたりしますね。
それにしてもこの落語会、三席という独演会なみの高座でしかもゲストがざこばさんとはなんとも豪華な落語会ですね。
おまけに抽選会までつくというサービス精神がすごいを通り越してちょっと可笑しいです。
2階席ということは満席でしたか?
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たっぷり! (とめ)
2012-02-08 22:13:34
残念ながら満席ではなかったですね。
三席というのは本当にうれしいですよ。本当にたっぷりですからね。
そうそうおまけに抽選会(笑)。確かにサービス精神旺盛ですね。
次は一門会。楽しみです。
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